鴻巣東小の給食
7月11日(月)から15日(金)までの給食
7月15日(金) 牛乳 キムタクごはん 肉団子の甘酢あん わかめスープ クレープ キムタクごはんは、長野県の中学校で子ども達に漬物をおいしく食べてもらいたいという思いで考えられた料理です。そのおいしさから全国の小中学校で出されるようになりました。 今日で一学期の給食は終わりです。いよいよ夏休みです。蒸し暑い日が続くことに加え、夜遅くまで起きていたりすると生活のリズムが乱れ、食欲も落ちてしまい夏バテしやすくなります。夏休みも生活のリズムを整え、バランスのとれた食事を心がけ、元気に過ごしましょう。 |
7月14日(木) 牛乳 ツイストパン トマトスパゲティー オムレツ イタリアンサラダ トマトは、ビタミンAやCがたっぷり入った栄養自慢の野菜です。「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあります。 トマトを食べると健康になり、医者がひまになることからできたことわざです。皆さんもトマトを食べて健康な体を作りましょう。 |
7月13日(水) 牛乳 マーボー茄子丼 春雨スープ アーモンド 茄子は7月から9月が旬の夏野菜です。日本には地域によって色々な種類の茄子があります。約200種類もの品種がありますが、どの品種も味に癖がなく、果肉がスポンジのような構造になっているので、他の食材のうま味や出汁を吸収しやすく、味がしみこみやすい特徴があります。 |
7月12日(火) 牛乳 天ぷらうどん ちくわの磯辺あげ ゆでとうもろこし とうもろこしは、皮をむくとひげがたくさんあります。このひげは実の一粒一粒から伸びていて、実と同じ数だけあります。とうもろこしは、皮をむいて時間がたつと甘味がなくなってしまうので、すぐに茹でるのがおいしい食べ方です。今日のとうもろこしは、2年生が皮むきをしてくれました。東小のみんながおいしく食べられるように心を込めて皮をむきました。 |
7月11日(月) 牛乳 夏野菜カレー フルーツポンチ キャンディーチーズ 夏野菜カレーは、夏にたくさん採れる野菜の玉葱、カボチャ、トマト、とうもろこし、枝豆を使って作っています。夏野菜は、水分がたくさん含まれていて、体温を下げる効果があります。旬の野菜は、味も良く、値段も安く、栄養価も高くなります。旬の野菜をたくさん食べて暑さを乗り来る体を作りましょう。 |
7月4日(月)から8日(金)までの給食
7月8日(金) 牛乳 ごはん いかのカリン揚げ ゴーヤチャンプルー じゃが芋の味噌汁 暑い時期に暑い地域の料理を食べ、暑さに負けない体を作ろうということで、日本で一番南にあり、暑い日の多い沖縄県の料理が、今月の給食にたくさん登場します。今日はゴーヤチャンプルです。ゴーヤは夏の野菜で苦みがありますが、夏バテを防ぎ、元気な体を作ってくれます。給食ではゴーヤの苦みを抑え食べやすくするために味噌味にしました。ゴーヤが苦手な人もチャレンジしてみましょう。 |
7月7日(木) 牛乳 黒パン 星形ハンバーグ フレンチサラダ 白いんげん豆のクリームスープ 今日のスープには、ハーブとパセリがたくさん入っています。ハーブとは、料理の香り付けや保存料などに使われる植物のことを言います。パセリは、主に葉を料理の付け合わせや飾りに使ったり、香りづけやにおい消しなどに使われるハーブです。風邪予防や美肌などの効果があります。 今日は七夕。ハンバーグは星形になっています。 |
7月6日(水) 牛乳 じゅうしい きびなごゴマフライ 冬瓜汁 冷凍ミカン 「じゅうしい」は、沖縄県で食べられている炊き込みごはんです。お祝いや法事などの行事に欠かせない料理だそうです。沖縄県は、豚肉や海藻をたくさん食べる県として有名です。今日の「じゅうしい」にも豚肉、昆布がたくさん使われています。うま味が濃く、コクも加わりおいしくなります。 |
7月5日(火) 牛乳 海鮮ピリ辛ラーメン 枝豆フリッター すいか スイカは、90%以上が水分でできていて、のどの渇きを潤してくれます。スイカを選ぶときは縞模様のはっきりしているもの、ツルがが緑色で周りが盛り上がっているもの、スイカのおへそ部分が大きいものを選ぶと、甘くておいしいスイカを食べることができます。 |
7月4日(月) 牛乳 タコライス コンソメスープ 味付き小魚 タコライスは、メキシコ風アメリカ料理のタコスの具材をごはんの上にのせて食べる沖縄料理です。給食では挽肉やチーズに大豆を加え、玉葱、ピーマン、赤パプリカで彩りよく作ります。スパイシーな味付けで、ごはんによく合います。揚げワンタンの皮をトッピングし、カリカリした食感も楽しめます。 |
6月27日(月)から7月1日(金)までの給食
7月1日(金) 牛乳 こうのとり伝説米 アジフライ ポテトフライ もずくとオクラのすまし汁 もずくは、藻類の一種で枝分かれのある糸状の形をしていることから、イトモズクとよばれています。日本沿岸では、冬から春にかけて光が届く岩場に生えて、夏には枯れてしまいます。また、他の藻類に付着することから、藻に付く→もずくと名前がついたと言われています。 |
6月30日(木) 牛乳 ナン ドライカレー ファイバースープ ナンはインドで食べられているパンで、小麦粉を水で練り、へらの形にのばしてからタンドゥールと呼ばれる壺の内側に貼り付けて焼いたものです。タンドゥールは高級な壺のため、持っている家庭は少なく、ほとんどのインド人はナンを日常的に食べることはないそうです。ナンは、北インド料理を出すレストランで食べる非日常的なパンだそうです。 |
6月29日(水) 牛乳 ごはん 厚揚げ入り回鍋肉 五目スープ チンゲンサイは中国が原産の野菜です。白菜の仲間で、味がよくシャキシャキとした食感が、いろいろな料理に合うので、日本でも生産量が増えました。また、チンゲンサイにたくさん入っているビタミンAは、目の健康に欠かせないビタミンです。パソコンやゲームなどで、疲れている目にぴったりの野菜です |
6月28日(火) 牛乳 かて飯 厚焼きたまご 呉汁 ミニトマト かて飯と呉汁は、埼玉県の郷土料理です。かて飯は、埼玉県秩父地方のおもてなし料理で、ごはんの量を増やすための具をかてということからきています。呉汁は、すりつぶした大豆に野菜類がたくさん入り、栄養価が高く、鴻巣市の農家でも昔は、毎晩のようにいただいていた料理です。 |
6月27日(月) 牛乳 はちみつパン 鶏肉のマスタード煮 粉ふきいも オニオンスープ 鶏肉のマスタード煮は、鶏肉を粒マスタードで味付けして、煮たさっぱり味の料理です。粒マスタードは辛子の仲間ですが、マスタードの種子が入ったもので、辛子ほどの辛みはありません。マスタードには食べたものの消化を助けたり、新陳代謝を活発にしたりする働きがあります。暑さに向かい、食欲が出ないこの時期にぴったりの食材です。 |
6月20日(月)から24日(金)までの給食
6月24日(金) 牛乳 ごはん さわらの塩麹焼き 大豆の磯煮 雷汁 雷汁は、水気を切った豆腐を崩しながら油で炒め、出汁、長ネギ、大根人参、ゴボウなどを加えて、醤油で味つけした具だくさんの汁です。豆腐を油で炒めるときのバリバリという音が、雷の音に似ていることから「雷汁」と名前がつきました。ゴボウなどの野菜がたくさん入っていて、とても体に良い汁です。 |
6月23日(木) 牛乳 子どもパン ハンバーグのデミグラスソースかけ ボイルブロッコリー ウインナーとレンズ豆のスープ ウインナーとはウイーン風のという意味があり、ウイーン風のソーセージのことを「ウインナーソーセージ」と言います。ソーセージにはいろいろな種類があり、ウインナーやフランクフルトなどがよく知られているソーセージです。今日はスープにたくさんウインナーをいれました。 |
6月22日(水) 牛乳 ごはん チンジャオロース ワンタンスープ ハニーピーナッツ チンジャオロースは中国の料理で、チンジャオはピーマン、ローは肉、スは細く切るという意味です。つなげると、ピーマンと肉を細く切って炒めた料理という意味になります。最近では中国や日本だけでなく、ヨーロッパやアメリカなど世界中で食べられていて、国によって食材や味付けもアレンジされているそうです。 |
6月21日(火) 牛乳 五目うどん 味噌ポテト こだまスイカ 味噌ポテトは、埼玉県秩父地方で農作業の合間などの間食として食べられている郷土料理です。給食では、一口大に切ったじゃが芋に小麦粉と水を合わせた衣をつけて油で揚げ、甘辛い味噌だれをからめて作ります。サクサクした衣とホクホクしたじゃがいもが、味噌だれによく合う人気のメニューです。 |
6月20日(月) 牛乳 ナシゴレン オムレツ フォーのスープ 冷凍ミカン ナシゴレンは東南アジアのインドネシア料理です。ナシゴレンのナシはごはん、ゴレンは炒めるという意味で、チャーハンとよく似ている料理です。インドネシアでは魚を発酵させて作った醤油のナンプラーや、トマトに塩、酢、砂糖などを加えて味付けしたチリソースでつけますが、給食では食べやすくなるようにオスターソースやケチャップで味付けしています。 |
6月13日(月)から17日(金)までの給食
6月17日(金) 牛乳 ごはん いわしの梅煮 もやしのお浸し 肉じゃが 梅は日本で昔から親しまれているものです。今の元号の令和も、この梅のお花見をうたった歌からとられました。6月は梅の実がなる時期です。この実を使って作る梅干しは古くから薬として用いられてきました。梅の酸っぱさの素の酸には、殺菌効果や消化を助けてくれる働きがあります。今日はいわしの梅煮で、季節の梅を取り入れたメニューにしました。 |
6月16日(木) 牛乳 コッペパンスライス 焼きそば タコナゲット コーンとポテトのスープ 冷凍パイン タコは世界に約200種類もいるそうです。このうち日本の近くにいるタコは、約60種類と言われています。スーパーで売られているタコは、マダコやイイダコなどが多いようです。日本では、主に北海道、兵庫県、福島県などで獲れます。しかし、日本で獲れるタコの量は多くないので、アフリカやモロッコなどから輸入されたものも食べられています。 |
6月15日(水) 牛乳 キムチチャーハン きびなごカリカリフライ わかめスープ スクールヨーグルト キムチチャーハンは、給食の人気のメニューの一つです。給食でのキムチチャーハンは、豚肉を油で炒め、人参、竹の子、にら、白菜キムチを加え、醤油、塩で味をつけ、具を炒めたときに出る煮汁に分量の水を加えて、お米を炊きます。炊いたお米を具を混ぜ合わせてチャーハンを作っています。キムチの辛さに豚肉のうま味、竹の子のシャキシャキした食感でおいしく食べられます。 |
6月14日(火) 牛乳 山型食パン いちごジャム ポークビーンズ こんにゃく入り海藻サラダ 海藻サラダに入っているこんにゃくは、里いもの仲間の「こんにゃくいも」からできています。こんにゃくに含まれるグルコマンナンという成分は水に溶ける食物繊維で、腸をきれいにしたり、生活習慣病を予防する効果があります。しっかり食べて体の中からきれいになるといいですね。 |
6月13日(月) 牛乳 ごはん カレイのレモン風味 キャベツのおかか炒め 小松菜の味噌汁 カレイは種類が多く、日本で40種、世界で30種ほどが知られています。あらゆる料理に合うくせのない味が特徴の魚で、夏は身が繊細で、油ののりが良く、冬は子を持ち、卵がおいしい魚です。低カロリーでタンパク質の一種のコラーゲンを豊富に含みます。今日は骨まで食べられるように加工したカレイを油で揚げ、レモン風味のタレをかけました。 |
6月6日(月)から10日(金)までの給食
6月10日(金) 牛乳 わかめうどん 大豆のシャリシャリ揚げ メロン メロンは、今から150年くらい前に日本に伝わりました。メロンの網目はどうやってできているのか、不思議に思ったことはありませんか?メロンは果肉が大きくなるときに、皮が裂けてできたひびに、かさぶたのようなものを作ります。これが網目の正体です。この網目が多いほど、甘さが強いと言われています。 |
6月9日(木) 牛乳 カレーライス フルーツミックス チーズ カレーのルウは、小麦粉とカレー粉をバターで練ってのばし、炒めて作ります。このルウを入れると、とろみがついておいしいカレーができます。本場のインドでは小麦粉は使わないので、スープのようにさらりとしたカレーになっています。日本にカレーがやって来たとき、ごはんにかけて食べやすくなるように工夫して、今のトロッとしたカレーになったそうです。 |
6月8日(水) 牛乳 中華おこわ 彩の国ねぎみそ餃子 小松菜とアサリのスープ 今日の「彩の国ねぎみそ餃子」は、埼玉県産の豚肉、長ネギ、味噌を使った餃子です。埼玉県ではたくさんのおいしい食材を生産しています。その中でも有名なのが、豚肉や長ネギです。埼玉県では、餌や飼育環境などを徹底管理した、安心安全でおいしい豚肉を数多く飼育しています。長ネギは埼玉県が生産量日本一です。特に深谷ネギが全国的にも有名です。柔らかくて甘いのが特徴です。 |
6月7日(火) 牛乳 ごはん まるごとアジフライ カミカミきんぴら キャベツの味噌汁 今週は歯と口の健康週間です。柔らかい食べ物ばかり食べていると、かむ力は次第に弱くなってしまいます。普段からかみ応えのある食べ物を食べて、歯を丈夫にしましょう。今日のカミカミきんぴらに使われているゴボウは、よく噛まないと食べられません。しっかりかむことで、かむ力もついて脳の働きもよくなります。普段からかむことに意識して食べるようにしましょう。 |
6月6日(月) 牛乳 バターロール 鶏肉のトマト煮 グリーンサラダ グリーンサラダに使われているきゅうりは、6月~8月にかけて旬を迎える夏野菜です。きゅうりはほとんどが水分で栄養価は高くありませんが、カリウムを多く含んでいるのが特徴です。カリウムは、体内の塩分を排出するため、利尿作用やむくみ改善効果があります。同時に体の熱を奪い、体温を下げる効果があります。 |
5月30日(月)から6月3日(金)までの給食
6月3日(金) 牛乳 坦々豆腐麺 ゼリーフライ 冷凍みかん ゼリーフライは鴻巣市のお隣、行田市の郷土料理です。その名の由来は昔のお金、小判の形をしていることから、「銭フライ」と言われていて、それがなまって「ゼリーフライ」となったそうです。おからにじゃが芋、玉葱、人参などを混ぜ小判型にし、あぶらで揚げて、ソースにくぐらせて作ります。給食室で1つ1つ手作りしています。 |
6月2日(木) 牛乳 こうのとり伝説米 彩の国納豆 笹かまぼこ いんげんともやしのごま炒め 豚汁 6月は彩の国ふるさと給食月間です。地元の食材を給食に取り入れ、自然の恵みに感謝し、地域で育まれた食文化を大切に出来るよう、次世代を担う子ども達に伝えていく取組をしています。 今日は埼玉県産の大豆を使用し、桶川市で作られている納豆です。中粒の大豆を使っていて、大豆の味が強く感じられます。 |
6月1日(水) 牛乳 コーンピラフ チキンナゲット クラムチャウダー コーンとはとうもろこしのことです。日本では明治時代、北海道開拓を機に本格的な栽培が始まりました。野菜として食べているのはとうもろこしの中でも甘味種のスイートコーンで、年々フルーツのような甘さの品種が増えています。とうもろこしは、皆さんの体を動かすエネルギーの素になる炭水化物や腸をきれいにする効果のある食物繊維をたくさん含んでいます。 |
本日の大けやランチは、残念ながらリモートで行いました。 5月31日(火) 牛乳 山型食パン リンゴジャム クリスピーチキン キャンディーチーズ アスパラサラダ アスパラガスは古くからヨーロッパで栽培されてきました。日本には江戸時代にオランダ人により伝えられました。アスパラガスにはグリーンとホワイトがあります。株から出てきた新しい茎が、20cmくらいになったら収穫して食べます。太陽の光を浴びて育てたものが、グリーンアスパラガス、土をかぶせた中で育て、太陽の光を当てないものがホワイトアスパラガスです。 |
5月30日(月) 牛乳 ごはん ししゃもの竜田揚げ にらともやしのお浸し 新じゃがの炒め煮 じゃがいもは年に2回収穫でき、春に採れるじゃがいもを新じゃがと呼びます。皮が薄いのでよく洗って皮ごと料理に使えます。新じゃがに含まれるビタミンCは、通常のじゃがいもの約4倍含まれています。じゃがいものビタミンCは、熱を加えても壊れにくく、煮物や味噌汁に入れても摂ることができます。 |
5月23日(月)から27日(金)までの給食
5月27日(金) 牛乳 ごはん スタミナ焼き肉 トックスープ 冷凍ミカン スタミナ焼き肉には豚肉が使われています。豚肉には、筋肉や髪の毛、血液など人の体を作る為に必要なタンパク質を多く含みます。また、ビタミンB群も豊富に含みます。ビタミンB群は疲労回復を促すビタミンです。野菜を一緒に豚肉を食べることで、筋肉アップ、美肌作り、疲労回復につながります。 |
5月26日(木) 3年振りの大けやランチ 牛乳 チョコクロワッサン オムレツのケチャップソースかけ 粉ふきいも ボイルブロッコリー ミニトマト オムレツはフランス発祥の卵料理です。作り方は、油をひいたフライパンで溶き卵を焼いて折りたたんで、半月形に仕上げます。焦がすことなく仕上がりを美しく、ふんわりした仕上がりにするためにはフライパンの使い方、バターの量、火加減などの調理作業に、高い技術が必要な料理です。 大けやランチの様子は、フォトニュースでお伝えします。 |
5月25日(水) 牛乳 たこ飯 いわしのカリカリフライ じゃが芋の味噌汁 河内晩柑 鴻巣市はお米の生産が盛んです。田植えを終え、稲や畑の作物がタコの足のようにしっかりと根を張り、豊作になるように願いをこめてたこ飯にしました。給食では鴻巣市産のお米、彩のかがやきやこうのとり伝説米を使っています。今年もたくさんお米が採れるといいですね。 |
5月24日(火) 牛乳 ちゃんぽん麺 ポークシュウマイ ひじきの中華炒め 「ちゃんぽん」は様々なものを混ぜること、混ぜたものを意味する言葉で、いろいろな具材を混ぜた料理のことを『ちゃんぽん』と言います。ちゃんぽん麺は長崎県の郷土料理で、豚肉、長ネギなどの野菜、かまぼこなど十数種の具材を炒め、鶏ガラや豚骨などでとったスープで味をととのえ、そこに中華麺を入れた料理です。野菜がたくさん採れる料理です。 |
5月23日(月) 牛乳 カレーライス フルーツポンチ 味付き小魚 カレーの黄色は、スパイスのターメリックの色です。日本名は「うこん」と言い、主に沖縄県で栽培されています。ターメリックはカレー粉の20~30%をしめ、老化防止に効果があります。カレーは体を調整してくれるスパイスの集合体なので、カレーを食べると元気いっぱいになります。 |
5月16日(月)から20日(金)までの給食
5月20日(金) 牛乳 こうのとり伝説米 さわらの白醤油焼き 土佐煮 相性汁 土佐煮に使われている竹の子は、4月から5月に収穫出来る野菜で、成長がとても早く縁起の良い食べ物とされています。竹の子は、竹の根元から生えてきますが、収穫時期がとても短く、頭が土から出てきて10日以内に竹まで生長してしまいます。竹の子より竹になってからの方が成長スピードが速く、1番速い時で1日60~120cmも伸びることがあるそうです。 |
5月19日(木) 牛乳 ツイストパン 鶏肉とカシューナッツの炒め物 ワンタンスープ 鶏肉とカシューナッツの炒め物は、中国語で「ヤオグオジーディン」と言います。アメリカ発祥の中華料理です。ヤオグオは中国語でカシューナッツの事です。油で揚げた鶏肉と香ばしい風味のカシューナッツの組み合わせはとてもおいしいですよね。 |
5月18日(水) 牛乳 キャロットピラフのホワイトソースかけ 豆サラダ サワーゼリー 人参は、きれいなオレンジ色で料理を鮮やかにしてくれます。このオレンジ色はカロテンという栄養素の色です。人参は、英語でキャロットと言いますが、このキャロットと言う名前の由来がカロテンと言われています。今日のピラフもきれいな色に仕上がりました。ホワイトソースをかけてさらにおいしくなっています。 |
5月17日(火) 牛乳 醤油ラーメン ポテトのチーズ焼き ミニトマト ラーメンは、中華麺とスープと様々な具を組み合わせた麺料理です。日本で最初に中華麺を食べたのは、水戸黄門で知られる徳川光圀と言われています。大正時代に各地に広まっていきました。日本では時代とともに、南京そば→支那そば→中華そばと、名が変わってきました。ラーメンという呼び名を広めたのは、世界初のインスタントラーメンのチキンラーメンであると言われています。 |
