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鴻巣東小の給食

6月14日から18日までの給食

 

6月14日(月)

黒 パン 牛乳 照り焼きチキン いんげんとコーンのソテー クラムチャウダー

 クラムチャウダーは、アメリカで誕生した料理 です。日本のクラムチャウダーは「あさり」を使 いますが、本場のアメリカでは「ボンビノス貝 」というあさりよりも大きな二枚貝を使います。クラムチャウダーというと牛乳をベースとしたクリームスープというのが日本での定番です。アメリカでは、東海岸のニューイングランド風は、日本と同 じ白いクリームスープですが、ニューヨークのマンハッタン風は、ミネストローネと同じ赤いトマトスープだそうです。2種類のスープに共通していることは、たくさん野菜を使うこととボンビノス貝を使うことです。今日の給食でもたくさんの野菜とあさりを使っています。

  

6月15日(火)

ごはん 牛乳 カレイの竜田揚げ 肉 じゃが すまし汁

 「肉 じゃが」はおふくろの味として定番の料理 です。肉 、じゃがいも、にんじんなどを砂糖、しょうゆなどで甘辛く煮つけたものです。地域によって使用する肉は牛肉 、豚肉、鶏肉とさまざまです。この料理の発祥には、イギリスに留学していた東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューを気 に入り、帰りの船で作らせようとしたところ、シェフが東郷の話から想像して作ったものという説があります。カレーライスと材料が同じなので補給するにも都合がよく、軍隊の食事として広まったようです。給食の肉じゃがが一段とおいしく感じられるのはたっぷり作ってじっくり味を煮含ませ、調理員さんたちの愛情たっぷりだからだと思います。

 

6月16日(水)

タコライス 牛乳 ファイバースープ

 タコライスは、メキシコ料理の「タコス」をご飯と一緒に食べる沖縄料理です。「タコス」は、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるとうもろこしを原料とした皮にくるんだり、挟んだりして食べる伝統的なメキシコ料理です。1984年に沖縄で誕生し、学校給食にも登場し、その後、全国的 にタコライスが広がり、ファーストフードの店やそのほか牛丼のチェーン店でも提供するようになりました。給食では豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、赤 パプリカ、大豆、チーズ、みそ、しょうゆ、ケチャップ、豆板醤などをいれて作ったものをご飯の上 にかけます。

 

6月17日(木)

わかめラーメン 牛乳 ゼリーフライ 冷凍みかん

 ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げた食べもので、鴻巣市 の隣の行田市のB級グルメです。味付けは、ソースがベースで作られた特製つけだれです。衣のついていないコロッケといった感じで、ルーツは中国東北地方にあった野菜まんじゅうをもとにアレンジしたといわれています。その名前が、なぜ「ゼリー」になったのか定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」に、そして「ゼリーフライ」に変わったと伝えられています。今日は、調理員さんがひとつひとつ丁寧に作った手作りゼリーフライです。

 

 

6月18日(金)

枝豆じゃこごはん 牛乳 厚焼き卵 鋳物汁 メロン

 鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた料理です。鋳物 とは、ドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの「鋳物工場 」があります。豆腐を油で炒 めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。