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鴻巣東小の給食

9月6日(月)から10日(金)までの給食

 9月6日(月)

夏野菜カレー 牛乳 フルーツ白玉

 今日のデザートは、果物の缶詰と白玉だんごが入った「フルーツ白玉」です。白玉だんごの原料の白玉粉は、もち米を水洗いし、石臼で水を加えながら挽き、沈殿したものを乾燥させました。白玉粉に水を加え、耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく練り団子にします。沸騰したお湯の中に団子を入れて浮き上がってきたら、水に入れて出来上がりです。白玉だんごは、お餅と比べると粘り気もなく、口当たりは、つるんとしていてのど越しの良さが特徴です。同じもち米から作られているのに不思議ですね。今日は、白玉だんごとりんこ缶、みかん缶、パイン缶と合わせたフルーツ白玉です。

  

 

9月7日(火)

ホット中華めん コーンみそラーメン 牛乳 ポテトのチーズ焼き ミニトマト

 暑い日が続くとたくさん汗をかいてしまいます。みなさんの体は約70%が水分です。そして少しの塩分が体の調子を整えてくれています。この水分や体内の塩分が汗により大量に失われると、めまいがしたり、頭痛がおきたり、ひどくなると意識がなくなってしまいます。給食には毎日牛乳のほかに、みそ汁やクリームスープなど汁物が登場します。今日もみそラーメンのおつゆとして汁物があります。給食の汁物は、体に吸収されやすいちょうどよい濃さになっています。暑い日ほど温かい汁物から水分、塩分、さらには野菜からビタミンをとって熱中症などにならないようにしましょう。

  

9月8日(水)

ぎつね寿司 牛乳 厚焼き卵 三平汁 冷凍みかん

 三平汁は北海道の郷土料理です。昆布でだしをとり、鮭やたら、にしんなどの塩漬けした魚とだいこんやにんじん、じゃがいもを煮た塩味がベースの汁ものです。「三平」という名前の由来はいくつかありますが、松前藩の藩主が狩りに出た際に、斎藤三平という漁師が、ありあわせのもので作った汁物を藩主が大変気に入り名付けられたという説や有田焼の三平皿に盛るから、という説もあります。200年以上前の江戸時代の本にも出てくる歴史のある料理です。給食では鮭、豆腐、だいこん、にんじん、ねぎを使い、塩と醤油で味付けをしました。

 

 

 

9月9日(木)

黒パン 牛乳 白身魚のこんがり焼き いんげんとコーンのソテー ミネストローネ

 今日の白身魚は「ホキ」です。ホキはあまりお店ではそのままでの状態でお目にかかることはありませんが、白身魚フライとしてやフィッシュバーガーの材料としてはよく食べられています。ホキはオーストラリアやニュージーランド周辺で水深200~700メートルの深海でよくとれる魚です。1969年に日本の船によって開発され、広まったといわれています。とても上品な白身魚でクセがなく、煮ても焼いても揚げてもおいしく食べられる魚です。給食ではマヨネーズを塗り、粉チーズ、パン粉、コーンフレークの衣をつけてこんがりと焼きました。

  

9月10日(月)

ご飯 牛乳 マーボー茄子 わかめとあさりのスープ ハニーピーナッツ

 なすは英語で「エッグプラント」(卵植物)といいます。丸い形から名付けられたのでしょう。なすは九州などの暖かい地域では「長なす」、東北などの寒い地域では「丸なす」や「小なす」が作られています。なすは7月から9月が旬です。夏野菜には体を冷やす効果がありますが、なすはその中でも特に効果があります。暑さ負けしそうな時や体にほてりがあるときに食べると効果があります。なすの紫色の色素の「ナスニン」にはポリフェノールという老化防止や目の働きをよくする効果があります。なすは油との相性がよく、和食、中華、洋食とどんな料理にも使えます。

9月1日(水)から3日(金)までの給食

 

9月1日(水)