5月16日(月) 牛乳 ごはん サバのカレー醤油焼き 切り昆布の煮物 小松菜の味噌汁 昆布は、日本の寒い地方の北海道や東北地方で採れる海藻です。昆布はそのまま食べるより、乾かして出汁を取るために使うことが多い海藻です。昆布には、体の調子を整えるミネラルやおなかの中をきれいにする食物繊維などが多く含まれています。今日は昆布を煮物にしました。 |
5月9日(月)から13日(金)までの給食
5月13日(金) 牛乳 中華丼 わかめスープ チーズ 今日のスープはわかめスープです。日本は海に囲まれた島国で、大昔からのりや昆布、わかめ、ひじきなどの海藻をたくさんたべてきました。世界からみても日本のようにいつも海藻を食べている国はあまりなく、日本の食文化は珍しいと言われています。海藻は体の調子を整える、ビタミンやミネラルがたくさん含まれ、海の野菜ともいえます。今日のスープには、たくさんのわかめが使われていました。 |
5月12日(木) 牛乳 深川飯 アジ磯辺フライ 豚汁 深川飯は、アサリなどの貝類と野菜などをごはんと一緒に炊き込んだ料理です。東京の深川の漁師達が、仕事の合間に食べていたまかない飯が始まりです。あさりを入れた炊き込みごはんは、新鮮なアサリが安く手に入る深川ならではの家庭料理でした。 |
5月11日(水) 牛乳 はちみつパン 鮭のタルタル焼き ボイルブロッコリー ミネストローネ ミネストローネはイタリア語で具が多い、ごちゃ混ぜと言う意味があります。トマトを使った野菜スープで、使う野菜も季節や地方によって違うイタリアの家庭料理です。給食では、ベーコン、玉葱、人参、ニンニク、セロリ、トマト、じゃが芋、レンズ豆を使い、よく煮込んでつくります。野菜をたくさん食べられるスープです。 |
5月10日(火) 牛乳 山菜うどん 野菜炒め 抹茶蒸しパン 5月2日の八十八夜にちなみ、お茶を使った蒸しパンをつくりました。八十八夜は立春から88日目にあたり、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするといわれています。埼玉県は入間市や狭山市などで、お茶の栽培が盛んです。 |
5月9日(月) 牛乳 ごはん 麻婆豆腐 春雨スープ アーモンド 給食の麻婆豆腐は、野菜をたっぷり使っています。玉葱、人参、椎茸、竹の子、長ネギ、ニンニク、しょうがをみじん切りにし、豚挽肉と一緒に炒め、ピリ辛に味をつけ、最後に豆腐を加えて仕上げます。ピリッと辛い麻婆豆腐は野菜が苦手な人もごはんと一緒においしく食べることができます。 |
5月2日(月)、6日(金)の給食
5月6日(金) 牛乳 マーブル食パン チキンナゲット スパゲティーボンゴレ イタリアンサラダ 今日のスパゲティーボンゴレは、アサリを使ったスパゲティーです。『ボンゴレ』とはイタリア語でアサリのことを言います。アサリには貧血を防ぐ鉄分が多く含まれています。貧血とは、血液の中の鉄分が足りなくなっておこる病気です。いつも眠い・なんとなくだるい・すぐ疲れるという人は、「鉄分が足りていない」と体が赤信号を出しているのかもしれません。皆さんの体の宝になるアサリを食べて、元気な体をつくりましょう。 |
5月2日(月) 牛乳 枝豆じゃこごはん かつおフライ きゃべつの味噌汁 柏餅 今日の給食は、5月5日のこどもの日をお祝いしたメニューです。皆さんの健やかな成長を願い縁起の良い食べ物とされる、柏餅とかつおフライにしました。柏餅は子孫にわたり繁栄し、家系が絶えない事を願う意味があります。かつおは成長に合わせて呼び名が変わる出世魚で、将来の活躍を願う意味があります。 |
4月25日(月)から28日(木)までの給食
4月28日(木) 牛乳 黒パン ホキのトマトソースかけ ボイルブロッコリー コーンクリームスープ ホキは主にオーストラリアやニュージーランド海域の水深200m~700mに住んでいる深海魚です。タラの仲間の魚で、大きな目を持ち、細長く先細った形をしています。家庭では食べる機会が少ない魚です。しかし、給食では値段が安くおいしい白身魚で、よく使用されます。淡泊な味わいの魚で柔らかい食感です。今日は衣をつけてあげたホキにトマトソースをかけました。 |
4月27日(水) 牛乳 竹の子ごはん 五目厚焼きたまご 豚汁 河内晩柑 河内晩柑はグレープフルーツに似て、甘さを苦みの両方を味わえるジューシーな果物です。グレープフルーツのような形をしていますが、ミカンの仲間です。爽やかな香りがミカンに比べて強く、リラックスしたり、気分転換させたりする効果があります。 |
4月26日(火) 牛乳 わかめラーメン 肉団子の甘酢あん 白花豆のカップケーキ 花豆は、いんげん豆の仲間でベニバナインゲンの種です。豆のなかでは最も大きい豆です。白花豆はベニバナインゲンの変異種で、白い大きな花を咲かせることから白花豆と言う名になりました。 今日は白花豆をカップケーキにしました。甘く、しっとりしたケーキです。 |
4月25日(月) 牛乳 こうのとり伝説米 とびうおの竜田揚げ 肉じゃが 利休汁 キャンディーチーズ 今日はトビウオを竜田揚げにしました。トビウオは細長い姿の魚で、胸びれが非常に大きく羽根のようにひろげて水面を滑空する姿が、印象的な魚です。かつおなどの天敵に追われると、尾びれを振って加速し、軽く400mは飛ぶことができます。春が旬の魚で、脂肪が少なくタンパク質を多く含みます。 |
4月18日(月)から22日(金)までの給食
4月22日(金) 牛乳 ごはん さわらの西京焼き 大豆の磯煮 ちゃんこ汁 大豆はとても変身上手な食べ物です。皆さんの身近な食べ物には大豆が含まれています。納豆や豆腐、きなこ、油揚げ、おからなどは大豆からできています。味噌や醤油も大豆からできています。大豆は体を作るタンパク質をたくさん含んでいる食材です。 |
|
4月21日(木) 牛乳 高菜ごはん きびなごカリカリフライ さつま汁 清美オレンジ よく噛んで食べることは、良いことがたくさんあります。脳が刺激され、血液の流れが良くなり、脳が活発に働くようになります。また、食べ物を細かくして胃に送ることで栄養素を体に取り入れやすくすることができます。しっかりよく噛むと全身の運動能力もアップします。今日は固いものはありません。ごはんもおかずもさつま汁も、しっかりよく噛んで残さずいただきましょう。 |
|
4月20日(水) 牛乳 カレーライス フルーツヨーグルト 辛いカレーとフルーツの組み合わせは大人気のメニューです。給食のカレーは市販のルウを使わず、給食室でバター、小麦粉、カレー粉などを焦がさないように40~50分炒めてルウを作り、具と煮込みます。 東小のカレーの味はどうですか?各家庭でも味がいろいろあると思いますが、各学校でも少しずつ味が違います。 |
|
牛乳 子どもパン ハンバーグのケチャップソースかけ コーンポテト アルファベットスープ 今日から1年生の給食が始まりました。小学校では、準備や片付けもクラスの友だちと協力して自分たちで行います。熱いスープでやけどをしないように、食器を落としてけがをしないように、気を付けて準備や片付けをします。 給食当番の仕事を覚えることも大切ですが、一番大切なことは、食べることへの感謝を忘れないことです。調理員さんが心を込めて作ってくれました。美味しくいただきましょう。 |
|
4月18日(月) 牛乳 三色そぼろ丼 アサリの味噌汁 ハニーピーナッツ アサリは6㎝ほどの二枚貝で、日本では古くから食べられてきた貝です。春が旬で、おいしいと感じる素のうま味成分のコハク酸を多く含み、よい出汁が出る貝です。汁ものや酒蒸し、和え物、煮物などにして食べられる貝です。あさりは浅い砂利にいることからアサリと言う名がつきました。 |
4月12日(火)から15日(金)までの給食
4月15日(金) 牛乳 きつねうどん 肉野菜炒め 冷凍パイン きつねうどんは江戸時代に大阪で食べられていたのが始まりだといわれています。甘く煮た油揚げをのせたうどんです。油揚げはきつねの大好物とされていることから油揚げを「きつね」と言います。また、天かすを入れたうどんをたぬきうどんと言いますが、天ぷらの具の種を抜いた「たね抜き」から「たぬき」になったといわれています。
|
|
|
4月14日(木) 牛乳 食パン いちごジャム メバルのこんがり焼き わかめサラダ ミネストローネ メバルは全長20~30㎝の口と目が大きい魚です。大きく張り出した目を持っていることから、メバルと言う名がつきました。冬から春が旬の魚で、脂肪が少なく淡泊な白身魚です。今日はメバルをコーンフレーク、チーズをまぶしてこんがり焼きにしました。
|
4月13日(水) 牛乳 ごはん 厚揚げ入り回鍋肉 チンゲンサイのスープ 味付け小魚 回鍋肉は豚肉とキャベツの甘辛炒めで、中国、四川 省の料理です。給食では回鍋肉に厚揚げを加え豆板醤、味噌を使い甘辛い味付けにしました。ごはんが進む味です。今が旬のキャベツをたくさん使い、ビタミンCや食物繊維がしっかりとれるメニューです。 |
|
4月12日(火) 牛乳 ジャンバラヤ 照り焼きチキン オニオンスープ ももの杏仁豆腐 本日より令和4年度の給食が始まりました。学校給食は、調理員さんが心と体の成長と元気に過ごすことを願い、心を込めて作っています。久しぶりの給食でしたが、どのクラスも当番を中心に協力して準備ができました。 今年度も毎日給食の写真をお伝えします。献立を見ながら楽しみにしてください。 |
3月22日(火)の給食
3月22日(火)
赤飯 牛乳 えびフライ ほうれん草のおひたし とうふとわかめのみそ汁 チョコレートケーキ
1年間みなさんが健康に過ごせたことと、明日卒業する6年生へのお祝いの気もちを込めて「赤飯」にしました。赤飯は、日本でとても古くからお祝いのときに食べられてきた特別な料理です。昔から「赤い色」には悪いことを追い払う力があると信じられ、赤米という赤い米を蒸して神様にお供えする風習がありました。赤米は江戸時代まで作られていましたが、赤米よりもおいしい白い米がたくさん作られるようになり、だんだん姿を消していきました。しかし、赤い色のご飯をお祝いに食べる習慣が残ったため、白い米に「ささげ」や「小豆」などで赤い色をつける、現在のような赤飯が作られるようになりました。
今日のデザートは、チョコレートケーキ。明日卒業する6年生は、どんなお祝いをするのでしょうか。小学校で大きく成長した6年生、中学校でも健やかな体づくりにかかせいない食事に気をつけて、たくましくなっていくことを期待しています。
3月14日(月)から18日(金)までの給食
3月14日(月)
スクールメロンパン 牛乳 チーズオンハンバーグ こふきいも ファイバースープ
給食では週に1回程度パンが登場します。パンは小麦粉やライ麦粉に水、酵母、塩などを混ぜ、発酵させてふくらませて焼いたものです。日本へは1543年種子島に鉄砲とともにポルトガルから伝わったと言われています。日本語で「パン」と呼ばれるようになったのはポルトガル語が由来になっています。給食では黒砂糖が使われているもの、バターがたっぷり使われているもの、また米粉で作られているものなどがあります。形も丸いものやねじってあるものもあります。
3月15日(火)
コーンみそラーメン 牛乳 春巻き 春雨サラダ
春雨の発祥の地は中国です。1000年以上前から作られていると言われています。中国では「フェンス―(粉の糸)」と呼ばれ、緑色の豆の緑豆のでんぷんから作られています。日本には鎌倉時代に伝わり、当時は豆からできた麺なので「豆麺」と呼ばれていました。日本で一般的に食べられるようになったのは昭和40年代からで、半透明で細く長くのばされた様子がしとしと降る春の雨の線に似ていることから「春雨」と呼ばれるようになりました。
3月16日(水)
ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 鯵のすだち醤油焼き 肉じゃが 春のみそ汁 アーモンド
今日のあじは、すだちの果汁と醤油で漬け込んで焼きました。そこで今日は、「すだち」のお話です。「すだち」はみかんの仲間の徳島県原産の植物で、「ゆず」や「かぼす」と同じように、果肉そのものを生で食べるというよりは、果汁や皮を薬味や風味づけに使う果物です。名前の由来は、みかん類は別名「橘」と呼ばれていて、果汁を酢のように使っていたり、酸っぱい橘ということで「酢橘」といわれ、「すだち」と名付けられました。まもなく6年生は卒業ですね。すだちを食べて小学校を元気に巣立っていってください。また、今日の春のみそ汁には、春が旬のかぶとにらが入っています。
3月17日(木)
キムチチャーハン 牛乳 かに玉 ワンタンスープ デコポン
「デコポン」は、「清美オレンジ」と「ポンカン」をかけ合わせて作られた果物です。へたの部分に、こぶのような出っ張りがある特徴的な形をしていることと、ポンカンからできた果物であることから、デコポンという名前がつきました。甘みがとても強く、酸味は少ないのが特徴です。旬の時期は、2月~4月頃で、ちょうど今がおいしい時期です。丈夫な皮膚や骨を作るために必要なビタミンCがたくさん含まれています。
3月18日(金)
カレーライス 牛乳 ヒレカツ フルーツポンチ チーズ
カレーの味の決め手である「カレー粉」についてお話します。カレー粉は、ターメリック、クミン、コリアンダー、カルダモン、チリーペッパーなど、さまざまなスパイスやハーブを混ぜ合わせ、焙煎、熟成を経てできるミックススパイスのことをいいます。スパイスやハーブは、全部が辛いわけではなく、香り、辛味、色、苦味、うま味などいろいろな特徴をもっています。日本で市販されているカレー粉には、20~30種類のスパイスやハーブが使われています。ですから、カレー粉を作っているメーカーによって味や香り、辛味に違いがあります。給食では、カレールウをカレー粉・小麦粉・油・バターをじっくり炒め、手作りをしています。調理員さんの愛情のスパイスが加わることで、同じ材料を使っていますが、学校によって味に違いが出ます。
3月7日(月)から11日(金)までの給食
3月7日(月)
ごはん 牛乳 みそカツ ボイルキャベツ けんちん汁
みそカツは、愛知県の郷土料理です。戦後、名古屋の屋台で串カツを食べていたお客さんがどて鍋(赤みそで煮込んだ料理)に浸して食べたところ美味しかったことが始まりと言われています。愛知県では、とんかつに赤みそと砂糖とだしを加えて作る「みそだれ」をかけて食べます。給食のみそカツは、豚肉に衣とパン粉をつけて揚げ、赤みそ、砂糖、みりん、しょうゆを鍋で煮たてた特製のみそたれをかけました。
3月8日(火)
ごはん 牛乳 焼き餃子 野菜炒め スンドュブ バニラアイス
スンドゥブの正式名は「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは「柔らかい豆腐」のことでチゲは「鍋」という意味で、豆腐を使った鍋料理のことを言います。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜をコチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べることもあります。体が温まる料理です。豆腐には、体を作ってくれるたんぱく質や骨を丈夫にするカルシウムが入っています。肉や野菜もたくさん入っていて栄養満点です。
3月9日(水)
シーフードピラフのパプリカソースかけ 牛乳 ほうれんそうサラダ みかんゼリー
シーフードとは、海でとれる食べ物のことで、魚類や貝類、えび、かに、たこ、いかなどの魚介類です。日本は、四方を海に囲まれた海の幸の豊かな国です。海の資源を生かした食生活は、日本人の体質にぴったりです。シーフードは、肉、卵などの食品に比べて、脂肪が少ないのが特徴です。今日の給食のシーフードピラフのパプリカソースかけは、いか、えび、玉ねぎ、にんじん、ピーマンの入ったピラフに、牛乳をたくさん使ったパフリカソースをかけて食べる料理です。彩りもよく、栄養たっぷりで、みんなにも人気です。
3月10日(水)
ココア揚げパン 牛乳 ポークビーンズ わかめサラダ
わかめは、四方を海で囲まれた日本だからこそ、食すことのできる食品です。北は、北海道から南は九州まで分布しています。外海の岩に初冬から初夏にかけて、成長し、収穫されます。岩手県の「三陸わかめ」と徳島県の「鳴門わかめ」が有名です。わかめは、海の中では、茶色っぽい色をしています。お湯でゆでることにより、鮮やかな緑色に変わります。栄養たっぷりの海で育つため、ミネラルが豊富に含まれています。ほかにも、体の免疫を高め、病気の予防に効果のあるビタミンも豊富です。今日は、わかめとコーン、サラダこんにゃくとあえてサラダにしました。
3月11日(金)
ごはん 牛乳 鰆の塩麹焼き 五目きんぴら 相性汁
五目きんぴらは、ごぼう、にんじん、れんこん、たけのこ、さつま揚げを油で炒め、砂糖、しょうゆ、酒などで味付けし煮て、仕上げに唐辛子で辛味をつけ、作りました。きんぴらの名は、ピリッとした辛味を江戸時代に流行った金平浄瑠璃の主人公の金平の名前から付けられたと言われています。今日の給食のきんぴらは、ごぼうやれんこんなどの食材を使っています。五目という名は、五種類の食品を使った料理ということではなく、たくさんのとか、数種のという意味で使われています。かみごたえのある五目きんぴらを食べて、歯やあごを丈夫にしましょう。
2月28日(月)から3月4日(金)までの給食
2月28日(月)
挽肉ともやしのあんかけ丼 牛乳 チンゲン菜と浅蜊のスープ ハニーピーナッツ
チンゲンサイは、だいこんと同じアブラナ科の植物です。中国から伝わった野菜で、日本では30年ほど前から本格的に栽培されるようになりました。チンゲンサイの「チンゲン」は「茎が緑色」、サイは「野菜」という意味です。シャキシャキした歯ごたえがあり、色もきれいでくせがなく、炒め物、煮物、汁物などいろいろな料理に使われます。カロテンやビタミンC、ビタミンEが多いので、風邪などの病気になるのを防いだり、かかったときに早く治るように働いてくれます。今日のスープには、たくさんのチンゲン菜が入っています。
3月1日(火)
五目うどん 牛乳 キャラメルポテト
キャラメルは、砂糖、バター、生クリーム、牛乳、水あめなどを煮詰めて作るあめのことです。ポルトガルの「カラメル」が語源で、これが後に英語の「キャラメル(caramel)」になったといわれています。日本へは、16世紀にポルトガル人によって伝えられました。今日の給食のキャラメルポテトは、さつまいもを棒状に切ったものを揚げて、給食室特製のキャラメルと、香りが良いアーモンドをまぶしてあります。揚げてカリッとしたお芋にキャラメルがなじんでいます。
3月2日(水)
ごはん 牛乳 にしんの照り焼き 菜花のおかか和え 鶏肉と大根のうま煮
にしんという魚は、あまりなじみがないかもしれませんが、にしんの卵、数の子は、よく知られています。にしんは、海に住む体長30㎝から35㎝くらいの回遊魚で、日本の近くの海にも生息しています。春に産卵のために戻ってくる代表的なエリアが北海道で、3月下旬から6月下旬ごろです。この時期のにしんは、卵や白子を抱えて、おいしさが増しています。今日は、旬のにしんを照り焼きにしました。
3月3日(木)
ちらし寿司 牛乳 とりのからあげ すまし汁
ストロベリーケーキ
3月3日は、ひな祭りです。もともとは、災いなどを払うために、人形を海や川に流す行事として行われていました。現在では、女の子の健やかな成長を願う行事となりました。「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形に桜や桃の花、ひなあられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しむ節句祭りのひとつです。ひな人形を飾る行事が日本各地で開催されています。鴻巣市では、ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇が全国的にも有名になりました。今日の給食は、ちらし寿司とすまし汁、デザートでひな祭りの献立です。
