2021年5月の記事一覧
5月24日(月)から28日(金)までの給食
5月24日(月)
カレーライス 牛乳 フルーツポンチ チーズ
チーズの誕生は、古代アラビアの民話で伝えられています。「砂漠の旅人が羊の胃袋で作った水筒に乳を入れ、ラクダに背にくくりつけて旅に出ました。1日の旅を終えて乳を飲もうとしたところ、水っぽい液体と白い固まりになっていました。」という話があります。このような偶然の出来事がチーズの誕生とされています。チーズは牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。同じ量のチーズと牛乳を比べた場合、チーズのカルシウムは牛乳の約6倍、たんぱく質は約7倍もあります。チーズは少しの量でたくさんの栄養を取ることができます。
5月25日(火)
しょうゆラーメン 牛乳 キャラメルポテト ミニトマト
ミニトマトの原産地はトマトと同じ南米・アンデス地方です。はじめは飛行機の機内食用に栽培されていたようです。その後、1980年代になると、その見た目のかわいらしさから人気を集め、一般よりも普及するようになりました。ミニトマトは小さいですが、トマトよりも栄養がぎゅっとつまっています。ミニトマトの赤い色は、「リコピン」という色素です。リコピンには抗酸化作用という老化を遅らせる作用があります。さらにビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしれくれたり、病気を防いでくれたりします。
5月26日(水)
大山おこわ 牛乳 あじの南蛮漬け ちゃんこ汁 冷凍みかん
「大山おこわ」とは鳥取県大山町の郷土料理です。大山山麓でとれる四季折々の山菜など食材を使用したしょうゆ味のおこわです。昔、戦場へ行く兵が勝利を祈願して山鳥や山菜をいれたごはんを炊き出したのが始まりです。今日の大山おこわには、うるち米ともち米を使い、具には、山菜、鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけを使用しています。
5月27日(木)
ひき肉ともやしのあんかけ丼 牛乳 チンゲン菜のスープ ハニーピーナッツ
もやしは、豆類を発芽させた食べ物をさします。もととなる豆は、5㎜ほどの緑色の豆である「緑豆」が一般的で、そのほかにブラックマッペや大豆などがあります。もやしはあまり栄養がないと思われがちですが、実はさまざまな栄養が含まれています。特に多いのは、風邪の予防効果があるビタミンCやお腹の掃除をしてくれる食物繊維です。
5月28日(金)
ツイストパン 牛乳 スパゲッティボンゴレ チキンナゲット こんにゃく入り海藻サラダ
ボンゴレは、イタリア語であさりやハマグリなどの二枚貝のことです。イタリア料理屋さんに行くと、「ボンゴレ・ロッソ」や「ボンゴレ・ビアンコ」というメニューを目にすることがありますが
「ロッソ」はイタリア語で色の「赤」、「ビアンコ」は「白」のことです。このことから、「ボンゴレ・ロッソ」は、二枚貝とトマトが入っている赤いパスタ、「ボンゴレ・ビアンコ」は、二枚貝と白ワインや生クリームなどが入っていて、トマトが入っていない白いパスタのことです。
4月17日(月)から21日(金)までの給食
5月17日(月)
深川飯 牛乳 だし巻たまご 豚汁 河内晩柑
「深川」とは、東京の地名の一つです。深川は昔は今より海の近くにあり、「あさり」がたくさんとれました。みそ汁に入れたり、つくだ煮にしたりしていましたが、そのうちごはんと一緒に料理して食べるようになりました。それが深川めしの始まりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝です。春になると実が大きくなり、おいしくなります。この時期、潮干狩りでたくさんとることができます。
5月18日(火)
山菜うどん 牛乳 肉野菜炒め 抹茶蒸しパン
立春から数えて88日目の日を八十八夜と言います。今年は5月1日です。このころが新茶を摘む季節になります。このころ摘んだお茶は上等なものとされ、またこの日にお茶を飲むと長生きをすると言われています。今日の蒸しパンは、この新茶を粉にした抹茶を使いました。
5月19日(水)
ごはん 牛乳 カレイのレモン風味 五目煮豆 じゃがいものみそ汁
「カレイ」は、骨まで食べられるように調理してあるので、骨や歯を丈夫にするカルシウムをたくさんとることができます。また、煮豆には、畑の肉と言われるほど良質なたんぱく質の豊富な大豆が使われています。今日の給食は昔から日本で食べられている食材の組み合わせで、健康な食事であるとして注目されている和食に欠かせない「まごわやさしい」の頭文字を含む7つの内の5つが使われています。「ま」は豆で五目煮豆の大豆やみそ汁のみそ、「わ」はみそ汁のわかめ、「や」は野菜で五目煮豆やみそ汁の野菜、「い」はいもでみそ汁のじゃがいもです。これらの組み合わせは、噛みごたえがあり、いろいろな栄養をバランスよくとることができます。
5月20日(木)
ごはん 牛乳 厚揚げ入り回鍋肉 わかめスープ