キムチチャーハン 牛乳 春巻き 大根としめじの中華スープ 梨

 梨は夏の初めから秋にかけて食べられますが、季節ごと食べられる品種が変わってきます。夏の初めはさわやかな甘みのある幸水、夏の盛りには水分豊富な豊水、秋になると水分が少なく大玉で保全性の高い新高があります。梨の成分は、ほとんどが水分ですが、むくみを解消したり、取りすぎた塩分を排泄したり、夏バテにも効果があります。また、新陳代謝を活発にし、疲労回復に効果がある成分も含まれています。給食室では、一つ一つ梨の芯をとり、ていねいに皮をむきました。

 

 

9月2日(木)

食パン りんごジャム 牛乳 ポークビーンズ フラワーサラダ

 パンの歴史は古く、エジプトで作られたのが始まりです。日本へはポルトガル人によって伝えられました。食パンは、生地を型に入れて焼き上げ、スライスしたものです。フランスのパンドゥミやイギリスの山型パンなどが原型となり、日本で発展したパンです。食パンの呼び名の由来は、諸説ありますが、その一つに食べるパンだから食パンと呼ばれるようになったという説があります。昔、絵を描くときにパンの白い部分を丸めて消しゴムとして使っていたため、食べるパン用と消すパン用を区別するために食パンと呼ぶようになったという説です。

  

9月3日(金)

ご飯 牛乳 カレイのレモン風味 キャベツのおかか炒め なすのみそ汁

 おかかは、かつお節のことです。かつお節がおかかと言われるようになった理由は、いくつか説があります。一つ目は、かつお節は、削るときにかつお節の端をひっかくように削ることから「おかきは」と呼ばれ、それが変化しておかかになったという説です。2つ目は、宮廷に仕える女官たちは、かつお節のことを「かか」と呼んでいました。この「かか」に「お」をつけて、丁寧な言い回しにしたのが「おかか」の由来という説です。キャベツのおかか炒めは、キャベツを炒めて、しょうゆを入れ、薄く削ったかつお節をそのまま入れて作りました。

7月12日から16日までの給食

  

7月12日(月)

クルーリーふうセサミパン 牛乳 ムサカ レヴィシアスーパ 冷凍みかん

 今日はは知らない名前の料理がいっぱいですね。今年は東京でオリンピックが開催されるので、今日は第1回オリンピック開催国のギリシャ料理を集めてみました。『クルーリ』とはギリシャでよく食べられるパンです。現地ではゴマがたくさんついているリング状のパンです。『ムサカ』はなすのグラタンです。なすやじゃがいもとミートソースやベシャメルソースを重ねて焼きます。『レヴィシアスーパ』はギリシャ語で「レヴィシア」がひよこ豆、「スーパ」がスープのことでひよこ豆を使ったスープです。世界の料理をおいしくいただきましょう。

 

7月13日(火)

ごはん コーヒー牛乳 真鯛の照り焼き 肉じゃが 冬瓜汁

 今日の魚は、長崎県産の真鯛です。長崎県は、鯛の水揚げ量日本一です。マダイ、チダイ、キダイ、クロダイなど鯛という名前がつく魚の種類は数多くありますが、中でも、古来より魚の王様といわれているマダイは、赤い色と「おめでたい」の語呂合わせで、お祝いの席に欠かせない魚の代表です。特に冬から春にかけて身が引き締まった鯛は絶品です。今日は、国の補助金を活用して無償でいただいた長崎県産の真鯛をしょうゆ、みりん、砂糖、おろししょうがのたれをかけて焼き照り焼きにして出しました。みそ汁は、冬瓜の入ったみそ汁です。冬瓜は、冬の瓜と書きますが、旬は夏です。冷暗所で保存すると冬までとって置くことができます。ラグビーボールのような形の冬瓜のわたとり皮をむき、小さく切ってみそ汁に入れて作りました。

 

 

7月14日(水)

夏野菜カレー 牛乳 サイダー入りフルーツポンチ

 夏野菜は、夏にたくさんとれる夏が旬の野菜のことで、夏の太陽をたっぷり浴び、ビタミンやミネラルなどの栄養をたくさん蓄えています。強い日差しで疲れた目や肌の健康を回復してくれたり、ほてった体を覚ましてくれたりするはたらきがあります。今日のカレーには、夏野菜のかぼちゃ、トマト、とうもろこし、枝豆が入っています。これから夏に向けて、続々と旬を迎える夏野菜を積極的に食べて、暑さに負けない体作りを目指しましょう。

