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11月8日(月)から12日(金)までの給食

 

11月8日(月)

はちみつパン 牛乳 チリコンカン ほうれんそうサラダ

 11月8日は「1」「1」「8」で「いい歯の日」です。いい歯の日は平成5年に日本歯科医師会によって制定された記念日です。同じころに「8020運動」も制定されました。これは80歳まで自分の歯を20本以上保ちましょうという運動です。よく噛んで歯の材料になるカルシウムを多く含む食品を食べればきっと歯を保つことができるでしょう。そこで今日の給食には噛みごたえのある大豆のたっぷり入ったチリコンカン。そして繊維たっぷりほうれん草のサラダの登場です。理想は1口30回以上かむことです。

 

 

11月9日(火)

ごはん 牛乳 八宝菜 わかめスープ

 八宝菜は日本でもよく知られた中国料理のひとつです。では、八宝菜とはどんな意味でしょうか?文字通りにすれば8種類の材料かできた料理であり、しかもその材料は「宝」といわれるほど高級なものを使っているから?と思われますが、決してそうではありません。もっと材料が多いときもあります。ではなぜ「八」という数字を使うのでしょうか?中国語では「八」の発音が金持ちになるという意味の言葉と発音が似ていて縁起の良い数だそうです。今日の給食の八宝菜には豚肉、いか、えび、あさり、にんじん、白菜、玉ねぎ、たけのこ、しいたけ、きくらげの10種類が宝として入っています。


 

11月10日(水)

小松菜ごはん 牛乳 まるごとあじフライ 煮ぼうとう

 「煮ぼうとう」は、幅の広い平打ち麺を野菜と煮込んだ料理です。似たような料理に秩父地方や群馬県の「おきりこみ」や山梨県の「ほうとう」があります。煮ぼうとうの特徴はねぎやほうれんそう、さといもなど地元でとれた野菜をたくさん入れ、醤油味であることです。生めんを野菜と一緒に煮込むことで、ほどよくとろみがつき温かさが増します。煮ぼうとうは、埼玉県深谷市の郷土料理です。今度1万円札の肖像画にもなり、現在の大河ドラマの主人公にも選ばれた、地元の偉人渋沢栄一さんも好んでよく食べていたそうです。

 

 

11月11日(水)

黒パン 牛乳 鶏肉の香味焼き ほうれん草とコーンのソテー 秋の味覚ポタージュ

 栗は秋においしく味わう食べ物です。10月の給食では「栗ごはん」として食べました。今日はかぼちゃのスープに栗を混ぜた「秋の味覚ポタージュ」です。同じく秋の味覚のしめじやこの時期においしいブロッコリーやにんじんもいっしょに入っています。栗にはビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり入っています。栗には美容に良い栄養が多く、アンチエイジングという若返りの効果があるといわれています。栗には触ると痛い「イガ」があります。このイガは葉と同じように実を大きくする大事な働きをしています。さらに、森の中で動物たちに取られないように実を守る働きもしています。給食で登場するのは高級なニホンクリです。

 

11月12日(金)

カレーライス 牛乳 フルーツヨーグルト

 ヨーグルトは牛乳などに乳酸菌や酵母を加えて発酵させた食品です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、体の中の腸で、悪い菌を減らし、良い菌を増やす働きがあります。また、最近では、花粉症の症状を抑える働きがあるのではないかという研究も出てきました。さらに、ヨーグルトは牛乳から作られているので、骨を丈夫にするカルシウムもたくさん含まれます。ヨーグルトは、体に良い働きがたくさんある食品です。今日の給食では、フルーツとヨーグルトを混ぜたフルーツヨーグルトとして出しました。