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2022年3月の記事一覧

3月22日(火)の給食

 

3月22日(火)

赤飯 牛乳 えびフライ ほうれん草のおひたし とうふとわかめのみそ汁 チョコレートケーキ

 1年間みなさんが健康に過ごせたことと、明日卒業する6年生へのお祝いの気もちを込めて「赤飯」にしました。赤飯は、日本でとても古くからお祝いのときに食べられてきた特別な料理です。昔から「赤い色」には悪いことを追い払う力があると信じられ、赤米という赤い米を蒸して神様にお供えする風習がありました。赤米は江戸時代まで作られていましたが、赤米よりもおいしい白い米がたくさん作られるようになり、だんだん姿を消していきました。しかし、赤い色のご飯をお祝いに食べる習慣が残ったため、白い米に「ささげ」や「小豆」などで赤い色をつける、現在のような赤飯が作られるようになりました。

 今日のデザートは、チョコレートケーキ。明日卒業する6年生は、どんなお祝いをするのでしょうか。小学校で大きく成長した6年生、中学校でも健やかな体づくりにかかせいない食事に気をつけて、たくましくなっていくことを期待しています。

3月14日(月)から18日(金)までの給食

 

3月14日(月)

スクールメロンパン 牛乳 チーズオンハンバーグ こふきいも ファイバースープ

 給食では週に1回程度パンが登場します。パンは小麦粉やライ麦粉に水、酵母、塩などを混ぜ、発酵させてふくらませて焼いたものです。日本へは1543年種子島に鉄砲とともにポルトガルから伝わったと言われています。日本語で「パン」と呼ばれるようになったのはポルトガル語が由来になっています。給食では黒砂糖が使われているもの、バターがたっぷり使われているもの、また米粉で作られているものなどがあります。形も丸いものやねじってあるものもあります。

 

 

3月15日(火)

コーンみそラーメン 牛乳 春巻き 春雨サラダ

 春雨の発祥の地は中国です。1000年以上前から作られていると言われています。中国では「フェンス―(粉の糸)」と呼ばれ、緑色の豆の緑豆のでんぷんから作られています。日本には鎌倉時代に伝わり、当時は豆からできた麺なので「豆麺」と呼ばれていました。日本で一般的に食べられるようになったのは昭和40年代からで、半透明で細く長くのばされた様子がしとしと降る春の雨の線に似ていることから「春雨」と呼ばれるようになりました。

 

 

 

3月16日(水)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 鯵のすだち醤油焼き 肉じゃが 春のみそ汁 アーモンド

 今日のあじは、すだちの果汁と醤油で漬け込んで焼きました。そこで今日は、「すだち」のお話です。「すだち」はみかんの仲間の徳島県原産の植物で、「ゆず」や「かぼす」と同じように、果肉そのものを生で食べるというよりは、果汁や皮を薬味や風味づけに使う果物です。名前の由来は、みかん類は別名「橘」と呼ばれていて、果汁を酢のように使っていたり、酸っぱい橘ということで「酢橘」といわれ、「すだち」と名付けられました。まもなく6年生は卒業ですね。すだちを食べて小学校を元気に巣立っていってください。また、今日の春のみそ汁には、春が旬のかぶとにらが入っています。 

 

3月17日(木)

キムチチャーハン 牛乳 かに玉 ワンタンスープ デコポン

 「デコポン」は、「清美オレンジ」と「ポンカン」をかけ合わせて作られた果物です。へたの部分に、こぶのような出っ張りがある特徴的な形をしていることと、ポンカンからできた果物であることから、デコポンという名前がつきました。甘みがとても強く、酸味は少ないのが特徴です。旬の時期は、2月~4月頃で、ちょうど今がおいしい時期です。丈夫な皮膚や骨を作るために必要なビタミンCがたくさん含まれています。

 

 

 

3月18日(金)

カレーライス 牛乳 ヒレカツ フルーツポンチ チーズ

 カレーの味の決め手である「カレー粉」についてお話します。カレー粉は、ターメリック、クミン、コリアンダー、カルダモン、チリーペッパーなど、さまざまなスパイスやハーブを混ぜ合わせ、焙煎、熟成を経てできるミックススパイスのことをいいます。スパイスやハーブは、全部が辛いわけではなく、香り、辛味、色、苦味、うま味などいろいろな特徴をもっています。日本で市販されているカレー粉には、20~30種類のスパイスやハーブが使われています。ですから、カレー粉を作っているメーカーによって味や香り、辛味に違いがあります。給食では、カレールウをカレー粉・小麦粉・油・バターをじっくり炒め、手作りをしています。調理員さんの愛情のスパイスが加わることで、同じ材料を使っていますが、学校によって味に違いが出ます。

 

 

3月7日(月)から11日(金)までの給食

 

3月7日(月)

ごはん 牛乳 みそカツ ボイルキャベツ けんちん汁

 みそカツは、愛知県の郷土料理です。戦後、名古屋の屋台で串カツを食べていたお客さんがどて鍋(赤みそで煮込んだ料理)に浸して食べたところ美味しかったことが始まりと言われています。愛知県では、とんかつに赤みそと砂糖とだしを加えて作る「みそだれ」をかけて食べます。給食のみそカツは、豚肉に衣とパン粉をつけて揚げ、赤みそ、砂糖、みりん、しょうゆを鍋で煮たてた特製のみそたれをかけました。

 

 

 

3月8日(火)

ごはん 牛乳 焼き餃子 野菜炒め スンドュブ バニラアイス

 スンドゥブの正式名は「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは「柔らかい豆腐」のことでチゲは「鍋」という意味で、豆腐を使った鍋料理のことを言います。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜をコチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べることもあります。体が温まる料理です。豆腐には、体を作ってくれるたんぱく質や骨を丈夫にするカルシウムが入っています。肉や野菜もたくさん入っていて栄養満点です。