 

 

7月15日(木)

天ぷらうどん 牛乳 もずくとさつまいもの天ぷら すいか

 もずくは、古くから全国各地で食用されてきた海藻の仲間です。天然のものもありますが、一般的に食用されているもずくのほとんどは沖縄県で養殖されたものです。もずくの名前の由来は、海藻に付着して生育することから、「藻につく」という意味です。もずくのぬるぬるの成分には、がんを抑えたり、菌の繁殖を抑えたりする働きがあり、今盛んに研究されています。食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるので健康や美容にとてもよい食べ物です。

  

7月16日(金)

ジャンバライヤ 牛乳 オムレツ 白花豆のクリームスープ はちみつレモンゼリー

 ジャンバラヤはアメリカの家庭料理です。その中でもルイジアナ地方でよく食べられています。この地方は昔からフランス系のカナダ人が多く住み着いていました。そのため、見た目はスペインの「パエリア」やトルコの「ピラフ」に似ている料理です。ケイジャンスパイスという、パプリカやにんにく、胡椒、オレガノ、タイムなどの香辛料やハーブを加えたスパイシーなごはんです。地域、家庭によって味付けもいろいろあります。給食ではパプリカパウダー、ケチャップで赤く色づけし、カレー粉、チリパウダーでピリッと辛味を利かせてあります。

 

7月5日から9日までの給食

 

7月5日(月)

じゅうしい 牛乳 きびなごごまフライ なすのみそしる 冷凍パイン

 今日のごはんは、沖縄県の郷土料理「じゅうしい」です。沖縄では、お祝いや法事などの行事に欠かせない料理だそうです。「ジューシー」は「雑炊」を意味する沖縄の方言ですが、炊き込みご飯も雑炊も全ての混ぜご飯のことを「ジューシー」と呼んでいます。沖縄は、中国や台湾に近いため、豚を丸ごと無駄なく使う沖縄独特の豚料理がたくさんあります。また、江戸時代のころからサトウキビの栽培が盛んで、砂糖の生産が島の産業であったことから、北海道とは昆布を、鹿児島とは鰹節を黒砂糖と交換していたそうです。このことから、豚肉や昆布、鰹節は沖縄料理には欠かせない食材となっています。「じゅうしい」にも豚肉、昆布が入っています。

 

7月6日(火)

ごはん 牛乳 いかのにんにくしょうゆやき ゴーヤーチャンプルー もずくスープ

 ゴーヤは、沖縄特有の野菜で「島野菜」のなかまです。島野菜は、昔から食べられていること、郷土料理に多く使われていること、沖縄の気候と風土にあいよくとれることの3つに、あてはまる野菜にのみつけられます。ゴーヤは、独特の苦みがあることから別名「にがうり」と呼ばれます。この独特の苦みには、胃腸を刺激し、食欲が湧く、夏バテ予防によい成分が含まれているそうです。その他に日焼けした肌に必要なビタミンCもなんとレモンの2倍以上含まれているそうです。疲労回復の働きもあり、やみつきになるゴーヤにしかない苦い味が人気となり、夏の健康に欠かせない野菜として全国的に広まりました。

  

7月7日(水)

子どもパン 牛乳 星のコロッケ ボイルキャベツ ズッキーニのトマトスープ

 今日は「七夕」にちなんだ献立です。星の形のコロッケで、夜空を表しています。それから、スープに入っている「ズッキーニ」は、形はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。しかし、生で食べられるところや、皮まで食べられるところはきゅうりによく似ています。生で浅漬けやピクルスにしても良いですし、油と相性が良いので魚介類や肉類と一緒に炒めたりフライにしてもおいしく食べられます。今日はトマトスープにズッキーニが入っています。

 

7月8日(木)

