12月6日(月)から10日(金)までの給食
12月6日(月)
ひじき豆ごはん 牛乳 厚焼き卵 せんべい汁 りんご
りんごは、中央アジアが原産地です。みなさんは、りんごには、「和りんご」と「西洋りんご」があるって知っていますか?そもそも、りんごは、平安時代に中国から伝わったのが始まりで、当時は「和りんご」という、直径3cmから4cmくらいのりんごが栽培されていました。当時は、観賞用として栽培していて、味は、甘味より酸味と苦味の方が強かったそうです。現在栽培されているりんごは、「西洋りんご」の食用です。西洋りんごが普及したのは、アメリカから輸入された、明治4年以降です。
12月7日(火)
担々麺 牛乳 きびなご カリカリフライ 千草炒め
担々麺は、中国で生まれた料理です。ひき肉やザーサイなどを細かく切って炒め、辛みの強い味付けにしたものを、茹でた麺に載せて作ります。「担々麺」の「担」という漢字は、「担ぐ」という意味で、もともと天秤棒を使い、片方に七輪と鍋、もう片方に麺や調味料をつるし、それを担いで売っていたことが名前の由来になっています。その後、日本では、ごまがたっぷり入った汁のある担々麺が人気となり、主流となっています。ラー油や中国の山椒を使った辛い味付けが特徴ですが、給食では辛くなり過ぎないようにアレンジしました。
12月8日(水)
ご飯 牛乳 すき焼き風煮 笹かまぼこ ほうれんそうの磯香あえ
すき焼きは、肉に砂糖としょうゆの甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。一般的にねぎや豆腐・白滝などの具が使われ、溶き卵をつけて食べます。関西地方と関東地方で、調理法が異なります。寿司やてんぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られています。すき焼きの歴史は意外に浅く、江戸時代末期に誕生しました。幕末には、京都ですき焼き屋が初めて誕生しました。今日のすき焼き風煮には、冬野菜である白菜やねぎが、たくさん使われています。
12月9日(木)
はちみつパン 牛乳 手作りハンバーグ いんげんとコーンのソテー 白花豆のクリームスープ
今日のハンバーグは、給食室で手作りしたものです。作り方は、まず、みじん切りにした玉ねぎを油で炒めて、粗熱を取ります。ひき肉とパン粉、牛乳、たまごを混ぜて、粗熱を取った玉ねぎを加え、よくこねます。よくこねたお肉を丸めて小判型にします。鉄板に並べ、オーブンで焼いて、ソースをかけて出来上がりです。家で作るハンバーグと作り方は同じですが、給食では全校分を作るので、大変な作業です。
12月10日(金)
油麩丼 牛乳 きゅうりの漬物 じゃがいもの味噌汁 ハニーピーナッツ
油麩丼は、宮城県北部の登米地方の名物である油麩を使った卵とじ丼で、家庭料理として親しまれています。油麩は、小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを油で揚げて作った揚げ麩です。油麩は、長さが25~26㎝、直径5㎝くらいのフランスパンのような形をしているものを輪切りにして料理に使います。油麩丼は、カツ丼や親子丼の肉が食べられないお客さんのために、肉の代わりに油麩を入れて作ったのが始まりと言われています。今では、宮城県を代表とするB級グルメとしても有名です。