回鍋肉は、中国の四川料理の一つです。本場中国の回鍋肉は、皮つきの豚肉をかたまりのままをゆでるか蒸して一度調理したものを鍋から取り出し、その肉を薄切りにして再び鍋に戻し、葉ニンニクやニンニクの芽を一緒に炒め合わせて作ります。鍋から肉が出たり、入ったりするところから「回る鍋の肉」と書いて、「回鍋肉」(ほいこうろう)と呼ばれるようになりました。日本では、ニンニクが食べやすいキャベツに代わり、肉も最初から炒めやすい薄切りの豚肉になり、つくりやすく、食べやすくアレンジされた「豚肉とキャベツのみそ炒め」のことを「回鍋肉」と呼ばれるようになりました。
5月21日(金)
はちみつパン 牛乳 オムレツのケチャップソースかけ アスパラサラダ オニオンスープ
アスパラガスは、南ヨーロッパが原産で日本には江戸時代にオランダ船から観賞用として伝わってきました。食用として栽培されるようになったのは、明治時代になってからのことです。アスパラガスには、滋養強壮や疲労回復に効果があるアスパラギン酸が含まれています。また、穂先の部分には、血管を丈夫にする働きがあるルチンが含まれています。ほかにも、赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため、貧血効果があります。アスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。この中でも最もおいしい時期は春から初夏にかけての今の時期です。
5月10日(月)から14日(金)まで
5月10日(月)
黒パン 牛乳 鶏肉のパプリカージュ 粉ふきいも コンソメスープ りんごゼリー
パブリカはなす科の植物で、辛くない唐辛子の一種です。みなさんが赤ピーマン、黄ピーマンと言っている大きくてカラフルで肉厚なピーマンが実はパブリカです。栄養的には緑のピーマンとほぼ同じですが、パブリカには苦みがなく、甘みがあるのが特徴です。ぞの完熟した赤パプリカの実を乾燥させ種を取り出し、粉にしたものがパプリカパウダーで、今日のパブリカージュに使っています。ハンガリー料理では煮物やスープによく使われます。
5月11日(火)
ごはん 牛乳 かつおフライ 茎わかめの金平 キャベツのみそ汁
かつおは、春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると北から南へ下る、季節によって味が違い、旬は一年に春と秋の2回あります。4月から6月ごろにとれるかつおは、「初がつお」「上りかつお」と言われ、秋にとれるかつおと比べると脂が少ないので、さっぱりした味わいです。かつおは赤身の魚で、白身魚に比べるてたんぱく質や鉄、ビタミンAなどが豊富です。一般的には「お刺身」やいぶした「たたき料理」が有名です。
5月12日(水)
ターメリックライス 牛乳 ドライカレー アセロラポンチ
アセロラの世界最大の生産国は、ブラジルです。日本では沖縄県本部町を中心に沖縄県や鹿児島県で多く栽培されています。アセロラは、リンゴのようなにおいのする真っ赤なサクランボに似た甘酸っぱい果実で、5月から8月にかけて収穫されます。アセロラの収穫が始まることから、5月12日をが始まることから、「アセロラの日」と制定されました。今日は真っ赤なアセロラゼリーの入ったアセロラポンチを出しました。
5月13日(木)
チャンポンめん 牛乳 肉団子の甘酢あん スナップえんどう
春になるとマメ科の野菜が多く出回ります。スナップえんどうもその一つです。「えんどう」には、完熟した豆を食べる「えんどうまめ」や、未熟なさやを食べる「さやえんどう」、さやごと食べる「スナップえんどう」があります。スナップえんどうは、肉厚でひとつひとつ食べごたえがあり、絹さやのパリっとした食感とグリーンピースの甘味の両方を味わえる野菜です。春先から初夏にかけて旬を迎えます。疲れをとったり、お腹の調子を整えたりする働きがあります。
5月14日(金)
ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 さわらのしおこうじ焼き 土佐煮 相性汁
土佐の特産であるかつお節を野菜などと一緒に煮た料理のことを土佐煮と言います。土佐というのは、四国にある高知県の昔の呼び方で、そのあたりでは、かつおが有名です。今日の給食では、鶏肉、こんにゃく、たけのこ、にんじん、さやいんげんをしょうゆや砂糖、お酒、かつお節と一緒に煮ました。
5月6日、7日の給食
5月6日(水)
キムタクごはん 牛乳 かに玉 ワンタンスープ 冷凍パイン
キムタクごはんとは、材料のキムチとたくあんからついた名前です。もともとは漬物が盛んな長野県の給食で、子どもたちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じ発酵食品と呼ばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。
5月7日(金)
ごはん 牛乳 サバカレー醤油焼き にらともやしのおひたし 新じゃがの炒め煮
新じゃがは冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫したもので、皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。新じゃがの皮は、手で向けるくらい薄く、皮もおいしく食べられるのが特徴です。じゃがいもは、1年中給食の献立に使われていますが、今日は特に新じゃがを味わうための献立です。