海鮮ピリ辛ラーメン 牛乳 焼きぎょうざ ゆでとうもろこし

 とうもろこしの先端の部分には、たくさんのヒゲがついていますが、これは、めしべの一部で、ヒゲの数と粒の数は同じだと言われています。また、きれいに並んで列を作っている粒ですが、この列は、病気にでもかからない限り、必ず偶数になるそうです。不思議ですね。夏が旬のもぎたてのとうもろこしは甘くてやわらかくてとてもおいしいです。

 

 

  

7月9日(金)

豆腐のそぼろ丼 牛乳 利久汁 小魚アーモンド

 利休汁の利休はゴマを使った料理の名称です。今日の給食の利休汁にも、もちろんごまが入っています。ごまには、白ごま、黒ごま、金ごまなどの種類があります。栄養価は、ビタミンEやゴマリグナン、アントシアンなどの成分が含まれています。これらには、体の細胞の老化を防ぐ、抗酸化作用があり、ガン予防などが期待されています。また、ゴマリグナンには、肝臓の機能を向上させてくれる働きがあり、二日酔いを予防してくれます。

6月28日から7月2日までの給食

 

6月28日(月)

鶏五目ごはん 牛乳 いかのかりん揚げ 雷汁 白桃ゼリー

 「雷汁」は栃木県など北関東の郷土料理です。水気を切った豆腐をくずしながら、油で炒め、だし汁 、ねぎを加えた、具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを油で炒めている時の音が、「バリバリ」とかみなりの音に似ていることから「かみなり汁」と名前がつきました。炒めることによりコクのある汁物になります。ごぼうやこんにゃくが入っていて、食物繊維が豊富で体にとてもよいです。雷汁をしっかり食べて雷に合わないようにしましょう。

 

  

 

6月29日(火)

ごはん 牛乳 チンジャオロース チンゲンサイとあさりのスープ 冷凍みかん

 「チンジャオロース」は、日本で好まれて食べられている中華料理のひとつです。中国語で「チンジャオ」はピーマン、「ロースー」は細切り肉のことをいいます。つまりチンジャオロースは、ピーマンと肉の細切りを炒めた料理ということになります。ピーマンには、カロテンやビタミンCがたくさんあります。ピーマンに含まれているビタミンCの量は、ピーマンの色で違いがあり、緑色がこいほど、ビタミンCがたくさんあるそうです。今日のチンジャオロースには、たくさんビタミンCが含まれています 。

 

 

6月30日(水)

ナン 牛乳 カレーミート グリーンサラダ

 ナンは、インドやヒマラヤ地方など中央アジア一帯で主食として食べられています。普段みなさんが食べているパンは、小麦粉にイースト菌を入れて発酵させて作りますが、ナンは発酵させていないパンです。小麦粉にヨーグルトと牛乳を加え、よく練って作った生地をひょうたんの形にのばし、タンドールという土釜の内側にはりつけ、高温で焼きます。もちもちした食感とふんわりと焼いた表面のでこぼこしたところに焦げがあるのが特徴です。

 

 

7月1日(木)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 あじフライ 大豆の磯煮 相性汁

 あじは、世界中で食べられている魚です。一年中水揚げされますが、春から夏にかけて、最もおいしい旬の時期を迎えます。脂がのっていて、うまみが多い魚なので、味が良いから「あじ」という名前が付けられたとも言われています。栄養は、体をつくるもとになるたんぱく質が多く含まれています。また、頭の回転をよくする働きがあると言われているDHAや、血液をさらさらにする働きがあると言われているEPAも豊富です。

 

 

7月2日(金)

さきたまロール 牛乳 トマトスパゲティ チキンナゲット イタリアンサラダ

 トマトは、夏の代表的な野菜の一つです。トマトには、とりすぎた水分を体の外に出してくれるカリウムが多く含まれています。また、トマトの赤い色は「リコピン」という色素です。リコピンは、抗酸化作用という老化を遅らせる成分です。さらに、ビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしてくれたり、病気を防いでくれたりします。ヨーロッパでは、「トマトが赤くなると、医者が青くなる」と言われているように、トマトを食べると病気にかかりにくくなって、医者に行く必要がなくなり、医者が困って青くなるという話もあります。