 

 

3月9日(水)

シーフードピラフのパプリカソースかけ 牛乳 ほうれんそうサラダ みかんゼリー

 シーフードとは、海でとれる食べ物のことで、魚類や貝類、えび、かに、たこ、いかなどの魚介類です。日本は、四方を海に囲まれた海の幸の豊かな国です。海の資源を生かした食生活は、日本人の体質にぴったりです。シーフードは、肉、卵などの食品に比べて、脂肪が少ないのが特徴です。今日の給食のシーフードピラフのパプリカソースかけは、いか、えび、玉ねぎ、にんじん、ピーマンの入ったピラフに、牛乳をたくさん使ったパフリカソースをかけて食べる料理です。彩りもよく、栄養たっぷりで、みんなにも人気です。

  

 

3月10日(水)

ココア揚げパン 牛乳 ポークビーンズ わかめサラダ

 わかめは、四方を海で囲まれた日本だからこそ、食すことのできる食品です。北は、北海道から南は九州まで分布しています。外海の岩に初冬から初夏にかけて、成長し、収穫されます。岩手県の「三陸わかめ」と徳島県の「鳴門わかめ」が有名です。わかめは、海の中では、茶色っぽい色をしています。お湯でゆでることにより、鮮やかな緑色に変わります。栄養たっぷりの海で育つため、ミネラルが豊富に含まれています。ほかにも、体の免疫を高め、病気の予防に効果のあるビタミンも豊富です。今日は、わかめとコーン、サラダこんにゃくとあえてサラダにしました。

 

3月11日(金)

ごはん 牛乳 鰆の塩麹焼き 五目きんぴら 相性汁

 五目きんぴらは、ごぼう、にんじん、れんこん、たけのこ、さつま揚げを油で炒め、砂糖、しょうゆ、酒などで味付けし煮て、仕上げに唐辛子で辛味をつけ、作りました。きんぴらの名は、ピリッとした辛味を江戸時代に流行った金平浄瑠璃の主人公の金平の名前から付けられたと言われています。今日の給食のきんぴらは、ごぼうやれんこんなどの食材を使っています。五目という名は、五種類の食品を使った料理ということではなく、たくさんのとか、数種のという意味で使われています。かみごたえのある五目きんぴらを食べて、歯やあごを丈夫にしましょう。

2月28日(月)から3月4日(金)までの給食

2月28日(月)

挽肉ともやしのあんかけ丼 牛乳 チンゲン菜と浅蜊のスープ ハニーピーナッツ

 チンゲンサイは、だいこんと同じアブラナ科の植物です。中国から伝わった野菜で、日本では30年ほど前から本格的に栽培されるようになりました。チンゲンサイの「チンゲン」は「茎が緑色」、サイは「野菜」という意味です。シャキシャキした歯ごたえがあり、色もきれいでくせがなく、炒め物、煮物、汁物などいろいろな料理に使われます。カロテンやビタミンC、ビタミンEが多いので、風邪などの病気になるのを防いだり、かかったときに早く治るように働いてくれます。今日のスープには、たくさんのチンゲン菜が入っています。

 

 

3月1日(火)

五目うどん 牛乳 キャラメルポテト

キャラメルは、砂糖、バター、生クリーム、牛乳、水あめなどを煮詰めて作るあめのことです。ポルトガルの「カラメル」が語源で、これが後に英語の「キャラメル(caramel)」になったといわれています。日本へは、16世紀にポルトガル人によって伝えられました。今日の給食のキャラメルポテトは、さつまいもを棒状に切ったものを揚げて、給食室特製のキャラメルと、香りが良いアーモンドをまぶしてあります。揚げてカリッとしたお芋にキャラメルがなじんでいます。

 

 

 

3月2日(水)

ごはん 牛乳 にしんの照り焼き 菜花のおかか和え 鶏肉と大根のうま煮

 にしんという魚は、あまりなじみがないかもしれませんが、にしんの卵、数の子は、よく知られています。にしんは、海に住む体長30㎝から35㎝くらいの回遊魚で、日本の近くの海にも生息しています。春に産卵のために戻ってくる代表的なエリアが北海道で、3月下旬から6月下旬ごろです。この時期のにしんは、卵や白子を抱えて、おいしさが増しています。今日は、旬のにしんを照り焼きにしました。

 

3月3日(木)

ちらし寿司 牛乳 とりのからあげ すまし汁
 ストロベリーケーキ

 3月3日は、ひな祭りです。もともとは、災いなどを払うために、人形を海や川に流す行事として行われていました。現在では、女の子の健やかな成長を願う行事となりました。「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形に桜や桃の花、ひなあられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しむ節句祭りのひとつです。ひな人形を飾る行事が日本各地で開催されています。鴻巣市では、ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇が全国的にも有名になりました。今日の給食は、ちらし寿司とすまし汁、デザートでひな祭りの献立です。

 

3月4日(金)

ツイストパン 牛乳 キャベツのペペロンチーノ いかナゲット フラワーサラダ

 今日のペペロンチーノには、春に備えてビタミンCを蓄えた春キャベツが入っています。春キャベツは、冬でも暖かい地域で栽培され、3月から5月に収穫します。葉の巻きがゆるく、黄緑色をしています。柔らかい食感でみずみずしくサラダなどにも向いています。キャベツにはビタミンC、カルシウム、食物繊維が多く入っています。今日の給食では、にんにく、とうがらしをオリーブオイルで炒め、ベーコン、玉ねぎ、にんじん、マシュルーム、キャベツを入れてペペロンチーノにしました。