3月4日(金)
ツイストパン 牛乳 キャベツのペペロンチーノ いかナゲット フラワーサラダ
今日のペペロンチーノには、春に備えてビタミンCを蓄えた春キャベツが入っています。春キャベツは、冬でも暖かい地域で栽培され、3月から5月に収穫します。葉の巻きがゆるく、黄緑色をしています。柔らかい食感でみずみずしくサラダなどにも向いています。キャベツにはビタミンC、カルシウム、食物繊維が多く入っています。今日の給食では、にんにく、とうがらしをオリーブオイルで炒め、ベーコン、玉ねぎ、にんじん、マシュルーム、キャベツを入れてペペロンチーノにしました。
2月21日(月)から25日(金)までの給食
2月21日(月)
チャーハン 牛乳 ポークしゅうまい わかめスープ オレンジ
チャーハンが作られていた最も古い記録として残っているのは、昔の中国、随の時代で、卵が入ったチャーハンが作られていたそうです。その後、唐から宋の時代、中国で米が食文化の中心となっていき、チャーハンもこの頃に広まっていったようです。その背景には、調理道具と燃料の進歩もありました。それまで、調理に土器を使っていましたが、鉄器技術の進歩で、より食材に早く熱を伝えることが出来るようになりました。また、薪の代わりに、高温になる石炭を使うことで、よりおいしいチャーハンを作れるようになったのです。料理の誕生や発展には、その国や時代背景も影響しているのですね。
2月22日(火)
けんちんうどん 牛乳 わかさぎごまフライ 野菜炒め
わかさぎは全長10~15cmほどの小さく細長く透き通るような魚です。本来は、サケやアユと同じように、海に住んでいて産卵期になると川を上る魚です。しかし、淡水にも住めるため、最近では霞ケ浦、宍道湖などに分布するほか、山中湖、榛名湖、諏訪湖など全国の湖や沼、川に移され繁殖し、淡水魚化しています。わかさぎは丸ごと食べられるのでカルシウムたっぷりです。5、6匹食べれば1日に必要なカルシウムをとることができます。また、貧血に効果がある鉄分、口内炎の予防になるビタミンB2、老化防止に役立つビタミンEも豊富です。
2月24日(木)
きなこ揚げパン 牛乳 鶏肉のトマト煮 イタリアンサラダ
きなこは、大豆を煎った後に挽いて粉にした食品です。風味豊かで、良質のたんぱくしつや脂質、ビタミンB1、B2に富む栄養満点の食品です。黄色系の大豆を原料とした黄色ののきなこと、緑色系の大豆を用いた淡緑色の青きなこがあります。青きなこは、うぐいす粉ともよばれます。きなこは、餅に絡めたり、和菓子の材料として用いられます。
2月25日(金)
ご飯 牛乳 鯖カレー醤油焼き 肉じゃが だいこんの味噌汁
だいこんはキャベツや白菜と同じアブラナ科の植物です。とても古くからある野菜で、ピラミッドにも出てくるそうです。日本には中国から伝わり、「日本書紀」という古い本にも「於朋禰」と登場しています。また「すずしろ」とも呼ばれ、春の七草にも登場しています。だいこんには唾液と同じ消化をする成分が入っています。そのため、だいこんを食べると胃のはたらきを助けてくれるます。七草がゆに入っているのも、このためです。だいこんは葉もお浸しなどとしても食べられ、根も大根おろし、サラダ、煮物、おでん、そして干して切り干しにしたものは炒め煮にもなり、和食にはなくてはならない野菜です。今日はみそ汁にたっぷりだいこんを入れました。
2月14日(月)から18日(金)までの給食
2月14日(月)
コッペパンスライス 牛乳 焼きそば いかナゲット 大根としめじの中華スープ デザート
今日の給食は、野菜がたっぷり入ったみなさんの大好きな焼きそばです。今日の焼きそばには、赤の食品の豚肉、あおのり、黄色の食品の中華めん、油、緑の食品の玉ねぎ、にんじん、もやし、キャベツのたくさんの食品が入っています。焼きそばは、中華料理の天心の一つで、中華めんを炒めた料理です。学校給食では、たくさんの食品を使った焼きそばが栄養バランスが取れることからよく登場する料理の一つになっています。今日は、コッペパンにはさんで焼きそばパンとしていただきました。
2月15日(火)
カレーライス 牛乳 フルーツポンチ キャンディーチーズ
チーズは大きくナチュラルチーズとプロセスチーズに分けられます。ナチュラルチーズは乳酸菌が生きているので、時間とともに風味が変わっていき、熟成加減で食べ頃が決まります。熟成にカビや細菌を利用したものや、かたさもカマンベールのようなやわらかいタイプからパルメザンのような固いなものまでいろいろあります。プロセスチーズはナチュラルチーズに乳化剤などを入れて加熱して溶かし、再び固めたものです。乳酸菌がなくなっているため、保存中に熟成が進むことがなく、味も変わらず、保存性に優れたチーズです。今日のキャンディーチーズはプロセスチーズです。
2月15日(水)
わかめご飯 牛乳 ハタハタの唐揚げ きりたんぽ汁 いよかん
唐揚げにしている「ハタハタ」は日本海で冬にとれる白身の魚です。秋田県は「ハタハタ」の水揚げ量が全国で1番です。雷のなる時期にとれることから「カミナリウオ」とも呼ばれます。漢字では魚へんに雷と 書きます。「ハタハタ」というのは雷の音を表した擬音語だそうです。白身でうろこがなく、とても食べやすい魚で、竜田揚げやいそべ揚げにしたり、干物にしたり、しょうゆの原料にも使われています。きりたんぽ汁は秋田県の郷土 料理です。炊きたてのごはんを適度につぶし、串に巻き付け棒状に形作り、暖炉などの火であぶって焼き目をつけたものです。今日の給食では、鶏肉やきのこ、ゴボウなどの野菜が入ったしょうゆ味の汁にきりたんぽを入れて食べます。
2月17日(木)
パン いちごジャム 牛乳 チキンのこんがり焼き
ボイルブロッコリー ベジタブルスープ
チキンのこんがり焼きにはコーンフレークが使われています。コーンフレークは名前の通り、コーン(トウモロコシ)の粉から作られるシリアルの一種です。カリカリとした食感が特徴です。コーンフレークは、アメリカのケロッグ兄弟が栄養価の高い穀物を使った食べ物を研究していたとき、たくさんの失敗の後の幸運な偶然で誕生したそうです。間違えて水分を含んでしまった小麦をローラーにかけたろころ、フレーク状になり、焼き上げてみたらパリッとおいしく仕上がりました。これがコーンフレークの原型といわれています。今日は鶏肉にノンエッグマヨネーズを塗り、パン粉、小麦粉、コーンフレーク、パルメザンチーズを混ぜた衣をつけて焼きました。
2月18日(金)
ご飯 牛乳 すき焼き風煮 五目厚焼きたまご ほうれんそうのごま和え
ほうれん草は、1年を通して手に入る野菜ですが、夏と冬ではおいしさと栄養価が全く違う野菜です。特にビタミンCとカロテンの変化は大きく、冬のほうれん草は夏に比べて2~3倍も多くなります。ビタミンCは、ほうれん草に多く含まれている鉄の吸収を助けてくれる働きがあります。カロテンは、皮膚や粘膜の健康を保つビタミンです。空気が乾燥して皮膚が乾きやすい今の時期に積極的に摂りたい栄養素です。
2月7日(月)から10日(木)までの給食
2月7日(月)
ごはん 牛乳 カレイのレモン風味 大豆の磯煮 利久汁
大豆は「畑の肉」と言われているほどタンパク質が多く含まれている食品です。3年生の国語の「すがたを変える大豆」という単元で勉強しますが、大豆はたくさんの変身をします。大豆を炒ってすりつぶすと「きなこ」、大豆を煮て納豆菌で発酵させると「納豆」、水でふやかし砕き絞ってにがりで固めると「豆腐」、煮て砕き麹で発酵させると「味噌」、小麦と種麹で発酵させたものを絞ると「しょう油」と、いろいろなものに変身します。今日の給食は大豆の磯煮です。ほかにも味噌、しょう油、油揚げなども使っています。
2月8日(火)
広東麺 牛乳 ポテトのチーズ焼き いちご
いちごが店頭にもっとも出回るのは12月後半から2月頃までです。これはクリスマスなどで必要とすることが多いからです。露地物が出回るのは3月から4月です。いちごはビタミンCの多さではレモンやキウイなどに続くトップクラスです。5から6粒食べれば一日に必要なビタミンCがとれてしまうほどです。ビタミンCは細胞を強くする働きや、ばい菌をやっつける働きもあり、この時期の風邪予防にとても効果的です。
2月9日(水)
ご飯(こうのとり伝説米) 牛乳 ぶりの照り焼き 卯の花炒め お事汁
旧暦の上で、12月8日と2月8日は、「事八日」と呼ばれています。事とは、仕事のことで、昔の農作業のことを言いました。農作業の終わる12月8日を「事納め」、農作業の始まる2月8日を「事始め」とされています。「事八日」には、無病息災や五穀豊穣を願って「お事汁」を食べるようになったと言われています。具は大根やごぼう、さといもなどの根菜や小豆が入るのが特徴です。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、体の芯から温まる具だくさんのみそ汁は、この寒い季節にぴったりです。
2月10日(木)
コーンピラフ 牛乳 オムレツ ミネストローネ ぽんかん
「ぽんかん」はみかんより少し大きく、頭がぽこっと飛び出しています。インド原産のくだもので、「ぽん」はインドの都市の名前からついたと言われています。みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。ぽんかんは12月中旬ころから和歌山県で、12月下旬ごろから鹿児島県で収穫が始まります。貯蔵庫で食べごろになるまで1か月以上熟成させてから出荷されるので、市場に出回る旬は1月から2月頃です。ビタミンCが多く含まれているので風邪予防に効果的で、クエン酸も含 んでいるので疲労回復にも効果があります。
1月31日(月)から2月4日(金)までの給食
1月31日(水)
ごはん 牛乳 鰆の西京焼き 干ぴょうの炒り煮 けんちん汁 みかん
干ぴょうは、ウリ科ヒョウタン属のユウガオ(夕顔)という植物です。その果肉をテープ状に薄くむいて、乾燥させたものです。干ぴょうの歴史は古く、日本への伝来は、西暦200年ごろ、朝鮮半島から伝わったという説が一般的です。栃木県で生産されるようになったのは今から約290年余り前です。当時、下野国壬生藩の領地は生産物があまりにも少ないことから藩主がユウガオの種を旧領地の近江国水口藩(現在の滋賀県甲賀市水口町)から取り寄せ、壬生の藤井村(現在の栃木県壬生町)にまいたところ成功をおさめました。現在では栃木県が全国生産量の90%以上を占めるほどになっています。巻き寿司や、ちらし寿司などに使われることが多い干ぴょうですが、生産地ではみそ汁の実や煮物、炒め物、漬物などさまざまに調理され、食べられています。
2月1日(火)
カレーうどん 牛乳 笹かまぼこ 花野菜のごましょうゆ和え
カレーうどんは、だし汁にカレー粉を加えてカレー風味にした汁や和風カレーをだし汁でのばした汁にうどんを入れた料理です。日本で初めてカレーうどんが作られたのは、1900年頃、東京の早稲田のそば屋さんだと言われています。給食のカレーうどんは、じっくりと時間をかけて取ったかつおだしをカレースープに加えて、豚肉や玉ねぎ、にんじん、ねぎ、油揚げを入れた具だくさんのカレーうどん汁です。汁にうどんを入れて出すことができないので、カレーうどんの汁にうどんを入れて食べます。
2月2日(水)
ビビンバ丼 牛乳 トックスープ
給食では、いろいろな国の料理が出ます。今日の給食は、韓国料理です。ビビンバは、「混ぜる」という意味の「ピビム」、ごはんという意味の「パプ」が組み合わさった言葉で、ごはんと具をスプーンでよくかき混ぜて食べる料理です。ビビンバは、少しピリ辛のお肉ともやしやほうれん草のナムル、錦糸卵をごはんと混ぜて食べます。彩りや食感もよく、ごはんが進む料理です。トックスープは、お米で作った韓国のお餅と鶏肉や野菜を入れて作ったお雑煮のような料理です。トックは、もち米で作られている日本のお餅とは違い、粘りが少なく煮崩れしにくいことが特徴です。
2月3日(木)
鶏ごぼうごはん 牛乳 いわしの甘露煮 小松菜の味噌汁 福豆
今日、2月3日は節分です。節分は、季節の節を分けるということで、暦の上ではこの日で冬から春になります。節分の日には、いわしの頭と柊の葉を玄関に置き、いわしの焼いた臭い匂いとトゲトゲの柊の葉で鬼が入ってこないようにします。また、「鬼は外、福は内」といいながら、豆をまき、年の数だけ豆を食べるという日本独特の習慣があります。この習慣は、たんぱく質を大豆より補給する意味があったようです。今日の給食は、いわしの甘露煮と昔の人の知恵を生かした福豆をつけました。
2月4日(金)
はちみつパン 牛乳 手作りハンバーグ キャベツ ソテー 白いんげん豆のクリームスープ
「いんげん豆」は世界でもっともよく食べられていて、種類もたくさんあります。日本には17世紀の中頃に中国から隠元和尚によってもってきたという説があります。皮に色や模様がついているものには「金時豆」「うずら豆」「とら豆」などがあり、白いものには「大福豆」「手亡豆」「白金時豆」などがあります。今日はクリームスープに白いんげん豆の「手亡豆」が入っています。いんげん豆には余分な糖質や脂質の吸収を抑えるはたらきがあったり、糖質をエネルギーに変えるはたらきがあったりと健康志向の人たちに注目されている食材です。
1月24日(月)から28日(金)までの給食
1月24日(月)
ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 鮭の塩焼き 刻みたくあん 呉汁 味付け海苔
今日、1月24日は「学校給食記念日」です。日本で給食が最初に始まったのは明治22年(1889年)今から133年前の山形県の小学校でした。貧しい子どもたちに食べ物を持ち寄り「おにぎり、焼き魚、漬物」を用意しました。昔は米も貴重なもので、みそ汁もほとんど実のないものでした。今日は、日本で最初に始まったころの給食を再現したものです。
1月25日(火)
ホット中華めん 野菜ラーメン 牛乳 肉団子の甘酢あん 小松菜とチーズのマフィン
小松菜の旬は、12月~2月です。寒さに強く昔は冬場に重要な緑黄色野菜でしたが、最近はハウス栽培などになり一年中食べることができるようになりました。カルシウムやビタミンC、ビタミン E、カリウムや鉄分などのいろいろな栄養を含んでいます。鉄分はほうれん草より多く含まれています。 マフィンには、イギリス生まれの平らな円の形をしているイングリッシュマフィンとアメリカ生まれのカップケーキ型の焼き菓子があります。給食では、小松菜、ベーコン、チーズを入れてカップケーキ型のマフィンを作りました。
1月26日(水)
かて飯 牛乳 ししゃもの竜田揚げ 豚汁 いちご
かて飯は、秩父地方の郷土料理です。昔、ご飯のかさ増しのために残った煮物を刻んで混ぜたのが始まりと言われています。また、秩父地方では、「かてる」という言葉を「混ぜる」という意味で使い、混ぜご飯のことを「かて飯」と言います。かて飯に混ぜる具は、決まったものがあるわけではなく、季節の野菜やきのこなどを使います。1月の山の神、ひな祭り、八十八夜、お盆の入りなどの行事によく作られています。今日の給食では、鶏肉、ごぼう、こんにゃく、にんじん、ずいきを煮て、炊いたご飯に混ぜました。ずいきは、里芋の茎で芋がらのことをいいます。
1月27日(木)
コッペパン 牛乳 くじらのケチャップソース すいとん りんごジャム
給食週間にちなんで、今日の給食は、昭和の給食を再現しました。くじらは、日本では縄文時代から食べられていて、牛や豚を食べる肉食文化のなかった日本では、貴重なたんぱく源でした。くじらは昭和20年代から50年代まで食べられていましたが、今では、国際的な取り決めにより、獲る量が決められ、食べられる機会は減り、貴重なものになりました。すいとんは小麦粉のだんごを実とした汁です。主食とおかずを兼ね備えた料理とした、関東大震災や第二次世界大戦後の食料の少ない時代に全国的に広まったものです。
1月28日(金)
ごはん 牛乳 厚揚げ入り回鍋肉 わかめスープ
給食は明治22年に山形県で始まりましたが、その後現在のような学校給食が始まったのは昭和21年の第二次世界大戦後のことです。体の小さかった日本の子どもたちのために、動物性の栄養がある脱脂粉乳が選ばれたそうです。当時はコッペパン、みそ汁とともに湯で溶いて煮たてた脱脂粉乳が給食として出されていました。給食に牛乳が出されるようになったのはその後、昭和40年代になってからだそうです。最初は瓶の牛乳、その後プラスチックパックや紙パックなどへと移り変わっていきました。牛乳には体を作るために必要なカルシウム、良質のたんぱく質、ビタミンがたっぷり含まれています。少しずつ噛むようにして飲むと一段と消化が良くなります。
1月17日(月)から21日(金)までの給食
1月17日(月)
ごはん 牛乳 ぶりフライ ひじきとあさりの炒め煮 キャベツのみそ汁
ブリは、成長するたびに、ワカナゴ⇒ワカシ⇒イナダ⇒ワラサ⇒ブリと名前が変わります。江戸時代のころまでは、武士や学者などは男の子が成人になったことを祝う元服や出世に伴って名前が変わる風習がありました。この風習を基に成長するたびに名前が変わる魚を「出世魚」と呼び、縁起物としてお祝いの席や門出を祝うときの料理として使われてきました。出世魚として有名な魚は、ブリ・スズキ・ボラなどです。また、出世魚と呼ばれる魚は、小さいときと大きいときで食べたときの味も異なり、全く違う魚を食べているかのように感じられます。特にブリは、名前が変わるたびに釣り方も変わるため、とても珍しい魚といわれています。ブリは、さんまと同じ、回遊魚です。ブリが美味しくなる旬の時期はたっぷりと脂を蓄える12月から2月の冬です。この時期のものは「寒ブリ」と呼ばれ、人気があります。
1月18日(火)
地粉うどん ごまあじうどん 牛乳 里芋のそぼろ煮 りんご
ごまには、白ごま、黒ごま、金ごまなど色々な種類があります。ごまには、ビタミンEやゴマリグナン、アントシアンなどの成分が含まれています。これらには、体の細胞の老化を防ぐ、抗酸化作用があり、ガン予防などが期待されています。また、ゴマリグナンには、肝臓の機能を直接向上してくれる働きがあり、お酒を飲み過ぎてしまったときになる二日酔いを予防してくれる働きもあります。今日のごまあじうどんには、体に良い成分がたくさん含まれているごまをたっぷり入れました。
1月19日(水)
しゃくし菜チャーハン 牛乳 えびしゅうまい レンフォアタン アーモンド
「レンフォアタン」は、中国の料理で、とうもろこしを皮ごとすりつぶしたクリームコーンを使ったスープです。片栗粉でとろみがついていて、といて入れた卵がふんわりと入っているのが特徴です。レンフォアタンは、漢字で「蓮の花」にお湯の「湯」と書きます。その由来には、いくつかの説があります。その一つが、昔中国の皇帝が造った温泉が、大理石造りのとても豪華なもので、白い玉石で蓮の花の形を彫刻し飾ってありました。それは、温泉の湯の中で、まるで美しい蓮の花が水面に咲いているようだったそうです。そして、それをイメージして作られたスープが、レンフォアタンであるという説です。今日はそんなレンフォアタンに、埼玉県秩父地方で昔から食べられているしゃくし菜漬けを使ったチャーハンを合わせました。
1月20日(木)
セルフあんぱん 牛乳 赤魚のバジルソース焼き ボイルブロッコリー ポトフ
今日の給食は、「セルフあんぱん」です。あずきからコトコト煮て作った「手作りあんこ」を子どもパンに はさんで食べましょう。あずきを何度もゆでこぼし、あずきをつぶさないように ていねいにかき混ぜ、砂糖を数回に分けて加えて また混ぜるを繰り返し、みんなのもとへ届くころには絶妙な甘さの絶品あんこが完成しています。
1月21日(金)
ごはん カレー 牛乳 フルーツヨーグルト
1月22日は、「カレーの日」です。今から約40年ほど前、全国の栄養士さんの話し合いで、1月24日から始まる学校給食週間の前の1月22日の給食をカレーにすることを決め、一斉にカレーが給食に出されたことから、「カレーの日」と決められたそうです。インド発祥のカレーですが、日本でも国民食といえるほど、みんなが大好きですね。好きな給食ランキングでも、不動の1位ではないでしょうか?
