ブログ

鴻巣東小の給食

11月29日(月)から12月3日(金)までの給食

 

11月29日(月)

しゃくし菜チャーハン 牛乳 わかさぎフライ 白菜と卵のとろみスープ りんごタルト

 しゃくし菜は「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることからしゃくし菜と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。8月末から9月上旬に種をまき、10月末から収穫されます。シャキシャキした食感で漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んでチャーハンに入れました。

 

 

 

11月30日(火)

きのこうどん 牛乳 手作りさつまあげ みかん

 今日のさつま揚げは、給食室手作りです。たらのすり身に、ごぼう・にんじん・玉ねぎ・やまといも・でんぷんを混ぜて成形し、油で揚げました。たらのすり身が多く入っているので、市販品のさつま揚げとはちょっと違った食感に仕上がりました。

 「さつま揚げ」という名前は、薩摩藩、現在の鹿児島県の名産だったことからこのような名前がつきました。鹿児島県で親しまれている味を味わいましょう。11月の彩の国ふるさと学校給食月間では、たくさんの日本各地の郷土料理が登場しました。

  

12月1日(水)

カレーライス 牛乳 フルーツナタデココ 味付き小魚

 ナタデココは、タイなど東南アジアでは昔から食べられています。本場フィリピンでは100年以上前から作られていました。「ナタデココ」とはスペイン語で「ココヤシの浮遊物」という意味で、ココナッツミルクにナタ菌を加えた発酵食品です。2週間ほど発酵させると表面にこんにゃく状の層ができ、これを煮てサイコロ状に切ったものがナタデココです。ナタデココ自体は味がなく、水分と食物繊維の塊です。一般的にはシロップ漬けなどにしてあります。

 

 

 

 

12月2日(木)

黒パン 牛乳 ラザニア ボイルブロッコリー コンソメスープ

 「ラザニア」は、イタリアのナポリの料理です。ベシャメルソースとミートソースとチーズ、平たいパスタを何層にも重ねてオーブンで焼いた料理です。今日の給食では平たいパスタの代わりに餃子の皮を使ったラザニアです。ミートソースも豚肉だけでなく大豆の粉も使ってヘルシーに仕上げました。給食室で1個1個、層を重ねながら作りました。

 

12月3日(金)

ご飯 牛乳 ほっけの塩焼き おでん 白菜のごま和え

 「おでん」とはもともと「田楽」と呼ばれるくしを通した焼き豆腐に味噌を塗ったものが最初で、江戸時代中期にこんにゃくの田楽も食べられるようになりました。その後、こんにゃくを焼かずに煮込むようになり、やがて野菜なども一緒に煮込む今のおでんになりました。関東から広まったので、関西では、「関東煮」または「関東炊き」というそうです。関東のおでんは昆布や鰹節のだしを使った濃い目の醤油味、関西では鶏ガラスープを使った薄味です。材料も関西ではたこや鶏肉、クジラなども入れます。おでんは煮ながら食べるのがいちばんで、溶き辛子を添えます。 寒い季節、熱々のおでんをふうふういいながら食べると、体も心もポカポカに温まりますね。