鴻巣東小の給食
12月13日(月)から17日(金)までの給食
12月13日(月)
ご飯 牛乳 カレイの竜田揚げ 大豆の磯煮 利久汁 みかん
大豆の磯煮は、大豆とひじきを使った煮物です。畑で作られる大豆は、肉や魚と同じように血や肉をつくるたんぱく質を多く含んでいるので畑の肉と呼ばれています。ひじきは、骨や歯を強くするカルシウムや貧血の予防を防ぐ鉄分、おなかの調子を整える食物繊維を多く含んでいる海藻です。どちらも成長期のみなさんらに食べてもらいたい食品です。
12月14日(火)
みぞれうどん 牛乳 野菜炒め おにまん
みぞれとは、雪が空中でとけかけて、雨と混ざってふっている雪です。食べ物では、かき氷のみぞれもありますが、大根おろしのこともみぞれと呼びます。みぞれうどんの汁には、大根おろしを使っているので、この名前がついています。一年中大根おろしは、食べることができますが、この時期の冬の料理では、大根おろしのことをみぞれと呼びます。和食には、季節感のある名前を付けることがよくあります。
12月15日(水)
キムチチャーハン 牛乳 焼き餃子 チンゲンサイとあさりのスープ
日本でいちばん最初に餃子を食べた人は、水戸黄門のドラマで有名な江戸時代の徳川光圀だったと伝えられています。 明治時代には餃子を出している中華料理店があったものの庶民が口にすることはほとんどありませんでした。餃子が日本で広まったのは昭和時代の戦後になってからのことです。中国に渡っていた日本兵が満州で食べた餃子を故郷の宇都宮に戻った際にその味を再現したことや同じ時期に日本国内に中華街ができはじめたことでいろいろな種類の餃子が日本に伝わり、広まりました。もともと中国では水餃子がよく食べられていましたが、日本ではご飯のおかずとして食べられるように香ばしく焼いた焼き餃子が定着しました。
12月16日(木)
きなこ揚げパン 牛乳 フラワーサラダ ポークビーンズ
今日のサラダは「花野菜」を使っているところから「フラワーサラダ」という名前がつけられています。花野菜とは「カリフラワー」の和名です。ブロッコリーは「緑花野菜」と呼ばれます。カリフラワーもブロッコリーも花のつぼみの集まりを食べることから「花野菜」という別名がつきました。両方ともキャベツのなかまです。ですから、キャベツと同じようにビタミンCを豊富に含んでいます。ブロッコリーは、ビタミンAも豊富です。花野菜は、ゆでてサラダにしたり、スープやグラタンなどの温かい料理に使われたりします。
12月17日(金)
ご飯 牛乳 鯖の味噌煮 もやしのお浸し 根菜汁
さばはうま味のもとであるアミノ酸を多く含んだおいしい魚です。しかし、内臓に含まれる酵素の働きが強いため、「さばの生ぐされ」ということわざができるくらい、鮮度が落ちやすい魚です。それを防ぐためには、新鮮なさばを買い、早く内臓を取り除き、冷蔵することが大切です。冷蔵の流通技術により、新鮮なおいしいさばを、今ではどこでも食べることができるようになりました。さばは日本各地で獲れますが、大分県の豊後水道で獲れる「関さば」と神奈川県の三浦沖で獲れる「松輪さば」は最高の味といわれています。今日は、さばを生姜、しょうゆ、砂糖、みそ、みりん、酒でつくった給食室特製のブレンドで「みそ煮」にしました。