1月13日(木)、14日(金)の給食
1月13日(木)
もぶり飯 牛乳 だし巻き卵 雑煮 もものタルト
昆布は「よろこぶ」に通じることから、正月に昆布巻きを食べ、祝い事など縁起のよい食べ物として昔からよく使われています。年が明けて最初の給食なので、新年を祝い、昆布を使った炊き込みご飯と平安時代からお正月に食べられている「お雑煮」の組み合わせにしました。お餅も、昔から農耕民族である日本人にとって、お祝い事や特別な日に食べるものでした。年神様に供えた餅や里芋、にんじん、大根などをその年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」と新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのがはじまりといわれています。
1月14日(金)
はちみつパン 牛乳 ペンネのトマトビーンズソース ブロッコリーサラダ
ペンネとはイタリア語で羽根やペンを表し、形がペン先に似ていることからペンネと呼ばれています。ペンネは、ソースが管の内側に入るため、トマトソースやクリームソースと合わせることが多いです。ペンネは、イタリアのカンパニア州やシチリア州でよく食べられています。ペンネは、スパゲティやマカロニなどと同じパスタのなかまです。パスタの主な材料は小麦粉で、それに水、塩、卵などを加えて作ります。パスタは、スパゲッティに代表される麺状のロングパスタとマカロニに代表される小型のショートパスタの2つに、大きく分類されます。ペンネは、ショートパスタのなかまになります。
12月20日(月)から22日(水)までの給食
12月20日(月)
ご飯(こうのとり伝説米) 牛乳 たらのゆず風味 かぼちゃの甘煮 鋳物汁
12月22日は「冬至」です。冬至は、一年のうちで最も昼が短く、夜が長くなる日のことです。この日は健康を祈って栄養価の高いかぼちゃを食べたり、寿命が長く病気に強いゆずにあやかろうとゆず湯に入ったりする習慣があります。これにちなんで、たらのゆず風味には、ゆずの果汁を使いました。冬至にかぼちゃを食べると「病気にかからない」「かぜにかかりにくくなる」などの言い伝えがあります。元気に過ごせるようにという願いを込めて食べます。かぼちゃの実のオレンジ色は「カロテン」という色素です。カロテンは体内でビタミンAになり、かぜの予防や目の疲れ、皮膚の乾燥を防いでくれます。今日は、みなさんの健康を願い、かぼちゃを甘煮にしました。
12月21日(火)
ソフトフランスパン 牛乳 スパゲティナポリタン いかナゲット ほうれんそうサラダ
ナポリタンは日本で生まれた料理です。このナポリタンとは「ナポリ風の」という意味があります。イタリアのナポリのトマトソースがフランスに伝わり、トマトソースを使った料理の方法を"ナポリタン”と呼ぶようになったそうです。給食のナポリタンは、野菜やハムなどの具材をトマトケチャップやウスターソースで味付けしています。
12月22日(水)
キャロットピラフ 牛乳 鶏肉のカレー風味焼き 白菜のクリームスープ セレクトケーキ
冬休みも生活リズムを崩さず、一日三食しっかりごはんを食べることが大切です。冬休みも元気で過ごせるように、手洗い・うがいをしっかりして、感染症などに負けない丈夫な体を作りましょう。みなさんは、毎日好き嫌いなく給食やお家のごはんを食べられていますか?食べることで、自分のからだが作られます。3学期も元気な姿で学校に来られるように、しっかりといただきましょう。
セレクトケーキは、ストロベリーケーキかチョコレートケーキです。クリスマスも間もなくですね。甘い物の食べ過ぎには十分注意しましょう。
3学期の給食は、1月13日(木)から始まります。1月の献立は、データが届き次第、ホームページに掲載します。
12月13日(月)から17日(金)までの給食
12月13日(月)
ご飯 牛乳 カレイの竜田揚げ 大豆の磯煮 利久汁 みかん
大豆の磯煮は、大豆とひじきを使った煮物です。畑で作られる大豆は、肉や魚と同じように血や肉をつくるたんぱく質を多く含んでいるので畑の肉と呼ばれています。ひじきは、骨や歯を強くするカルシウムや貧血の予防を防ぐ鉄分、おなかの調子を整える食物繊維を多く含んでいる海藻です。どちらも成長期のみなさんらに食べてもらいたい食品です。
12月14日(火)
みぞれうどん 牛乳 野菜炒め おにまん
みぞれとは、雪が空中でとけかけて、雨と混ざってふっている雪です。食べ物では、かき氷のみぞれもありますが、大根おろしのこともみぞれと呼びます。みぞれうどんの汁には、大根おろしを使っているので、この名前がついています。一年中大根おろしは、食べることができますが、この時期の冬の料理では、大根おろしのことをみぞれと呼びます。和食には、季節感のある名前を付けることがよくあります。
12月15日(水)
キムチチャーハン 牛乳 焼き餃子 チンゲンサイとあさりのスープ
日本でいちばん最初に餃子を食べた人は、水戸黄門のドラマで有名な江戸時代の徳川光圀だったと伝えられています。 明治時代には餃子を出している中華料理店があったものの庶民が口にすることはほとんどありませんでした。餃子が日本で広まったのは昭和時代の戦後になってからのことです。中国に渡っていた日本兵が満州で食べた餃子を故郷の宇都宮に戻った際にその味を再現したことや同じ時期に日本国内に中華街ができはじめたことでいろいろな種類の餃子が日本に伝わり、広まりました。もともと中国では水餃子がよく食べられていましたが、日本ではご飯のおかずとして食べられるように香ばしく焼いた焼き餃子が定着しました。
12月16日(木)
きなこ揚げパン 牛乳 フラワーサラダ ポークビーンズ
今日のサラダは「花野菜」を使っているところから「フラワーサラダ」という名前がつけられています。花野菜とは「カリフラワー」の和名です。ブロッコリーは「緑花野菜」と呼ばれます。カリフラワーもブロッコリーも花のつぼみの集まりを食べることから「花野菜」という別名がつきました。両方ともキャベツのなかまです。ですから、キャベツと同じようにビタミンCを豊富に含んでいます。ブロッコリーは、ビタミンAも豊富です。花野菜は、ゆでてサラダにしたり、スープやグラタンなどの温かい料理に使われたりします。
12月17日(金)
ご飯 牛乳 鯖の味噌煮 もやしのお浸し 根菜汁
さばはうま味のもとであるアミノ酸を多く含んだおいしい魚です。しかし、内臓に含まれる酵素の働きが強いため、「さばの生ぐされ」ということわざができるくらい、鮮度が落ちやすい魚です。それを防ぐためには、新鮮なさばを買い、早く内臓を取り除き、冷蔵することが大切です。冷蔵の流通技術により、新鮮なおいしいさばを、今ではどこでも食べることができるようになりました。さばは日本各地で獲れますが、大分県の豊後水道で獲れる「関さば」と神奈川県の三浦沖で獲れる「松輪さば」は最高の味といわれています。今日は、さばを生姜、しょうゆ、砂糖、みそ、みりん、酒でつくった給食室特製のブレンドで「みそ煮」にしました。
12月6日(月)から10日(金)までの給食
12月6日(月)
ひじき豆ごはん 牛乳 厚焼き卵 せんべい汁 りんご
りんごは、中央アジアが原産地です。みなさんは、りんごには、「和りんご」と「西洋りんご」があるって知っていますか?そもそも、りんごは、平安時代に中国から伝わったのが始まりで、当時は「和りんご」という、直径3cmから4cmくらいのりんごが栽培されていました。当時は、観賞用として栽培していて、味は、甘味より酸味と苦味の方が強かったそうです。現在栽培されているりんごは、「西洋りんご」の食用です。西洋りんごが普及したのは、アメリカから輸入された、明治4年以降です。
12月7日(火)
担々麺 牛乳 きびなご カリカリフライ 千草炒め
担々麺は、中国で生まれた料理です。ひき肉やザーサイなどを細かく切って炒め、辛みの強い味付けにしたものを、茹でた麺に載せて作ります。「担々麺」の「担」という漢字は、「担ぐ」という意味で、もともと天秤棒を使い、片方に七輪と鍋、もう片方に麺や調味料をつるし、それを担いで売っていたことが名前の由来になっています。その後、日本では、ごまがたっぷり入った汁のある担々麺が人気となり、主流となっています。ラー油や中国の山椒を使った辛い味付けが特徴ですが、給食では辛くなり過ぎないようにアレンジしました。
12月8日(水)
ご飯 牛乳 すき焼き風煮 笹かまぼこ ほうれんそうの磯香あえ
すき焼きは、肉に砂糖としょうゆの甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。一般的にねぎや豆腐・白滝などの具が使われ、溶き卵をつけて食べます。関西地方と関東地方で、調理法が異なります。寿司やてんぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られています。すき焼きの歴史は意外に浅く、江戸時代末期に誕生しました。幕末には、京都ですき焼き屋が初めて誕生しました。今日のすき焼き風煮には、冬野菜である白菜やねぎが、たくさん使われています。
12月9日(木)
はちみつパン 牛乳 手作りハンバーグ いんげんとコーンのソテー 白花豆のクリームスープ
今日のハンバーグは、給食室で手作りしたものです。作り方は、まず、みじん切りにした玉ねぎを油で炒めて、粗熱を取ります。ひき肉とパン粉、牛乳、たまごを混ぜて、粗熱を取った玉ねぎを加え、よくこねます。よくこねたお肉を丸めて小判型にします。鉄板に並べ、オーブンで焼いて、ソースをかけて出来上がりです。家で作るハンバーグと作り方は同じですが、給食では全校分を作るので、大変な作業です。
12月10日(金)
油麩丼 牛乳 きゅうりの漬物 じゃがいもの味噌汁 ハニーピーナッツ
油麩丼は、宮城県北部の登米地方の名物である油麩を使った卵とじ丼で、家庭料理として親しまれています。油麩は、小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを油で揚げて作った揚げ麩です。油麩は、長さが25~26㎝、直径5㎝くらいのフランスパンのような形をしているものを輪切りにして料理に使います。油麩丼は、カツ丼や親子丼の肉が食べられないお客さんのために、肉の代わりに油麩を入れて作ったのが始まりと言われています。今では、宮城県を代表とするB級グルメとしても有名です。
11月29日(月)から12月3日(金)までの給食
11月29日(月)
しゃくし菜チャーハン 牛乳 わかさぎフライ 白菜と卵のとろみスープ りんごタルト
しゃくし菜は「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることからしゃくし菜と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。8月末から9月上旬に種をまき、10月末から収穫されます。シャキシャキした食感で漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んでチャーハンに入れました。
11月30日(火)
きのこうどん 牛乳 手作りさつまあげ みかん
今日のさつま揚げは、給食室手作りです。たらのすり身に、ごぼう・にんじん・玉ねぎ・やまといも・でんぷんを混ぜて成形し、油で揚げました。たらのすり身が多く入っているので、市販品のさつま揚げとはちょっと違った食感に仕上がりました。
「さつま揚げ」という名前は、薩摩藩、現在の鹿児島県の名産だったことからこのような名前がつきました。鹿児島県で親しまれている味を味わいましょう。11月の彩の国ふるさと学校給食月間では、たくさんの日本各地の郷土料理が登場しました。
12月1日(水)
カレーライス 牛乳 フルーツナタデココ 味付き小魚
ナタデココは、タイなど東南アジアでは昔から食べられています。本場フィリピンでは100年以上前から作られていました。「ナタデココ」とはスペイン語で「ココヤシの浮遊物」という意味で、ココナッツミルクにナタ菌を加えた発酵食品です。2週間ほど発酵させると表面にこんにゃく状の層ができ、これを煮てサイコロ状に切ったものがナタデココです。ナタデココ自体は味がなく、水分と食物繊維の塊です。一般的にはシロップ漬けなどにしてあります。
12月2日(木)
黒パン 牛乳 ラザニア ボイルブロッコリー コンソメスープ
「ラザニア」は、イタリアのナポリの料理です。ベシャメルソースとミートソースとチーズ、平たいパスタを何層にも重ねてオーブンで焼いた料理です。今日の給食では平たいパスタの代わりに餃子の皮を使ったラザニアです。ミートソースも豚肉だけでなく大豆の粉も使ってヘルシーに仕上げました。給食室で1個1個、層を重ねながら作りました。
12月3日(金)
ご飯 牛乳 ほっけの塩焼き おでん 白菜のごま和え
「おでん」とはもともと「田楽」と呼ばれるくしを通した焼き豆腐に味噌を塗ったものが最初で、江戸時代中期にこんにゃくの田楽も食べられるようになりました。その後、こんにゃくを焼かずに煮込むようになり、やがて野菜なども一緒に煮込む今のおでんになりました。関東から広まったので、関西では、「関東煮」または「関東炊き」というそうです。関東のおでんは昆布や鰹節のだしを使った濃い目の醤油味、関西では鶏ガラスープを使った薄味です。材料も関西ではたこや鶏肉、クジラなども入れます。おでんは煮ながら食べるのがいちばんで、溶き辛子を添えます。 寒い季節、熱々のおでんをふうふういいながら食べると、体も心もポカポカに温まりますね。
11月22日(月)から26日(金)までの給食
11月22日(月)
ライスボールパン 牛乳 マカロニのひりひりあえ こんにゃく入り海藻サラダ ラフランスゼリー
マカロニは、イタリア料理で使われるパスタのひとつです。パスタは、デュラムセモリナという種類の粘り気の強い小麦粉に水、塩などを加えて作ります。今日のような土管の形をしているもののほかに貝殻、車輪、アルファベットなどいろいろな形があり、スパゲティもパスタのなかまです。日本では、麺のスパゲティ以外のパスタをマカロニと呼んでいます。日本でスパゲティ以外のパスタをマカロニと呼ぶようになったのはイタリア系アメリカ人がパスタ全般を指す言葉として使っていたためと考えられます。今日は、マカロニを豆板醬やチリパウダーが入ったピリッと辛みのあるヒリヒリ和えにしました。
11月24日(水)
かて飯 牛乳 鶏天おろしソース 白菜の味噌汁
「とり天」は大分県の郷土料理で、鶏肉の天ぷらのことをいいます。大正時代に開業したレストランで誕生し、今では、大分県民が日常的に食べるソウルフードとなっています。その人気のひみつは、バラエティーに富んだアレンジの多さのようです。とり天は、下味をつけた鶏肉に、小麦粉、卵、水を混ぜた衣をつけて揚げたものですが、この下味もしょうゆ系、塩系といろいろな味つけがあるようです。さらにポン酢、酢じょうゆ、からしなど、好みのたれをつけて食べますがこのたれの種類も豊富なようです。今日の給食では、とり天にしょうゆ、みりんで作った天つゆに大根おろしをたっぷり入れた「おろしソース」をかけました。
11月25日(木)
ゆめちからツイストパン 牛乳 ホキのこんがり焼き ボイルブロッコリー ミネストローネ
今日は鴻巣産の「ゆめちから」という種類の小麦粉を使ったツイストパンです。パンはグルテンが多く含まれた強力粉を使います。強力粉の多くは、春に種をまいてお盆に収穫する春まき小麦ですが、小麦は湿度に弱いため、蒸し暑い夏がある日本の気候は栽培に適さないといわれ、これがパン用小麦の自給率が低い原因ともいわれています。しかし、ゆめちからは、秋に種をまいて蒸し暑くなる前の7月に収穫できるため、日本の気候でも栽培がしやすい期待の品種です。小麦からできるグルテンというたんぱく質が、ほかの小麦に比べて多く含まれているため、パンにするとしっとり、もっちりとした食感のあるパンができあがります。
11月26日(金)
ごはん 牛乳 麻婆豆腐 チンゲン菜のスープ
アーモンド
チンゲン菜は、代表的な中国野菜です。アブラナ科で白菜のなかまに属します。加熱するとまろやかな甘みとシャキシャキ感があり、炒めものやスープなど、ろいろな料理に使われています。一年中出回っていますが、秋から冬が旬の野菜です。粘膜や皮膚を健康に保ち、のどや呼吸器系を守る働きのあるベーターカロテンを豊富に含んでいます。また、骨や歯を丈夫にするカルシウムが野菜の中ではたくさん含んでいます。
11月15日(月)から19日(金)までの給食
11月15日(月)
吹き寄せごはん 牛乳 鮭のもみじ焼き 豆腐と白菜の味噌汁 りんご
吹き寄せとは、秋の紅葉が風で吹き寄せられたような様子を表したもので、ごはんに限らず煮物や汁物、お菓子 などにも使われる言葉です。秋の紅葉した様子を表すため、秋の食材が使われることが多いようで、銀杏や栗、きのこ類、紅葉の赤を表す人参などが使われます。今日は人参、しめじ、さつまいもを入れて炊き込みました。それから、鮭のもみじ焼きは、すりおろしたにんじんとマヨネーズを混ぜたものを鮭に乗せて焼きました。
11月16日(火)
野菜ラーメン 牛乳 手作りしゅうまい ミニトマト
しゅうまいは中国北部発祥の料理です。豚肉やえびなどをみじん切りにして、よく練って味付けしたものを、小麦粉で作った薄い皮に包んで蒸します。日本で食べられるようになったのは昭和の初め、横浜が最初だといわれています。しゅうまいは蒸して作るのになぜ漢字では「焼く」「売る」と書くのでしょうか?中国では「焼く」という漢字には「火や熱を加える」という意味があるからです。今日の給食では豚ひき肉、干しえび、みじん切りにした玉ねぎやしょうがとごま油、塩を混ぜて肉あんを作り、二枚の皮で包んでジャンボしゅうまいを作りました。
11月17日(水)
焼き鳥丼 牛乳 呉汁 きゅうりの漬物
焼き鳥丼の具材に使われている「さつまいも」は、中国から九州の薩摩地方に全国に広く伝わったことから「さつまいも」と呼ばれるようになりました。「さつまいも」には、炭水化物が多く、エネルギーのもとになります。また、食物繊維も多く含まれていて、腸の掃除もしてくれます。秋が旬で、ふかしいもや焼き芋やいろいろな料理に使われます。蒸したり、焼いたり、揚げたりすることで、さらに甘味が増します。今日の給食では、切ったさつまいもを揚げて焼き鳥丼の具と一緒に混ぜました。
11月18日(木)
セルフあんぱん 牛乳 ポトフ チキンナゲット
給食初登場メニューの「セルフあんぱん」です。あずきからコトコト煮て作った「手作りあんこ」を子どもパンに はさんで食べます。あずきを何度もゆでこぼし、あずきをつぶさないように ていねいにかき混ぜ、砂糖を数回に分けて加えて、また混ぜるを繰り返し、みんなのもとへ届くころには絶妙な甘さの絶品あんこが完成しています。
11月19日(金)
ごはん 牛乳 鯖の辛味焼き 筑前煮 キャベツの味噌汁
筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部を筑前と呼んでいたことから、この名がつきました。ごぼう、にんじん、さといもなどの根菜たっぷりの野菜と鶏肉を炒めて作る煮物です。筑前煮は、がめ煮とも呼ばれています。郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。そして、歴史や文化、食生活とともに受け継がれています。給食では、全国各地の郷土料理や伝統的な食文化を受けついた献立を取り入れています。
11月8日(月)から12日(金)までの給食
11月8日(月)
はちみつパン 牛乳 チリコンカン ほうれんそうサラダ
11月8日は「1」「1」「8」で「いい歯の日」です。いい歯の日は平成5年に日本歯科医師会によって制定された記念日です。同じころに「8020運動」も制定されました。これは80歳まで自分の歯を20本以上保ちましょうという運動です。よく噛んで歯の材料になるカルシウムを多く含む食品を食べればきっと歯を保つことができるでしょう。そこで今日の給食には噛みごたえのある大豆のたっぷり入ったチリコンカン。そして繊維たっぷりほうれん草のサラダの登場です。理想は1口30回以上かむことです。
11月9日(火)
ごはん 牛乳 八宝菜 わかめスープ
八宝菜は日本でもよく知られた中国料理のひとつです。では、八宝菜とはどんな意味でしょうか?文字通りにすれば8種類の材料かできた料理であり、しかもその材料は「宝」といわれるほど高級なものを使っているから?と思われますが、決してそうではありません。もっと材料が多いときもあります。ではなぜ「八」という数字を使うのでしょうか?中国語では「八」の発音が金持ちになるという意味の言葉と発音が似ていて縁起の良い数だそうです。今日の給食の八宝菜には豚肉、いか、えび、あさり、にんじん、白菜、玉ねぎ、たけのこ、しいたけ、きくらげの10種類が宝として入っています。
11月10日(水)
小松菜ごはん 牛乳 まるごとあじフライ 煮ぼうとう
「煮ぼうとう」は、幅の広い平打ち麺を野菜と煮込んだ料理です。似たような料理に秩父地方や群馬県の「おきりこみ」や山梨県の「ほうとう」があります。煮ぼうとうの特徴はねぎやほうれんそう、さといもなど地元でとれた野菜をたくさん入れ、醤油味であることです。生めんを野菜と一緒に煮込むことで、ほどよくとろみがつき温かさが増します。煮ぼうとうは、埼玉県深谷市の郷土料理です。今度1万円札の肖像画にもなり、現在の大河ドラマの主人公にも選ばれた、地元の偉人渋沢栄一さんも好んでよく食べていたそうです。
11月11日(水)
黒パン 牛乳 鶏肉の香味焼き ほうれん草とコーンのソテー 秋の味覚ポタージュ
栗は秋においしく味わう食べ物です。10月の給食では「栗ごはん」として食べました。今日はかぼちゃのスープに栗を混ぜた「秋の味覚ポタージュ」です。同じく秋の味覚のしめじやこの時期においしいブロッコリーやにんじんもいっしょに入っています。栗にはビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり入っています。栗には美容に良い栄養が多く、アンチエイジングという若返りの効果があるといわれています。栗には触ると痛い「イガ」があります。このイガは葉と同じように実を大きくする大事な働きをしています。さらに、森の中で動物たちに取られないように実を守る働きもしています。給食で登場するのは高級なニホンクリです。
11月12日(金)
カレーライス 牛乳 フルーツヨーグルト
ヨーグルトは牛乳などに乳酸菌や酵母を加えて発酵させた食品です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、体の中の腸で、悪い菌を減らし、良い菌を増やす働きがあります。また、最近では、花粉症の症状を抑える働きがあるのではないかという研究も出てきました。さらに、ヨーグルトは牛乳から作られているので、骨を丈夫にするカルシウムもたくさん含まれます。ヨーグルトは、体に良い働きがたくさんある食品です。今日の給食では、フルーツとヨーグルトを混ぜたフルーツヨーグルトとして出しました。
11月1日(月)から5日(金)までの給食
11月1日(月)
ごはん 牛乳 ほっけの白醤油焼き ねぎぬた けんちん汁
「ねぎぬた」の「ぬた」とはとろりとした辛子酢味噌が、沼田を連想させることから名づけられました。マグロやイカ、アオヤギ、わかめなど和える主役をなににするかによっていろいろあり、その土地ならではの食材を使ったぬたがあります。ねぎぬたは埼玉県深谷市の郷土料理です。たくさんとれる地元のねぎを辛子酢味噌で和えたものです。今日はおいしい鴻巣のねぎでねぎぬたを作りました。このあたりのねぎは白い部分が太くて長く甘味があるのが特徴です。
11月2日(火)
卵とじうどん 牛乳 みそポテト みかん
埼玉県秩父地方では、「こ昼飯(こじゅうはん)」と呼ばれる、農作業の合間や小腹がすいた時に食べる郷土料理がいくつかあり、「みそポテト」もそのひとつです。作り方は、一口大に切ったじゃがいもに小麦粉を溶いた衣をつけて、油でカラッと揚げ、甘辛いみそだれをかけます。サクサクとした衣とホクホクしたじゃがいもがみそだれとよくあい、埼玉県のB級グルメに選ばれ、全国的にも知名度がアップしました。
11月4日(木)
ごはん 牛乳 彩の国納豆 肉じゃが 石狩汁
11月は、「彩の国ふるさと学校給食月間」です。地元産の食材を給食に取り入れるなどして、ふるさとへの愛着を深めようというものです。給食では、普段から鴻巣市でとれた米や野菜、埼玉県でとれた食材を取り入れるようにしていますが、今月はさらに、埼玉県の郷土料理などもたくさん取り入れています。今日の給食の「彩の国納豆」は、埼玉県で生産量の多い、大豆から作られた納豆です。また、「石狩汁」は、北海道の郷土料理です。北海道でよくとれる、魚の「さけ」が入っているのが特徴です。
11月5日(金)
オムライス 牛乳 クラムチャウダー
オムライスは日本で生まれた洋食で、チキンライスを、薄く広げて焼いた卵で包んだ料理で、オムレツのような見た目をしています。卵の上にケチャップやデミグラスソース、ホワイトソースをかけたり、卵を半熟にしたり、ご飯をケチャップライスやバターライスにしたりといろいろな食べ方があります。また、ご飯ではなく焼きそばを包んだ「オムそば」という食べ方もあります。給食では薄焼き卵をケチャップ味のチキンライスにのせて、オリジナルのオムライスにしてみました。
10月25日(月)から29日(金)までの給食
10月25日(月)
ライスボールパン 牛乳 焼きうどん たこナゲット フルーツ杏仁
ライスボールは、米粉と小麦粉をあわせて作ったパンです。米粉は、埼玉県産の「彩のかがやき」、小麦粉は一部に埼玉県産の「さとのそら」という種類を使っています。米粉が入ることで、独特のモチモチ感のあるパンになります。パンの上にのっている粒々は「ざらめ」です。ざらめは、砂糖と同じく「さとうきび」から作られます。ざらめは、さとうきびから絞った汁を煮詰める時間を長くして、砂糖よりも粒が大きくなるように作られます。ざらめは、粒が大きいので食感を楽しむことができます。
10月26日(火)
ご飯 わかめふりかけ 牛乳 手作りコロッケ ボイルキャベツ 小松菜のみそ汁
コロッケはもともとフランス料理の付け合わせの「クロケット」がもとになっています。クロケットとはフランス語で「パリパリした・・・」という意味です。フランスのクロケットは肉や魚介類、卵、野菜まどをホワイトソースなどと混ぜ、パン粉をつけて揚げたクリームコロッケのようなものです。日本ではコロッケというとじゃがいもが入ったものが一般的です。大正時代末期に安くて庶民的なものということであっという間に日本全国に広まり、「コロッケの唄」もつくられるほどでした。今日はじゃがいも、豚肉、たまねぎにちょっとおからと脱脂粉乳を混ぜて、1個1個丸めて揚げた栄養いっぱいのコロッケです。
10月27日(水)
栗ご飯 牛乳 五目厚焼き卵 豚汁
栗は、秋が旬の食べ物です。日本では、縄文時代から食べられていたとされています。私たちが食べているのは、栗の「種」の部分です。栗は、トゲのある「いが」に入っていますが、このいがが「皮」、茶色くて固い鬼皮が「果肉」で、渋皮とその中身が「種」です。栄養は、体の調子をととのえてくれるビタミンC、体内の塩分の量を調整してくれるカリウム、おなかの掃除をしてくれる食物繊維が多く含まれています。
10月28日(木)
ナン カレーミート 牛乳 ファイバースープ
献立表のファイバースープの黄色の食品の欄に「べいりゅうばく」という言葉が入っています。「べいりゅうばく」って何だろう?と思ったことのある人は多いのではないでしょうか。「米粒麦」は、大麦を押しつぶして、米粒の大きさにそろえたもののことをいいます。大麦には、食物繊維がたくさん含まれています。食物繊維のことを、英語で「ファイバー」といいます。つまり、ファイバースープとは、食物繊維がたっぷりの大麦を使ったスープなので、この名前が付きました。食物繊維は、おなかの掃除をしてくれる働きがあります。
10月29日(金)
ご飯 さばの塩焼き 切り昆布の煮物 ほうとう汁
ほうとうは、山梨県の郷土料理です。山梨県の山間部では米作りが難しく、蚕を飼って絹糸をとることで暮らしていました。蚕のえさとなる桑を作り、桑の収穫が終わったあとは、麦を栽培しました。収穫した麦をめんにして、かぼちゃや季節の野菜と一緒に味噌で煮込んで食べたのがほうとうです。戦国時代の武将、武田信玄が、自分の刀で食材を切ったことから「宝」に「刀」と書いて、「宝刀」と名付けられたという説もあります。ほうとうに使うめんは、うどんと違って、めんを打ったあと寝かさずにすぐに切って煮込みます。そのため煮くずれしやすく、汁にとろみがつきますが、煮くずれしためんが味噌と混じりあった味が、ほうとうのおいしさです。
10月18日(月)から22日(金)までの給食
10月18日(月)
ご飯 牛乳 さんまのかば焼き 切干大根サラダ
じゃがいものみそ汁
かば焼きは、身の長い魚を開いて中骨を取り焼いてから、醤油、みりん、砂糖、酒などで作ったたれをつけて焼いた料理です。秋が旬のさんまは、脂がたっぷりのっていて、栄養もたっぷりあるので、昔からスタミナ補給の食品として知られていました。筋肉や髪をつくるたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムとその吸収をしてくれるビタミンDなど多く含まれています。さらに脳を刺激し、記憶力がよくなる働きがあるDHAが含まれています。今日は、白いごはんにピッタリなさんまのかば焼きです。
10月19日(火)
海鮮ラーメン 牛乳 小籠包 いんげんのごま炒め
今日のラーメンには、えび、いか、あさり、なるとが入っているので、「海鮮ラーメン」と名付けられています。海鮮などの魚介類は、「栄養の宝箱」と言われていて、私たちの体に必要なものばかり含まれています。骨や歯を丈夫にする「カルシウム」、体を作る「たんぱく質」、目が良く見えるようになる「タウリン」、頭の働きをよくする「DHA」、血液の流れをよくする「EPA」など、たくさんの栄養がつまっています。色々な種類の魚介類を食べることで、栄養バランスもよくなります。
10月20日(水)
はちみつパン 牛乳 おさかナッツ ワンタンスープ
カシューナッツは、インド、アフリカ、ブラジルが産地で、そのまま食べるか、お菓子の材料として使われることが多いようです。その他、料理の炒め物などに利用されます。給食では、“鶏肉とカシューナッツの炒め物”という料理や今日の給食の“おさかナッツ”という料理の中に入っています。カシューナッツには、疲れをとったり、おなかの調子をととのえたりする働きがあります。また、若返りのビタミンと言われているビタミンEも含まれています。
10月21日(金)
ご飯(こうのとり伝説米) 牛乳 豚肉の生姜炒め 呉汁
今日の汁物は、日本各地で親しまれている「呉汁」です。呉汁の「ご」は、すりつぶした大豆のことをいいます。豆腐や肉類が貴重な時代にたんぱく源として、大豆をよく吸水させた後、やわらかく煮てすりつぶし、みそ汁に入れたのが始まりです。今日の呉汁には、大豆の他に、にんじん、大根、ねぎ、豆腐など、いろいろな食材が入っていて、栄養満点の汁物です。
10月22日(金)
しめじご飯 牛乳 いわしのカリカリフライ せんべい汁 りんご
「せんべい汁」は青森県の郷土料理です。せんべい汁は、江戸時代の後期、飢饉や凶作で米を食べることができなかったときに、八戸市とその周辺を含む南部では、麦やそばを栽培しました。麦やそばの粉から、やわらかい「麦せんべい」や「そばせんべい」ができ、明治時代になって、かたく焼いた「南部せんべい」が誕生しました。南部せんべいはそのままでも主食や間食として食べられますが、汁物にちぎって入れる食べ方もしました。これが「せんべい汁」のはじまりです。
10月11日(月)から15日(金)までの給食
10月11日(月)
ご飯 牛乳 ししゃもの磯辺フライ 肉じゃが もやしのおひたし
「もやし」とは植物の名前ではなく、豆や米、麦などを発芽させた若い芽のことをいいます。「もやし」とは、若い芽を出させるという意味の言葉の「萌やす」の名詞です。つまり生命力にあふれた若い芽がはつらつとして伸びていくという意味の言葉です。わたしたちが「もやし」とよんでいるのは豆もやしです。原料の豆によって大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやし、アルファルファもやしなどがあります。豆が芽を出したことによってビタミンCが加わり、豆と野菜の両方の栄養をもつようになったすばらしい食品です。料理の主役になることは少ないけれど、栄養のある名わき役の「もやし」を食べてみてください。
10月12日(火)
チャーシューめん 牛乳 根菜のさっぱり炒め みかん
先月までは冷凍みかんでしたが、今月からはそのままのみかんの登場です。一般的にみかんと呼ばれているものは、正しくは温州みかんといいい、日本原産のくだものです。海外でも「MIKAN」やもともとの原産地域の「SATSUMA」などと呼ばれています。みかんは、こたつに入りながら食べる冬の果物というイメージがありますが、収穫時期は、9月から1月までで、その後3月まで長い期間出回っています。今日のみかんは、「極早生みかん」といい、皮がまだに青く、酸味がやや強いのが特徴です。みかんは、ビタミンCが豊富で、肌荒れや風邪予防に効果的です。また、果肉の袋には、便秘改善の作用があります。今年の冬、風邪に負けないためにも味わって食べましょう。
10月13日(水)
コスタリカライス 牛乳 ベジタブルスープ
「コスタリカ」は、地球の反対側の南米にある小さな国の名前です。コスタリカには「コスタリカライス」という料理はありませんが、コスタリカの家庭料理を給食用にアレンジしました。コスタリカは、暖かい国なので、カレー粉や唐辛子などの香辛料をよく使い、野菜や果物をふんだんに使う料理が多くあります。また、米もよく使います。今日の給食は、鶏肉、大豆、ピーマン、パプリカを、ケチャップとカレーなどで煮込んものをごはんにかけて食べます。おいしくいただきましょう。
10月14日(木)
たこ飯は、もともとは漁師飯で、瀬戸内海周辺のやわらかいタコがとれる愛媛県、香川県、広島県、岡山県、兵庫県地域に伝わる郷土料理です。漁船の中で、漁師さんたちがとれたてのタコをぶつ切りにして、ごはんに炊き込んだのが始まりといわれています。そして、今日の果物は、秋の代表的な果物のひとつの柿です。柿には、血圧が上がるのを防いだり、乗り物酔いや二日酔いになりにくくします。カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。今日は、調理員さんが一つ一つ丁寧に皮をむいてくれました。
10月15日(金)
ココア揚 げパン 牛乳 武蔵野 スープ 豆 サラダ
川越市を北端にした関東平野の南西部一帯のこの辺りを昔から武蔵野と呼んできました。その辺りに広がる台地を武蔵野台地といいます。武蔵野台地では、江戸時代のころから野菜の栽培が盛んになり、現在でも関東地方の主要 な野菜 の生産地 となっています。さつまいもを盛んに栽培をしている地域 もあり、埼玉県 では川越市 が有名 ですね。今日 の給食 のスープはにさつまいもが入 っています。さつまいもを使 ったスープであることから「武蔵野 スープ」という名前がつけられました。さつまいもの収穫期である秋にしか味わうことのできないスープをおいしくいただきましょう。
10月4日(月)から8日(金)までの給食
10月4日(月)
ツイストパン ブルーベリージャム 牛乳 鮭グラタン ボイルブロッコリー コンソメスープ
10月10日は「目の愛護デー」です。今日の給食では、目の愛護デーにちなんで、目に良い食べものを取り入れました。ブルーベリーの紫色は「アントシアニン」といい、鮭の赤い色は「アスタキサンチン」といいます。どちらも目の血行を良くしたり、目の疲れをとったりする働きがあります。また、ブロッコリーやにんじん、パセリに含まれる「カロテン」は目の粘膜を保護する働きがあります。最近はスマホやパソコンを見る機会も増え、目が疲れている人も多いのではないでしょうか。今日は目に良いものを食べ、画面を見ずに目を休めましょう。
10月5日(火)
汁うどん 牛乳 ひなちゃんの卵焼き 小松菜のおろし煮 ぶどうゼリー
今日は10月1日の「市民の日」にちなんだ「市民の日記念献立」です。鴻巣市では、稲作が終わると小麦を作り、「うどん」や「まんじゅう」に利用してきました。「こうのす川幅うどん」は、鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなんで誕生したご当地グルメです。川幅うどんではありませんが、今日はいつもよりも少し太いうどんにし、つけ汁には鴻巣市内の農家さんが育てた「ねぎ」を使いました。また、卵焼きには鴻巣市のマスコット「ひなちゃん」の焼印がしてあります。この機会に、市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもちましょう。さらに、自分や鴻巣市の将来を思い描いてみましょう。
10月6日(水)
豆腐飯 牛乳 いかのみそ焼き ちゃんこ汁 りんご
「豆腐飯」は群馬県利根地区の郷土料理です。この地域は大豆の産地で木綿豆腐作りが盛んでした。「しょうゆめし」に消化のよい木綿豆腐を炒めて入れたところ、美味しかったことが始まりだそうです。数年前までは、お祝い行事や消防団の秋期点検などのときに、必ず豆腐飯がふるまわれていたそうです。また、鳥取県でも栄養豊富な豆腐を食べて、寒い冬を乗り切る冬至の定番の郷土料理として豆腐飯があります。大豆は荒れ地でも作れる作物であることから、昔の人の生活の知恵として、貴重なたんぱく源を取り入れることができる大豆加工品を使った料理が各地で受け継がれてきたといえます。
10月7日(木)
カレーライス 牛乳 フルーツポンチ 小魚アーモンド
