鴻巣東小の給食
4月17日(月)から21日(金)までの給食
5月17日(月)
深川飯 牛乳 だし巻たまご 豚汁 河内晩柑
「深川」とは、東京の地名の一つです。深川は昔は今より海の近くにあり、「あさり」がたくさんとれました。みそ汁に入れたり、つくだ煮にしたりしていましたが、そのうちごはんと一緒に料理して食べるようになりました。それが深川めしの始まりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝です。春になると実が大きくなり、おいしくなります。この時期、潮干狩りでたくさんとることができます。
5月18日(火)
山菜うどん 牛乳 肉野菜炒め 抹茶蒸しパン
立春から数えて88日目の日を八十八夜と言います。今年は5月1日です。このころが新茶を摘む季節になります。このころ摘んだお茶は上等なものとされ、またこの日にお茶を飲むと長生きをすると言われています。今日の蒸しパンは、この新茶を粉にした抹茶を使いました。
5月19日(水)
ごはん 牛乳 カレイのレモン風味 五目煮豆 じゃがいものみそ汁
「カレイ」は、骨まで食べられるように調理してあるので、骨や歯を丈夫にするカルシウムをたくさんとることができます。また、煮豆には、畑の肉と言われるほど良質なたんぱく質の豊富な大豆が使われています。今日の給食は昔から日本で食べられている食材の組み合わせで、健康な食事であるとして注目されている和食に欠かせない「まごわやさしい」の頭文字を含む7つの内の5つが使われています。「ま」は豆で五目煮豆の大豆やみそ汁のみそ、「わ」はみそ汁のわかめ、「や」は野菜で五目煮豆やみそ汁の野菜、「い」はいもでみそ汁のじゃがいもです。これらの組み合わせは、噛みごたえがあり、いろいろな栄養をバランスよくとることができます。
5月20日(木)
ごはん 牛乳 厚揚げ入り回鍋肉 わかめスープ
回鍋肉は、中国の四川料理の一つです。本場中国の回鍋肉は、皮つきの豚肉をかたまりのままをゆでるか蒸して一度調理したものを鍋から取り出し、その肉を薄切りにして再び鍋に戻し、葉ニンニクやニンニクの芽を一緒に炒め合わせて作ります。鍋から肉が出たり、入ったりするところから「回る鍋の肉」と書いて、「回鍋肉」(ほいこうろう)と呼ばれるようになりました。日本では、ニンニクが食べやすいキャベツに代わり、肉も最初から炒めやすい薄切りの豚肉になり、つくりやすく、食べやすくアレンジされた「豚肉とキャベツのみそ炒め」のことを「回鍋肉」と呼ばれるようになりました。
5月21日(金)
はちみつパン 牛乳 オムレツのケチャップソースかけ アスパラサラダ オニオンスープ
アスパラガスは、南ヨーロッパが原産で日本には江戸時代にオランダ船から観賞用として伝わってきました。食用として栽培されるようになったのは、明治時代になってからのことです。アスパラガスには、滋養強壮や疲労回復に効果があるアスパラギン酸が含まれています。また、穂先の部分には、血管を丈夫にする働きがあるルチンが含まれています。ほかにも、赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため、貧血効果があります。アスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。この中でも最もおいしい時期は春から初夏にかけての今の時期です。