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鴻巣東小の給食

9月6日(月)から10日(金)までの給食

 9月6日(月)

夏野菜カレー 牛乳 フルーツ白玉

 今日のデザートは、果物の缶詰と白玉だんごが入った「フルーツ白玉」です。白玉だんごの原料の白玉粉は、もち米を水洗いし、石臼で水を加えながら挽き、沈殿したものを乾燥させました。白玉粉に水を加え、耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく練り団子にします。沸騰したお湯の中に団子を入れて浮き上がってきたら、水に入れて出来上がりです。白玉だんごは、お餅と比べると粘り気もなく、口当たりは、つるんとしていてのど越しの良さが特徴です。同じもち米から作られているのに不思議ですね。今日は、白玉だんごとりんこ缶、みかん缶、パイン缶と合わせたフルーツ白玉です。

  

 

9月7日(火)

ホット中華めん コーンみそラーメン 牛乳 ポテトのチーズ焼き ミニトマト

 暑い日が続くとたくさん汗をかいてしまいます。みなさんの体は約70%が水分です。そして少しの塩分が体の調子を整えてくれています。この水分や体内の塩分が汗により大量に失われると、めまいがしたり、頭痛がおきたり、ひどくなると意識がなくなってしまいます。給食には毎日牛乳のほかに、みそ汁やクリームスープなど汁物が登場します。今日もみそラーメンのおつゆとして汁物があります。給食の汁物は、体に吸収されやすいちょうどよい濃さになっています。暑い日ほど温かい汁物から水分、塩分、さらには野菜からビタミンをとって熱中症などにならないようにしましょう。

  

9月8日(水)

ぎつね寿司 牛乳 厚焼き卵 三平汁 冷凍みかん

 三平汁は北海道の郷土料理です。昆布でだしをとり、鮭やたら、にしんなどの塩漬けした魚とだいこんやにんじん、じゃがいもを煮た塩味がベースの汁ものです。「三平」という名前の由来はいくつかありますが、松前藩の藩主が狩りに出た際に、斎藤三平という漁師が、ありあわせのもので作った汁物を藩主が大変気に入り名付けられたという説や有田焼の三平皿に盛るから、という説もあります。200年以上前の江戸時代の本にも出てくる歴史のある料理です。給食では鮭、豆腐、だいこん、にんじん、ねぎを使い、塩と醤油で味付けをしました。

 

 

 

9月9日(木)

黒パン 牛乳 白身魚のこんがり焼き いんげんとコーンのソテー ミネストローネ

 今日の白身魚は「ホキ」です。ホキはあまりお店ではそのままでの状態でお目にかかることはありませんが、白身魚フライとしてやフィッシュバーガーの材料としてはよく食べられています。ホキはオーストラリアやニュージーランド周辺で水深200~700メートルの深海でよくとれる魚です。1969年に日本の船によって開発され、広まったといわれています。とても上品な白身魚でクセがなく、煮ても焼いても揚げてもおいしく食べられる魚です。給食ではマヨネーズを塗り、粉チーズ、パン粉、コーンフレークの衣をつけてこんがりと焼きました。

  

9月10日(月)

ご飯 牛乳 マーボー茄子 わかめとあさりのスープ ハニーピーナッツ

 なすは英語で「エッグプラント」(卵植物)といいます。丸い形から名付けられたのでしょう。なすは九州などの暖かい地域では「長なす」、東北などの寒い地域では「丸なす」や「小なす」が作られています。なすは7月から9月が旬です。夏野菜には体を冷やす効果がありますが、なすはその中でも特に効果があります。暑さ負けしそうな時や体にほてりがあるときに食べると効果があります。なすの紫色の色素の「ナスニン」にはポリフェノールという老化防止や目の働きをよくする効果があります。なすは油との相性がよく、和食、中華、洋食とどんな料理にも使えます。