カレーライスの味の決め手といえばカレー粉ですね。カレー粉はいろいろなスパイスを組み合わせて作られています。スパイスは、色づけをするもの、香りづけをするもの、辛味付けをするものと大きく3つに分けられますが、350~500種類もあるそうです。この中から組み合わせてカレー粉を作るのはとても大変そうですね。それを、日本人の好みに合わせて、手軽に使えるように工夫して作られたのがカレー粉です。これを発明したのは日本に来ていたイギリス人だったそうです。カレー粉は約30種類のスパイスを選んで組み合わせて作られているそうです。スパイスには、消化をよくし、食欲を刺激する働きがあります。
10月8日(金)
ご飯 牛乳 ジャージャン豆腐 五目スープ
ジャージャン豆腐とは、漢字で「家常豆腐」と書きます。中国の家庭や大衆料理屋で食べられている料理で、激辛料理でも有名な中国の四川料理のひとつです。豆腐と書いてあるけどマーボー豆腐とどう違うのでしょうか?ジャージャン豆腐には揚げた豆腐が使われていて、味付けも必ず辛いというわけではなく家庭によってさまざまです。日本でいえば、揚げ豆腐と肉野菜炒め煮でしょうか。給食では豆腐を揚げた厚揚げを使い、豚肉、にんじん、キャベツ、ねぎ、椎茸、たけのこも一緒にいためてあります。味付けに味噌や豆板醤も使っています。
9月27日(月)から29日(水)までの給食
9月27日(月)
ご飯 牛乳 酢豚 わかめスープ
酢豚は家庭にも浸透している中華料理です。酢豚という名前は日本で付けられた名前で、豚肉の角切りに片栗粉をまぶして揚げ、炒めた野菜と合わせて甘酢あんをからめた料理です。「酢」はすっぱいから苦手という人もいるようですが、酢のパワーはたくさんあります。疲れをとったり、血液をサラサラにしてくれたり、ばい菌をやっつけてくれて、食べ物を腐りにくくしてくれるなど、良いことがたくさんあります。お酢のパワーを取り入れて、元気に過ごしましょう。
9月28日(火)
なめこおろしうどん 牛乳 さつま芋と大豆の甘辛揚げ 巨峰
ぶどうは、皮の色で黒、赤、緑と大きく3つの種類に分けられます。黒や赤には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンがたくさん含まれています。黒に代表されるのは、巨峰、ピオーネ、ナガノパープルなどです。赤に代表されるのは、デラウェアや甲斐路、ロザリオロッソなどです。緑に代表されるのは、瀬戸ジャイアンツやシャインマスカットなどがあります。日本は、ワインの原料にするぶどうよりも、生で食べるぶどうの方が多く生産されています。そのため、ぶどうの品種改良をして、タネがなく、皮がなるべく薄く、皮ごとおいしく食べられるようにされてきました。
9月29日(水)
ご飯 牛乳 さんまの辛味焼き もやしとほうれん草のお浸し 豚汁
さんまは、秋になると産卵のため、寒流に乗って群れをなして日本の近海に近づいてきます。南下直前の脂がのっているときがいちばんおいしいので、旬の時には様々な料理法で食卓に上り、秋を彩る庶民の味として親しまれてきました。しかし、近年では、さんまの群れが少なく、漁獲量が減ったため、お値段が高くなり、高級な魚になりつつあります。さんまのうま味である脂には、血液の流れをよくしたり、脳細胞を活発化させ、頭の回転をよくしたりする働きがあります。今日の給食は、たれにさんまを漬けてから焼いた辛味焼きです。
9月21日(火)から24日(金)までの給食
9月21日(火)
田舎うどん 牛乳 里芋のそぼろ煮 お月見ゼリー
今日は中秋の名月「十五夜」です。今夜はお月見ができるでしょうか。お月見とは、1年の中で最も空が澄みわたる旧暦の8月に、美しく明るい月を眺める行事のことで「十五夜」とも言います。また、十五夜は、団子やススキとともに、収穫期である里芋などの芋を、収穫への感謝や豊作祈願のために供える風習があったことから、芋名月ともいいます。今日の給食では、芋名月にちなみ、里芋のそぼろ煮を出しました。お月見ゼリーの写真もお伝えします。
9月22日(水)
菜ピラフ 牛乳 きびなごカリカリフライ ベジタブルスープ 冷凍みかん
高菜は、アブラナ科の一種で、小松菜に似た葉野菜です。熊本県の阿蘇地方の栽培が有名で、熊本を中心とした九州地方では、「高菜漬け」という漬物が名物です。高菜漬けは、野沢菜漬けや広島菜漬けと並ぶ、日本三大漬物のひとつです。最近では、漬物としてご飯と一緒に食べるだけでなく、ラーメンの薬味にも使われています。今日の給食の高菜ピラフは、ご飯と一緒に、刻んだ高菜漬けやにんじん、玉ねぎ、ごまを入れて炊き込みました。
9月24日(金)
肉丼 牛乳 きゅうりの漬物 あさりの味噌汁 あじつき小魚
今日の肉丼に使われている肉は、豚肉です。豚肉には、筋肉や内臓などの体をつくるもとになるたんぱく質が多く含まれています。さらに、体の疲れをとってくれる働きがあるビタミンB1も多く含まれています。また、肉丼の「丼」は、「丼ぶり」の丼で、深めの丼ぶり鉢に、ご飯とおかずを一緒に盛り付けた料理のことです。丼ぶりの誕生は、室町時代といわれています。ご飯に、野菜や魚を刻んでのせ、だし汁をかけて食べたそうです。その後、江戸時代になって、ご飯を早く食べたい江戸っ子たちに人気となり、その種類も次第に増えていきました。天丼、牛丼、かつ丼、親子丼・・・皆さんは何丼が好きですか?
9月13日(月)から17日(金)までの給食
9月13日(月)
ご飯 牛乳 かつお竜田揚げ 大豆の磯煮 キャベツの味噌汁
かつおは、春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南に下ります。季節によって移動する魚の代表です。1年中とれる魚ですが、季節によって味が違い、旬は1年に春と秋の2回あります。4月から6月ごろにとれるかつおは「初鰹」「上り鰹」と呼ばれ、脂が少なく、あっさりと食べられます。9月から10月ごろにとれるかつおは「戻り鰹」といい、脂がのって、こってりとしています。給食ではお刺身で食べることはできませんが、竜田揚げを食べて旬の味を味わいましょう。
9月14日(火)
ツイストパン 牛乳 きのこスパゲティ チキンナゲット イタリアンサラダ
きのこは世界中で食べられ、栽培も盛んに行われています。しいたけやなめこ、えのきだけ、マッシュルームやエリンギなど様々な種類があります。特有の香りや旨味、歯ごたえに人気があり、健康への関心の高まりもあって、栽培はさらに増えています。旬は、9月~11月と3月~5月の2季です。現在のように、栽培されるようになったのは、大正、昭和時代からです。人工的に栽培できるきのこの種類が増え、価格も安定して一年中出回っているので、使いやすい食品といえます。カロリーが低く、食物繊維が豊富な食品なので、いろいろな料理に加え、たくさん食べてもカロリーの摂りすぎを心配することなく、食べることができます。
9月15日(水)
ご飯 牛乳 赤魚のねぎ味噌焼き 切干大根の炒め煮 ほうれん草と豆腐のすまし汁
赤魚は、フサカサゴ科の海水魚で、日本では北海道のオホーツク海や青森県から宮城県の太平洋沿岸に生息しています。別名「アラスカメヌケ・アコウダイ」とも呼ばれていています。釣り上げた時、水圧の急激な変化により、目が飛び出すことがある赤い魚で、「目が抜け出る」という意味で「メヌケ」という名前もあるそうです。今日はねぎみそ焼きで登場です。
9月16日(木)
中華おこわ 牛乳 焼き餃子 ビーフンソテー
ビーフンとは、米粉で作った細めの中国麺です。ビーフンは、紀元前220年ごろ中国北方の兵士が南に行った際に、米を食べることに慣れていなかったため、米を挽き、めんにして食べたことが始まりだといわれています。その後、ビーフンは中国南部から台湾に伝わり、お客さまをもてなす時の食材として発達したといわれています。来客があってから米を研いで炊くのでは遅すぎるので、すぐに調理できるビーフンは重宝されたそうです。
9月17日(金)
子どもパンスライス 牛乳 ハンバーグのケチャップソースかけ ボイルキャベツ パンプキンスープ
かぼちゃという名前は「カンボジア」から伝わったことに由来するといわれています。アメリカ大陸からコロンブスによってヨーロッパに持ち帰られ、世界中に広がりました。日本でも17世紀には九州 で栽培されていました。夏の太陽の光をたくさんあびて育ったかぼちゃは、ビタミンAのもとになるカロテンやビタミンB,ビタミンCがたくさん含まれています。老化予防効果もあると言われ、特に西洋かぼちゃには多く含まれています。また、食物繊維も多く、便秘の予防や改善に役立ちます。
9月6日(月)から10日(金)までの給食
9月6日(月)
夏野菜カレー 牛乳 フルーツ白玉
今日のデザートは、果物の缶詰と白玉だんごが入った「フルーツ白玉」です。白玉だんごの原料の白玉粉は、もち米を水洗いし、石臼で水を加えながら挽き、沈殿したものを乾燥させました。白玉粉に水を加え、耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく練り団子にします。沸騰したお湯の中に団子を入れて浮き上がってきたら、水に入れて出来上がりです。白玉だんごは、お餅と比べると粘り気もなく、口当たりは、つるんとしていてのど越しの良さが特徴です。同じもち米から作られているのに不思議ですね。今日は、白玉だんごとりんこ缶、みかん缶、パイン缶と合わせたフルーツ白玉です。
9月7日(火)
ホット中華めん コーンみそラーメン 牛乳 ポテトのチーズ焼き ミニトマト
暑い日が続くとたくさん汗をかいてしまいます。みなさんの体は約70%が水分です。そして少しの塩分が体の調子を整えてくれています。この水分や体内の塩分が汗により大量に失われると、めまいがしたり、頭痛がおきたり、ひどくなると意識がなくなってしまいます。給食には毎日牛乳のほかに、みそ汁やクリームスープなど汁物が登場します。今日もみそラーメンのおつゆとして汁物があります。給食の汁物は、体に吸収されやすいちょうどよい濃さになっています。暑い日ほど温かい汁物から水分、塩分、さらには野菜からビタミンをとって熱中症などにならないようにしましょう。
9月8日(水)
ぎつね寿司 牛乳 厚焼き卵 三平汁 冷凍みかん
三平汁は北海道の郷土料理です。昆布でだしをとり、鮭やたら、にしんなどの塩漬けした魚とだいこんやにんじん、じゃがいもを煮た塩味がベースの汁ものです。「三平」という名前の由来はいくつかありますが、松前藩の藩主が狩りに出た際に、斎藤三平という漁師が、ありあわせのもので作った汁物を藩主が大変気に入り名付けられたという説や有田焼の三平皿に盛るから、という説もあります。200年以上前の江戸時代の本にも出てくる歴史のある料理です。給食では鮭、豆腐、だいこん、にんじん、ねぎを使い、塩と醤油で味付けをしました。
9月9日(木)
黒パン 牛乳 白身魚のこんがり焼き いんげんとコーンのソテー ミネストローネ
今日の白身魚は「ホキ」です。ホキはあまりお店ではそのままでの状態でお目にかかることはありませんが、白身魚フライとしてやフィッシュバーガーの材料としてはよく食べられています。ホキはオーストラリアやニュージーランド周辺で水深200~700メートルの深海でよくとれる魚です。1969年に日本の船によって開発され、広まったといわれています。とても上品な白身魚でクセがなく、煮ても焼いても揚げてもおいしく食べられる魚です。給食ではマヨネーズを塗り、粉チーズ、パン粉、コーンフレークの衣をつけてこんがりと焼きました。
9月10日(月)
ご飯 牛乳 マーボー茄子 わかめとあさりのスープ ハニーピーナッツ
なすは英語で「エッグプラント」(卵植物)といいます。丸い形から名付けられたのでしょう。なすは九州などの暖かい地域では「長なす」、東北などの寒い地域では「丸なす」や「小なす」が作られています。なすは7月から9月が旬です。夏野菜には体を冷やす効果がありますが、なすはその中でも特に効果があります。暑さ負けしそうな時や体にほてりがあるときに食べると効果があります。なすの紫色の色素の「ナスニン」にはポリフェノールという老化防止や目の働きをよくする効果があります。なすは油との相性がよく、和食、中華、洋食とどんな料理にも使えます。
9月1日(水)から3日(金)までの給食
9月1日(水)
キムチチャーハン 牛乳 春巻き 大根としめじの中華スープ 梨
梨は夏の初めから秋にかけて食べられますが、季節ごと食べられる品種が変わってきます。夏の初めはさわやかな甘みのある幸水、夏の盛りには水分豊富な豊水、秋になると水分が少なく大玉で保全性の高い新高があります。梨の成分は、ほとんどが水分ですが、むくみを解消したり、取りすぎた塩分を排泄したり、夏バテにも効果があります。また、新陳代謝を活発にし、疲労回復に効果がある成分も含まれています。給食室では、一つ一つ梨の芯をとり、ていねいに皮をむきました。
9月2日(木)
食パン りんごジャム 牛乳 ポークビーンズ フラワーサラダ
パンの歴史は古く、エジプトで作られたのが始まりです。日本へはポルトガル人によって伝えられました。食パンは、生地を型に入れて焼き上げ、スライスしたものです。フランスのパンドゥミやイギリスの山型パンなどが原型となり、日本で発展したパンです。食パンの呼び名の由来は、諸説ありますが、その一つに食べるパンだから食パンと呼ばれるようになったという説があります。昔、絵を描くときにパンの白い部分を丸めて消しゴムとして使っていたため、食べるパン用と消すパン用を区別するために食パンと呼ぶようになったという説です。
9月3日(金)
ご飯 牛乳 カレイのレモン風味 キャベツのおかか炒め なすのみそ汁
おかかは、かつお節のことです。かつお節がおかかと言われるようになった理由は、いくつか説があります。一つ目は、かつお節は、削るときにかつお節の端をひっかくように削ることから「おかきは」と呼ばれ、それが変化しておかかになったという説です。2つ目は、宮廷に仕える女官たちは、かつお節のことを「かか」と呼んでいました。この「かか」に「お」をつけて、丁寧な言い回しにしたのが「おかか」の由来という説です。キャベツのおかか炒めは、キャベツを炒めて、しょうゆを入れ、薄く削ったかつお節をそのまま入れて作りました。
7月12日から16日までの給食
7月12日(月)
クルーリーふうセサミパン 牛乳 ムサカ レヴィシアスーパ 冷凍みかん
今日はは知らない名前の料理がいっぱいですね。今年は東京でオリンピックが開催されるので、今日は第1回オリンピック開催国のギリシャ料理を集めてみました。『クルーリ』とはギリシャでよく食べられるパンです。現地ではゴマがたくさんついているリング状のパンです。『ムサカ』はなすのグラタンです。なすやじゃがいもとミートソースやベシャメルソースを重ねて焼きます。『レヴィシアスーパ』はギリシャ語で「レヴィシア」がひよこ豆、「スーパ」がスープのことでひよこ豆を使ったスープです。世界の料理をおいしくいただきましょう。
7月13日(火)
ごはん コーヒー牛乳 真鯛の照り焼き 肉じゃが 冬瓜汁
今日の魚は、長崎県産の真鯛です。長崎県は、鯛の水揚げ量日本一です。マダイ、チダイ、キダイ、クロダイなど鯛という名前がつく魚の種類は数多くありますが、中でも、古来より魚の王様といわれているマダイは、赤い色と「おめでたい」の語呂合わせで、お祝いの席に欠かせない魚の代表です。特に冬から春にかけて身が引き締まった鯛は絶品です。今日は、国の補助金を活用して無償でいただいた長崎県産の真鯛をしょうゆ、みりん、砂糖、おろししょうがのたれをかけて焼き照り焼きにして出しました。みそ汁は、冬瓜の入ったみそ汁です。冬瓜は、冬の瓜と書きますが、旬は夏です。冷暗所で保存すると冬までとって置くことができます。ラグビーボールのような形の冬瓜のわたとり皮をむき、小さく切ってみそ汁に入れて作りました。
7月14日(水)
夏野菜カレー 牛乳 サイダー入りフルーツポンチ
夏野菜は、夏にたくさんとれる夏が旬の野菜のことで、夏の太陽をたっぷり浴び、ビタミンやミネラルなどの栄養をたくさん蓄えています。強い日差しで疲れた目や肌の健康を回復してくれたり、ほてった体を覚ましてくれたりするはたらきがあります。今日のカレーには、夏野菜のかぼちゃ、トマト、とうもろこし、枝豆が入っています。これから夏に向けて、続々と旬を迎える夏野菜を積極的に食べて、暑さに負けない体作りを目指しましょう。
7月15日(木)
天ぷらうどん 牛乳 もずくとさつまいもの天ぷら すいか
もずくは、古くから全国各地で食用されてきた海藻の仲間です。天然のものもありますが、一般的に食用されているもずくのほとんどは沖縄県で養殖されたものです。もずくの名前の由来は、海藻に付着して生育することから、「藻につく」という意味です。もずくのぬるぬるの成分には、がんを抑えたり、菌の繁殖を抑えたりする働きがあり、今盛んに研究されています。食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるので健康や美容にとてもよい食べ物です。
7月16日(金)
ジャンバライヤ 牛乳 オムレツ 白花豆のクリームスープ はちみつレモンゼリー
ジャンバラヤはアメリカの家庭料理です。その中でもルイジアナ地方でよく食べられています。この地方は昔からフランス系のカナダ人が多く住み着いていました。そのため、見た目はスペインの「パエリア」やトルコの「ピラフ」に似ている料理です。ケイジャンスパイスという、パプリカやにんにく、胡椒、オレガノ、タイムなどの香辛料やハーブを加えたスパイシーなごはんです。地域、家庭によって味付けもいろいろあります。給食ではパプリカパウダー、ケチャップで赤く色づけし、カレー粉、チリパウダーでピリッと辛味を利かせてあります。
7月5日から9日までの給食
7月5日(月)
じゅうしい 牛乳 きびなごごまフライ なすのみそしる 冷凍パイン
今日のごはんは、沖縄県の郷土料理「じゅうしい」です。沖縄では、お祝いや法事などの行事に欠かせない料理だそうです。「ジューシー」は「雑炊」を意味する沖縄の方言ですが、炊き込みご飯も雑炊も全ての混ぜご飯のことを「ジューシー」と呼んでいます。沖縄は、中国や台湾に近いため、豚を丸ごと無駄なく使う沖縄独特の豚料理がたくさんあります。また、江戸時代のころからサトウキビの栽培が盛んで、砂糖の生産が島の産業であったことから、北海道とは昆布を、鹿児島とは鰹節を黒砂糖と交換していたそうです。このことから、豚肉や昆布、鰹節は沖縄料理には欠かせない食材となっています。「じゅうしい」にも豚肉、昆布が入っています。
7月6日(火)
ごはん 牛乳 いかのにんにくしょうゆやき ゴーヤーチャンプルー もずくスープ
ゴーヤは、沖縄特有の野菜で「島野菜」のなかまです。島野菜は、昔から食べられていること、郷土料理に多く使われていること、沖縄の気候と風土にあいよくとれることの3つに、あてはまる野菜にのみつけられます。ゴーヤは、独特の苦みがあることから別名「にがうり」と呼ばれます。この独特の苦みには、胃腸を刺激し、食欲が湧く、夏バテ予防によい成分が含まれているそうです。その他に日焼けした肌に必要なビタミンCもなんとレモンの2倍以上含まれているそうです。疲労回復の働きもあり、やみつきになるゴーヤにしかない苦い味が人気となり、夏の健康に欠かせない野菜として全国的に広まりました。
7月7日(水)
子どもパン 牛乳 星のコロッケ ボイルキャベツ ズッキーニのトマトスープ
今日は「七夕」にちなんだ献立です。星の形のコロッケで、夜空を表しています。それから、スープに入っている「ズッキーニ」は、形はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。しかし、生で食べられるところや、皮まで食べられるところはきゅうりによく似ています。生で浅漬けやピクルスにしても良いですし、油と相性が良いので魚介類や肉類と一緒に炒めたりフライにしてもおいしく食べられます。今日はトマトスープにズッキーニが入っています。
7月8日(木)
海鮮ピリ辛ラーメン 牛乳 焼きぎょうざ ゆでとうもろこし
とうもろこしの先端の部分には、たくさんのヒゲがついていますが、これは、めしべの一部で、ヒゲの数と粒の数は同じだと言われています。また、きれいに並んで列を作っている粒ですが、この列は、病気にでもかからない限り、必ず偶数になるそうです。不思議ですね。夏が旬のもぎたてのとうもろこしは甘くてやわらかくてとてもおいしいです。
7月9日(金)
豆腐のそぼろ丼 牛乳 利久汁 小魚アーモンド
利休汁の利休はゴマを使った料理の名称です。今日の給食の利休汁にも、もちろんごまが入っています。ごまには、白ごま、黒ごま、金ごまなどの種類があります。栄養価は、ビタミンEやゴマリグナン、アントシアンなどの成分が含まれています。これらには、体の細胞の老化を防ぐ、抗酸化作用があり、ガン予防などが期待されています。また、ゴマリグナンには、肝臓の機能を向上させてくれる働きがあり、二日酔いを予防してくれます。
6月28日から7月2日までの給食
6月28日(月)
鶏五目ごはん 牛乳 いかのかりん揚げ 雷汁 白桃ゼリー
「雷汁」は栃木県など北関東の郷土料理です。水気を切った豆腐をくずしながら、油で炒め、だし汁 、ねぎを加えた、具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを油で炒めている時の音が、「バリバリ」とかみなりの音に似ていることから「かみなり汁」と名前がつきました。炒めることによりコクのある汁物になります。ごぼうやこんにゃくが入っていて、食物繊維が豊富で体にとてもよいです。雷汁をしっかり食べて雷に合わないようにしましょう。
6月29日(火)
ごはん 牛乳 チンジャオロース チンゲンサイとあさりのスープ 冷凍みかん
「チンジャオロース」は、日本で好まれて食べられている中華料理のひとつです。中国語で「チンジャオ」はピーマン、「ロースー」は細切り肉のことをいいます。つまりチンジャオロースは、ピーマンと肉の細切りを炒めた料理ということになります。ピーマンには、カロテンやビタミンCがたくさんあります。ピーマンに含まれているビタミンCの量は、ピーマンの色で違いがあり、緑色がこいほど、ビタミンCがたくさんあるそうです。今日のチンジャオロースには、たくさんビタミンCが含まれています 。
6月30日(水)
ナン 牛乳 カレーミート グリーンサラダ
ナンは、インドやヒマラヤ地方など中央アジア一帯で主食として食べられています。普段みなさんが食べているパンは、小麦粉にイースト菌を入れて発酵させて作りますが、ナンは発酵させていないパンです。小麦粉にヨーグルトと牛乳を加え、よく練って作った生地をひょうたんの形にのばし、タンドールという土釜の内側にはりつけ、高温で焼きます。もちもちした食感とふんわりと焼いた表面のでこぼこしたところに焦げがあるのが特徴です。
7月1日(木)
ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 あじフライ 大豆の磯煮 相性汁
あじは、世界中で食べられている魚です。一年中水揚げされますが、春から夏にかけて、最もおいしい旬の時期を迎えます。脂がのっていて、うまみが多い魚なので、味が良いから「あじ」という名前が付けられたとも言われています。栄養は、体をつくるもとになるたんぱく質が多く含まれています。また、頭の回転をよくする働きがあると言われているDHAや、血液をさらさらにする働きがあると言われているEPAも豊富です。
7月2日(金)
さきたまロール 牛乳 トマトスパゲティ チキンナゲット イタリアンサラダ
トマトは、夏の代表的な野菜の一つです。トマトには、とりすぎた水分を体の外に出してくれるカリウムが多く含まれています。また、トマトの赤い色は「リコピン」という色素です。リコピンは、抗酸化作用という老化を遅らせる成分です。さらに、ビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしてくれたり、病気を防いでくれたりします。ヨーロッパでは、「トマトが赤くなると、医者が青くなる」と言われているように、トマトを食べると病気にかかりにくくなって、医者に行く必要がなくなり、医者が困って青くなるという話もあります。
6月21日から25日までの給食
6月21日(月)
ツイストパン 牛乳 鶏肉のマスタード煮 粉ふき芋 コンソメスープ
「マスタード」を日本語に訳すと、「からし」ですが、「マスタード」と「からし」は、実は少し違 います。その違いの一つ目は、原材料です。「からし」は「和がらし」とも呼ばれる「オリエンタルマスタード」から、「マスタード」は、主に「イエローマスタード」から作られます。また、からしは、「オリエンタルマスタード」をすりつぶしたものを水で溶いて作りますが、マスタードは、「イエローマスタード」に、酢 や砂糖 、ワインなどを加えて作ります。味は、からしに比 べ、マスタードの方 が辛みがマイルドです。今日 は、マイルドな辛みをもつ「マスタード」を、洋風の鶏肉の煮物に加えました。生クリームを加えてさらにマイルドに、クリーミーにしています。
6月22日(火)
ナシゴレン 牛乳 目玉焼き フォーのスープ
ナシゴレンは、インドネシアでよく食べられている、チャーハンのような料理で、インドネシア語で、「ナシ」は、「ごはん」、「ゴレン」は、「油 で炒める」や「油で揚げる」という意味です。唐辛子やケチャップマニスという甘辛い調味料を使って、辛く仕上げることが多いですが、目玉焼きを添 えて食べることが多く、これが辛さをマイルドにしてくれます。また、スープの「フォー」とは、ベトナム料理で使われる米粉で作られた麺のことです。平たい形が特徴です。蒸し暑くなってくるこの時期 に、蒸し暑い気候の東南アジアの料理を、味わっていただきましょう。
6月23日(水)
ごはん 牛乳 いわしの梅煮 切り昆布の煮物 肉 だんご汁
いわしは、海から水揚げするとすぐに死んでしまうことから、「よわし」といわれ、それが「いわし」という名前の由来になったという説があります。漢字でも「魚へん」に「弱い」と書きます。栄養は、主に体をつくるもとになる「たんぱく質」のほか、頭がよくなると言われているDHAや、血液をさらさらにしてくれるというEPAが多く含まれています。今日のいわしの梅煮は、骨まで柔らかく煮てあり、骨ごとたべることができるので、カルシウムもたっぷりです 。
6月24日(木)
豚キムチうどん 牛乳 小松菜の炒め物 さくらんぼ
豚キムチうどんは、初めて給食に登場するメニューです。名前の通り、豚肉と白菜のキムチが入ったうどんで、かつお節からとっただしに、しょうゆで味付けをします。そこに、ピリッと辛いキムチがよいアクセントになっています。
また、「さくらんぼ」は、今が旬の果物です。さくらんぼは、桜の木になる実ですが、一般的に花を楽しむソメイヨシノとは違う品種の桜の実です。ここで問題です。さくらんぼの生産量が多いのはどこの県でしょうか。正解は、山形県です。
6月25日(金)
食パン いちごジャム 牛乳 ポークビーンズ ブロッコリーサラダ
「体がだるいな」、「頭がぼーっとするな」と感じたことはありませんか。そんな疲れをとるのにぴったりな栄養があります。それは、ビタミンB1です。ビタミンB1には、ごはんやパンに含まれている炭水化物をエネルギーに変える働きがあります。ビタミンB1が不足するとエネルギーがうまく作 れず、疲れやすくなったり、またイライラしたり、記憶力が低下したりします。ビタミンB1は豚肉 や大豆にたくさん含まれています。また、玉ねぎに含まれている「アリシン」はビタミンB1の働きを高めてくれるので、いっしょに食べると効果的です。
6月14日から18日までの給食
6月14日(月)
黒 パン 牛乳 照り焼きチキン いんげんとコーンのソテー クラムチャウダー
クラムチャウダーは、アメリカで誕生した料理 です。日本のクラムチャウダーは「あさり」を使 いますが、本場のアメリカでは「ボンビノス貝 」というあさりよりも大きな二枚貝を使います。クラムチャウダーというと牛乳をベースとしたクリームスープというのが日本での定番です。アメリカでは、東海岸のニューイングランド風は、日本と同 じ白いクリームスープですが、ニューヨークのマンハッタン風は、ミネストローネと同じ赤いトマトスープだそうです。2種類のスープに共通していることは、たくさん野菜を使うこととボンビノス貝を使うことです。今日の給食でもたくさんの野菜とあさりを使っています。
6月15日(火)
ごはん 牛乳 カレイの竜田揚げ 肉 じゃが すまし汁
「肉 じゃが」はおふくろの味として定番の料理 です。肉 、じゃがいも、にんじんなどを砂糖、しょうゆなどで甘辛く煮つけたものです。地域によって使用する肉は牛肉 、豚肉、鶏肉とさまざまです。この料理の発祥には、イギリスに留学していた東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューを気 に入り、帰りの船で作らせようとしたところ、シェフが東郷の話から想像して作ったものという説があります。カレーライスと材料が同じなので補給するにも都合がよく、軍隊の食事として広まったようです。給食の肉じゃがが一段とおいしく感じられるのはたっぷり作ってじっくり味を煮含ませ、調理員さんたちの愛情たっぷりだからだと思います。
6月16日(水)
タコライス 牛乳 ファイバースープ
タコライスは、メキシコ料理の「タコス」をご飯と一緒に食べる沖縄料理です。「タコス」は、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるとうもろこしを原料とした皮にくるんだり、挟んだりして食べる伝統的なメキシコ料理です。1984年に沖縄で誕生し、学校給食にも登場し、その後、全国的 にタコライスが広がり、ファーストフードの店やそのほか牛丼のチェーン店でも提供するようになりました。給食では豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、赤 パプリカ、大豆、チーズ、みそ、しょうゆ、ケチャップ、豆板醤などをいれて作ったものをご飯の上 にかけます。
6月17日(木)
わかめラーメン 牛乳 ゼリーフライ 冷凍みかん
ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げた食べもので、鴻巣市 の隣の行田市のB級グルメです。味付けは、ソースがベースで作られた特製つけだれです。衣のついていないコロッケといった感じで、ルーツは中国東北地方にあった野菜まんじゅうをもとにアレンジしたといわれています。その名前が、なぜ「ゼリー」になったのか定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」に、そして「ゼリーフライ」に変わったと伝えられています。今日は、調理員さんがひとつひとつ丁寧に作った手作りゼリーフライです。
6月18日(金)
枝豆じゃこごはん 牛乳 厚焼き卵 鋳物汁 メロン
鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた料理です。鋳物 とは、ドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの「鋳物工場 」があります。豆腐を油で炒 めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。
6月7日(月)から11日(金)までの給食
6月7日(月)
子どもパンスライス 牛乳 ハンバーグのケチャップソースかけ ボイルキャベツ コーンクリームスープ
昔 、ドイツの人が堅い肉をおいしく食べるために包丁で細かく刻んで焼いて食 べたのが、ハンバーグの始まりだといわれています。今、世界中の食卓ですっかり一般的なおかずになってしまいました。ハンバーグは、味付けや料理の仕方などで自由自在にアレンジできます。今日の給食では、にんじんとマッシュルームを炒め、ケチャップ、ソース、赤ワイン、砂糖を加えて煮込んだケチャップソースを焼いたハンバーグにかけました。ハンバーグの付 け合わせには、キャベツの千切りをゆでたボイルキャベツを出しました。今日は、パンの間にハンバーグとキャベツを挟んで食べます。健康なからだをつくるには、肉を食べたら、同じくらいの量の野菜を食べることが大切なので、キャベツも残さず食べるといいですね。
6月8日(火)
中華丼 牛乳 春雨スープ アーモンド
中華丼は、ごはんの上にあんかけの肉や魚介類 の入った野菜炒めをのせた中華風のどんぶりです。東京の料理店で昭和の初め頃 、客からごはんに八宝菜をのせてほしいと頼まれて作ったのがきっかけです。今日の給食の中華丼は、豚肉 、イカ、にんじん、たけのこ、たまねぎ、キャベツ、かまぼこ、うずらの卵 が入っていて、しょうゆ、オイスターソースなどで味付けし、とろみをつけたものをごはんの上にかけて配膳します。海、山、畑の幸と使っている食品も多く、栄養のバランスもよく、ボリュームたっぷりでスタミナのつく主食です。
6月9日(水)
豚肉とごぼうの炊き込みごはん 牛乳 ししゃもフライ キャベツの味噌汁
ししゃもは,漢字で書くと,「柳の葉の魚」と書 きます。これは、柳の葉のように細長い形をしていることからついたものです。ししゃもは、いりこなどの小魚と同じように、頭からしっぽまで丸ごと食 べることができます。ししゃもは、記憶力を高めてくれるDHAやEPA、骨を丈夫にしてくれるカルシウムやマグネシウムなど身体に良い働きをしてくれる栄養がたっぷり含まれています。
6月10日(木)
ライスボールパン 牛乳 焼きそば たこナゲット
わかめスープ
ライスボールパンは、米粉と小麦粉をあわせて作 ったパンです。米粉は、埼玉県産の「彩のかがやき」、小麦粉は一部に埼玉県産の「さとのそら」という種類を使っています。米粉が入ることで、独特 のモチモチ感のあるパンになります。パンの上にのっている粒々は「ざらめ」です。ざらめは、砂糖と同じく「さとうきび」から作られます。ざらめは、さとうきびから絞った汁を煮詰める時間を長くして、砂糖よりも粒が大きくなるように作られます。ざらめは、粒が大きいので食感を楽しむことができます。
6月11日(金)
カレーライス 牛乳 フルーツポンチ
カレーの始まりは「インド」です。ターメリックやとうがらし、カルダモン、クミン、シナモン、コリアンダーなど、数十種類以上の辛味や味・香り、色など、それぞれに特徴があるスパイスを調合して作ります。日本にカレーが伝わってきたのは、外国文化が伝わってた明治時代で、カレーライスは今では国民食と言 われるようになりました。今ではインドに次いで、カレー粉消費量世界2位になりました。
5月31日(月)から6月4日(金)までの給食
5月31日(月)
キャロットピラフのホワイトソースかけ 牛乳 豆サラダ 青のり小魚
豆サラダに入っているのは、「発芽大豆」です。発芽大豆は、一般の大豆製品よりも栄養価が高いと言われています。栄養価が高い理由は、発芽効果です。そもそも発芽とは芽を出すことで、発芽するためには栄養素を分解して吸収しやすい形にする必要があります。つまり芽が出たばかりの新芽の方が、豊富な栄養素を含んでいるわけです。発芽大豆の栄養は、良質なたんぱく質が多く、肉や魚よりも脂肪が少なくてヘルシーです。また、カルシウム、食物繊維も豊富で、骨を強くしたり、おなかの掃除をしてくれたりします。
6月1日(火)
はちみつパン 牛乳 ホキのピザ焼 き ジャーマンポテト ウィンナーとレンズ豆 のスープ
「ジャーマン」は「ドイツ風の」という意味 で、じゃがいもや玉ねぎ、ベーコンがドイツでよく食べられていることから、この名前がついたようです。しかし、ドイツには、ジャーマンポテトという名前の料理はなく、「じゃがいもとベーコン」という意味の「シュペックカルトッフェル」という名前で呼ばれているそうです。じゃがいもには、ビタミンCが多く含まれていて、免疫力を高めたり、肌荒れの防止に効果があります。
6月2日(水)
ごはん 牛乳 マーボー豆腐 えびしゅうまい もやしのナムル
韓国料理といえば、キムチ、焼き肉 、ビビンバ、チゲなどが有名 です。今日の給食に出ている「ナムル」も韓国料理のひとつです。ナムルは日本語で野菜 という意味があり、その名の通り、野菜をゆでて、調味料とごま油で和えたものです。日本ではビビンバの具として使われることで有名ですが、韓国では食事のおかずとして欠かせないものであり、常備菜として、冷蔵庫に数種類保存されているそうです。今日の給食では、もやし、にんじん、きゅうりを使 いました。ドレッシングと和えました。
6月3日(木)
五目 うどん 牛乳 鶏 つくね メロン
メロンの語源 はギリシャ語で「メーロペポーン」、「リンゴのような瓜 」が語源だそうです。小さいうちのメロンにはまだあみ目はありません。内側の果実の成長に、固 くなった外側の皮が成長に耐 えられず、ひびが入り、これがあみ目模様になります。きれいなあみ目のものほど価値も上がるそうです。昔は高級な果物で、一般の庶民はなかなか食べることができませんでした。今が旬のおいしいメロンを味 わっていただきましょう。
6月4日(金)
ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 まるごとあじフライ かみかみきんぴら 呉汁
6月4日~10日は、歯と口の健康週間です。どんなに好きな食 べ物でも、歯が痛かったり、悪 くては、おいしく感 じませんね。歯は、一生 の友 だちです。丈夫な歯をつくるためにも、牛乳、小魚、海藻、野菜などを好き嫌いなく、よくかんで食べることが大切です。よくかんで食べることは、味がよくわかり、歯や口の中の病気を予防し、お腹の働きも整えてくれます。今日の給食は、かみ応えのあるごぼうとスルメイカなどを炒めて作ったかみかみきんぴらです。
5月24日(月)から28日(金)までの給食
5月24日(月)
カレーライス 牛乳 フルーツポンチ チーズ
チーズの誕生は、古代アラビアの民話で伝えられています。「砂漠の旅人が羊の胃袋で作った水筒に乳を入れ、ラクダに背にくくりつけて旅に出ました。1日の旅を終えて乳を飲もうとしたところ、水っぽい液体と白い固まりになっていました。」という話があります。このような偶然の出来事がチーズの誕生とされています。チーズは牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。同じ量のチーズと牛乳を比べた場合、チーズのカルシウムは牛乳の約6倍、たんぱく質は約7倍もあります。チーズは少しの量でたくさんの栄養を取ることができます。
5月25日(火)
しょうゆラーメン 牛乳 キャラメルポテト ミニトマト
ミニトマトの原産地はトマトと同じ南米・アンデス地方です。はじめは飛行機の機内食用に栽培されていたようです。その後、1980年代になると、その見た目のかわいらしさから人気を集め、一般よりも普及するようになりました。ミニトマトは小さいですが、トマトよりも栄養がぎゅっとつまっています。ミニトマトの赤い色は、「リコピン」という色素です。リコピンには抗酸化作用という老化を遅らせる作用があります。さらにビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしれくれたり、病気を防いでくれたりします。
5月26日(水)
大山おこわ 牛乳 あじの南蛮漬け ちゃんこ汁 冷凍みかん
「大山おこわ」とは鳥取県大山町の郷土料理です。大山山麓でとれる四季折々の山菜など食材を使用したしょうゆ味のおこわです。昔、戦場へ行く兵が勝利を祈願して山鳥や山菜をいれたごはんを炊き出したのが始まりです。今日の大山おこわには、うるち米ともち米を使い、具には、山菜、鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけを使用しています。
5月27日(木)
ひき肉ともやしのあんかけ丼 牛乳 チンゲン菜のスープ ハニーピーナッツ
もやしは、豆類を発芽させた食べ物をさします。もととなる豆は、5㎜ほどの緑色の豆である「緑豆」が一般的で、そのほかにブラックマッペや大豆などがあります。もやしはあまり栄養がないと思われがちですが、実はさまざまな栄養が含まれています。特に多いのは、風邪の予防効果があるビタミンCやお腹の掃除をしてくれる食物繊維です。
5月28日(金)
ツイストパン 牛乳 スパゲッティボンゴレ チキンナゲット こんにゃく入り海藻サラダ
ボンゴレは、イタリア語であさりやハマグリなどの二枚貝のことです。イタリア料理屋さんに行くと、「ボンゴレ・ロッソ」や「ボンゴレ・ビアンコ」というメニューを目にすることがありますが
「ロッソ」はイタリア語で色の「赤」、「ビアンコ」は「白」のことです。このことから、「ボンゴレ・ロッソ」は、二枚貝とトマトが入っている赤いパスタ、「ボンゴレ・ビアンコ」は、二枚貝と白ワインや生クリームなどが入っていて、トマトが入っていない白いパスタのことです。
4月17日(月)から21日(金)までの給食
5月17日(月)
深川飯 牛乳 だし巻たまご 豚汁 河内晩柑
「深川」とは、東京の地名の一つです。深川は昔は今より海の近くにあり、「あさり」がたくさんとれました。みそ汁に入れたり、つくだ煮にしたりしていましたが、そのうちごはんと一緒に料理して食べるようになりました。それが深川めしの始まりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝です。春になると実が大きくなり、おいしくなります。この時期、潮干狩りでたくさんとることができます。
5月18日(火)
山菜うどん 牛乳 肉野菜炒め 抹茶蒸しパン
立春から数えて88日目の日を八十八夜と言います。今年は5月1日です。このころが新茶を摘む季節になります。このころ摘んだお茶は上等なものとされ、またこの日にお茶を飲むと長生きをすると言われています。今日の蒸しパンは、この新茶を粉にした抹茶を使いました。
5月19日(水)
ごはん 牛乳 カレイのレモン風味 五目煮豆 じゃがいものみそ汁
「カレイ」は、骨まで食べられるように調理してあるので、骨や歯を丈夫にするカルシウムをたくさんとることができます。また、煮豆には、畑の肉と言われるほど良質なたんぱく質の豊富な大豆が使われています。今日の給食は昔から日本で食べられている食材の組み合わせで、健康な食事であるとして注目されている和食に欠かせない「まごわやさしい」の頭文字を含む7つの内の5つが使われています。「ま」は豆で五目煮豆の大豆やみそ汁のみそ、「わ」はみそ汁のわかめ、「や」は野菜で五目煮豆やみそ汁の野菜、「い」はいもでみそ汁のじゃがいもです。これらの組み合わせは、噛みごたえがあり、いろいろな栄養をバランスよくとることができます。
5月20日(木)
ごはん 牛乳 厚揚げ入り回鍋肉 わかめスープ
回鍋肉は、中国の四川料理の一つです。本場中国の回鍋肉は、皮つきの豚肉をかたまりのままをゆでるか蒸して一度調理したものを鍋から取り出し、その肉を薄切りにして再び鍋に戻し、葉ニンニクやニンニクの芽を一緒に炒め合わせて作ります。鍋から肉が出たり、入ったりするところから「回る鍋の肉」と書いて、「回鍋肉」(ほいこうろう)と呼ばれるようになりました。日本では、ニンニクが食べやすいキャベツに代わり、肉も最初から炒めやすい薄切りの豚肉になり、つくりやすく、食べやすくアレンジされた「豚肉とキャベツのみそ炒め」のことを「回鍋肉」と呼ばれるようになりました。
5月21日(金)
はちみつパン 牛乳 オムレツのケチャップソースかけ アスパラサラダ オニオンスープ
アスパラガスは、南ヨーロッパが原産で日本には江戸時代にオランダ船から観賞用として伝わってきました。食用として栽培されるようになったのは、明治時代になってからのことです。アスパラガスには、滋養強壮や疲労回復に効果があるアスパラギン酸が含まれています。また、穂先の部分には、血管を丈夫にする働きがあるルチンが含まれています。ほかにも、赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため、貧血効果があります。アスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。この中でも最もおいしい時期は春から初夏にかけての今の時期です。
5月10日(月)から14日(金)まで
5月10日(月)
黒パン 牛乳 鶏肉のパプリカージュ 粉ふきいも コンソメスープ りんごゼリー
パブリカはなす科の植物で、辛くない唐辛子の一種です。みなさんが赤ピーマン、黄ピーマンと言っている大きくてカラフルで肉厚なピーマンが実はパブリカです。栄養的には緑のピーマンとほぼ同じですが、パブリカには苦みがなく、甘みがあるのが特徴です。ぞの完熟した赤パプリカの実を乾燥させ種を取り出し、粉にしたものがパプリカパウダーで、今日のパブリカージュに使っています。ハンガリー料理では煮物やスープによく使われます。
5月11日(火)
ごはん 牛乳 かつおフライ 茎わかめの金平 キャベツのみそ汁
かつおは、春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると北から南へ下る、季節によって味が違い、旬は一年に春と秋の2回あります。4月から6月ごろにとれるかつおは、「初がつお」「上りかつお」と言われ、秋にとれるかつおと比べると脂が少ないので、さっぱりした味わいです。かつおは赤身の魚で、白身魚に比べるてたんぱく質や鉄、ビタミンAなどが豊富です。一般的には「お刺身」やいぶした「たたき料理」が有名です。
5月12日(水)
ターメリックライス 牛乳 ドライカレー アセロラポンチ
アセロラの世界最大の生産国は、ブラジルです。日本では沖縄県本部町を中心に沖縄県や鹿児島県で多く栽培されています。アセロラは、リンゴのようなにおいのする真っ赤なサクランボに似た甘酸っぱい果実で、5月から8月にかけて収穫されます。アセロラの収穫が始まることから、5月12日をが始まることから、「アセロラの日」と制定されました。今日は真っ赤なアセロラゼリーの入ったアセロラポンチを出しました。
5月13日(木)
チャンポンめん 牛乳 肉団子の甘酢あん スナップえんどう
春になるとマメ科の野菜が多く出回ります。スナップえんどうもその一つです。「えんどう」には、完熟した豆を食べる「えんどうまめ」や、未熟なさやを食べる「さやえんどう」、さやごと食べる「スナップえんどう」があります。スナップえんどうは、肉厚でひとつひとつ食べごたえがあり、絹さやのパリっとした食感とグリーンピースの甘味の両方を味わえる野菜です。春先から初夏にかけて旬を迎えます。疲れをとったり、お腹の調子を整えたりする働きがあります。
5月14日(金)
ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 さわらのしおこうじ焼き 土佐煮 相性汁
土佐の特産であるかつお節を野菜などと一緒に煮た料理のことを土佐煮と言います。土佐というのは、四国にある高知県の昔の呼び方で、そのあたりでは、かつおが有名です。今日の給食では、鶏肉、こんにゃく、たけのこ、にんじん、さやいんげんをしょうゆや砂糖、お酒、かつお節と一緒に煮ました。
5月6日、7日の給食
5月6日(水)
キムタクごはん 牛乳 かに玉 ワンタンスープ 冷凍パイン
キムタクごはんとは、材料のキムチとたくあんからついた名前です。もともとは漬物が盛んな長野県の給食で、子どもたちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じ発酵食品と呼ばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。
5月7日(金)
ごはん 牛乳 サバカレー醤油焼き にらともやしのおひたし 新じゃがの炒め煮
新じゃがは冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫したもので、皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。新じゃがの皮は、手で向けるくらい薄く、皮もおいしく食べられるのが特徴です。じゃがいもは、1年中給食の献立に使われていますが、今日は特に新じゃがを味わうための献立です。
4月26日から30日までの給食
4月26日(月)
ごはん 牛乳 豚肉の生姜いため かき玉汁 アーモンド
豚肉にすりおろした生姜とにんにく、しょうゆ、みりんなどの下味をつけ、にんじんや玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めました。豚肉は、ビタミンB1が豊富で、牛肉の10倍も含まれています。このビタミンB1には、疲れをとってくれる働きがあります。また、体をつくるもとになるたんぱく質も多く含まれています。豚肉と一緒に漬け込んだ生姜には、胃の調子を整えてくれる効果や体を温める効果もあります。豚肉と生姜は、疲れた体を元気にしてくれるスタミナ食材です。
4月27日(火)
ホット中華メン コーンみそラーメン 牛乳 ポテトのチーズ焼き 清見オレンジ
清見オレンジは、静岡県の果樹試験場で「宮内早生温州みかん」と「トロピタオレンジ」を配合してつくられました。果樹試験場近くの海岸を清見潟といい、清見干潟の名前から清見オレンジと名づけられました。フレッシュな甘い香りとたくさんの果汁、ビタミンCが豊富です。果肉は柔らかく、温州みかんの甘みとオレンジの香りを同時に楽しむことができます。ビタミンCにはガンなどの病気にかかるリスクを下げてくれたり、体に侵入した病原菌などから私たちを守ってくれたり、風邪をひきにくくしてくれたりします。
4月28日(金)
ツイストパン 牛乳 ホキのこんがり焼き 青菜とコーンのソテー トマトスープ
ホキは体調70センチほどで、おもにニュージーランドやオーストラリア南部の深さ300~800メートルくらいのところで生息しているそうです。昔はほとんど食べられることのない魚でしたが、今では切り身で食べたり、すり身にしたりといろいろな食べられ方をしています。ホキには、ビタミンAとビタミンB2が多く含まれているので、目の病気の予防をしてくれる働きがあります。もちろん、体に必要なたんぱく質もおおいです。
4月30日(金)
たけのこごはん 牛乳 きびなごのカリカリフライ 小松菜のみそ汁 柏餅
5月5日はこどもの日、平安時代から端午の節句として祝っています。子どもが元気に育ったお礼やこれからも健やかに成長してほしいという願いを込めてお祝いをしました。そのごちそうに、ちまきや柏餅があります。また、たけのこも、成長が早く、天に向かって真っすぐすくすく伸びることから、竹のようにまっすぐに元気に育ってほしいという願いが込められています。旬もちょうど今の時期で美味しく食べられます。
4月19日から23日までの給食
4月19日(月)
子どもパン 牛乳 ハンバーグのケチャップソースかけ ボイルキャベツ コーンクリームスープ
今日から1年生の給食が始まりました。初めての給食の様子は、フォトニュースでご覧ください。
春キャベツについて、お伝えします。秋に種をまいて春に収穫されるのが春キャベツです。春キャベツは、葉が柔らかくてみずみずしく、葉と葉の間に隙間が多く、ふんわりとした見た目より軽いのが特徴です。甘みがあり、この時期だけの特別な味わいがあります。今日はキャベツのうま味がダイレクトに味わえるボイルキャベツになっています。
4月20日(火)
ごはん カレー フルーツポンチ キャンディーチーズ
カレーは西洋料理として明治の初めのころ、日本に上陸しました。1923年に日本人の口に合うカレー粉が開発され、続いて板チョコ状のインスタンントカレー(カレールウ)が発売されました。やすく食べられること、そしてごはんにかける手軽さから家庭での定番料理に定着しました。さらに1969年には、温めてかけるだけのレトルトカレーも発売されました。給食でも人気メニューの一つとなり、今や日本の「国民食」とも呼ばれる地位を築きました。給食では、カレールウを小麦粉・油・バターでじっくりと炒めて、心を込めて手作りしています。
4月21日(水)
チャーハン 牛乳 焼き餃子 五目スープ
チャーハンは、「チャー」がいためる、「ハン」はごはんという意味で、中国料理の炒めごはんのことです。チャーハンは、食材を変えることでバラエティーがあり、楽しめます。工夫次第でいろいろな食材を利用できることから、家庭料理としても人気の高い料理です。給食では、焼き豚やえび、たけのこ、干ししいたけ、枝豆、ねぎで作ったチャーハンです。
4月22日(木)
はちみつパン 牛乳 ポークビーンズ こんにゃく入り海藻サラダ
ポークビーンズは、その名前の通り豚肉と豆が主な材料で、これらをトマトなどで煮込んで作ります。アメリカの家庭料理で、豆の種類を変えたり、ベーコンを入れたり、スパイスで味を変えるなど、各家庭にレシピがある「おふくろの味」と言ってもよいメニューだそうです。今日は、豆は大豆を使っています。大豆はたんぱく質を多く含んでいます。たんぱく質は、私たちの臓器や筋肉、皮膚、髪、血液などを作るのに欠かせません。成長期のみなさんんには、特にとってほしい栄養素です。
4月23日(金)
ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 飛び魚の竜田揚げ 肉じゃが 春キャベツのみそ汁
飛び魚は、背中が青く、お腹が銀色をしている30㎝から40㎝くらいの魚で、なんと言っても特徴的なのは、とても大きな胸びれです。この大きな胸びれを使って、海面を殿様バッタのように滑空します。最長400mも飛んだ記録もあるそうです。では、飛び魚はどんな時に飛ぶのでしょうか。それは、大きな魚に食べられそうになった時です。飛んで逃げて、命を守っているのです。遠くまで飛べるように、消化管の構造を簡単にして食べ物を体内に残さないようにしたり、骨をすかすかにして、体重まで軽くしているそうです。ちょうど旬の時期を迎えた飛び魚を竜田揚げにしました。
4月12日(月)から16日(金)までの給食
4月12日(月)
チキンライス 牛乳 枝豆フリッター 彩り野菜スープ いちごゼリー
今日から令和3年度1学期の給食が始まりました。給食にはいくつかのきまりがあります。給食当番、配膳、食事中、片付けなど細かいところがありますが、おいしい給食を安全に食べるためには大切なことです。
調理員さんが一生懸命つくった給食です。感謝の気持ちでいただきましょう。
1年生は、16日に牛乳給食を経験して、19日から完全給食を始めます。
4月13日(火)
ごはん 牛乳 マーボー豆腐 チンゲン菜のスープ 冷凍りんご
マーボー豆腐は日本でもよく知られている中華料理の一つです。「麻婆豆腐」という名前は、中国語で「マー」はあばた(天然痘がなおったあと。皮膚にぶつぶつと残った小さなくぼみ。)「ボー」はお婆さんのことで、昔四川省に住んでいたあばたがあるお婆さんが、唐辛子を使った人気の豆腐料理を作っていたことに由来しています。それが中国で広まりました。日本では、昭和40年代にNHKの料理番組で、陳建民さんが作ったのがきっかけで広まりました。陳さんは、故郷の激辛の四川料理を日本人にも食べやすいようにアレンジしました。
4月14日(水)
黒パン 牛乳 めばるフライ イタリアンサラダ ミネストローネ
目がぱっちりしていることから「めがある」そして、「メバル」という名前になったそうです。海の中で、目をぱっちりとさせて岩にはりついている魚です。メバルは、30㎝ほどの魚で北海道の南部から九州までの海にいて、防波堤などでもよく釣れる冬から春が旬の魚です。そのため「春告げ魚」という別の名前もあります。メバルは体の色で、「黒メバル」「赤メバル」「白メバル」の3種類に分けられます。脂肪が少ない白身魚で、刺身、塩焼き、煮つけにしてもおいしい魚です。今日は塩と胡椒で下味をつけ、フライにしてみました。
4月15日(木)
地粉うどん わかめうどん 牛乳 野菜炒め 白花豆のカップケーキ
獲れたてのわかめは、全体の大きさが4ほどある大きな海草で、めかぶ、茎、若芽と3種類の食べる部分があります。めかぶは粘り気があり、茎はコリコリとした食感で、若芽はやわらかいのが特徴です。日本は海に囲まれた島国のため、大昔からわかめ、のり、昆布などの海藻を食べてきました。世界中でも、日本のように海藻をよく食べる食文化は珍しいそうです。海藻には、からだの調子を整えるビタミンやミネラルがたくさん含まれています。
4月16日(金)
ごはん 三色そぼろ丼 牛乳 あさりのみそ汁 冷凍パイン
あさりは、日本の他に朝鮮半島や台湾、フィリピンなどの沿岸に生息しています。今では、ヨーロッパやアメリカの西海岸にも移植され、世界各地で食べられています。日本で食べられているあさりの内、半分くらいは中国や韓国からの輸入に頼っています。日本国内では、愛知県の漁獲量が国内の6割以上を占めています。次いで、静岡県、三重県と続きます。あさりは、海水の温度が20度前後になる春と秋の年2回、産卵します。あさりは、産卵前がもっとも身が肥えておいしくなり、旬を迎えます。