 

6月21日から25日までの給食

 

6月21日(月)

ツイストパン 牛乳 鶏肉のマスタード煮 粉ふき芋 コンソメスープ

 「マスタード」を日本語に訳すと、「からし」ですが、「マスタード」と「からし」は、実は少し違 います。その違いの一つ目は、原材料です。「からし」は「和がらし」とも呼ばれる「オリエンタルマスタード」から、「マスタード」は、主に「イエローマスタード」から作られます。また、からしは、「オリエンタルマスタード」をすりつぶしたものを水で溶いて作りますが、マスタードは、「イエローマスタード」に、酢 や砂糖 、ワインなどを加えて作ります。味は、からしに比 べ、マスタードの方 が辛みがマイルドです。今日 は、マイルドな辛みをもつ「マスタード」を、洋風の鶏肉の煮物に加えました。生クリームを加えてさらにマイルドに、クリーミーにしています。

 

6月22日(火)

ナシゴレン 牛乳 目玉焼き フォーのスープ

 ナシゴレンは、インドネシアでよく食べられている、チャーハンのような料理で、インドネシア語で、「ナシ」は、「ごはん」、「ゴレン」は、「油 で炒める」や「油で揚げる」という意味です。唐辛子やケチャップマニスという甘辛い調味料を使って、辛く仕上げることが多いですが、目玉焼きを添 えて食べることが多く、これが辛さをマイルドにしてくれます。また、スープの「フォー」とは、ベトナム料理で使われる米粉で作られた麺のことです。平たい形が特徴です。蒸し暑くなってくるこの時期 に、蒸し暑い気候の東南アジアの料理を、味わっていただきましょう。

  

 

6月23日(水)

ごはん 牛乳 いわしの梅煮 切り昆布の煮物 肉 だんご汁

 いわしは、海から水揚げするとすぐに死んでしまうことから、「よわし」といわれ、それが「いわし」という名前の由来になったという説があります。漢字でも「魚へん」に「弱い」と書きます。栄養は、主に体をつくるもとになる「たんぱく質」のほか、頭がよくなると言われているDHAや、血液をさらさらにしてくれるというEPAが多く含まれています。今日のいわしの梅煮は、骨まで柔らかく煮てあり、骨ごとたべることができるので、カルシウムもたっぷりです 。 

 

 

6月24日(木)

豚キムチうどん 牛乳 小松菜の炒め物 さくらんぼ

 豚キムチうどんは、初めて給食に登場するメニューです。名前の通り、豚肉と白菜のキムチが入ったうどんで、かつお節からとっただしに、しょうゆで味付けをします。そこに、ピリッと辛いキムチがよいアクセントになっています。
 また、「さくらんぼ」は、今が旬の果物です。さくらんぼは、桜の木になる実ですが、一般的に花を楽しむソメイヨシノとは違う品種の桜の実です。ここで問題です。さくらんぼの生産量が多いのはどこの県でしょうか。正解は、山形県です。 

 

6月25日(金)

食パン いちごジャム 牛乳 ポークビーンズ ブロッコリーサラダ

 「体がだるいな」、「頭がぼーっとするな」と感じたことはありませんか。そんな疲れをとるのにぴったりな栄養があります。それは、ビタミンB1です。ビタミンB1には、ごはんやパンに含まれている炭水化物をエネルギーに変える働きがあります。ビタミンB1が不足するとエネルギーがうまく作 れず、疲れやすくなったり、またイライラしたり、記憶力が低下したりします。ビタミンB1は豚肉 や大豆にたくさん含まれています。また、玉ねぎに含まれている「アリシン」はビタミンB1の働きを高めてくれるので、いっしょに食べると効果的です。

 

 

6月14日から18日までの給食

 

6月14日(月)

黒 パン 牛乳 照り焼きチキン いんげんとコーンのソテー クラムチャウダー

 クラムチャウダーは、アメリカで誕生した料理 です。日本のクラムチャウダーは「あさり」を使 いますが、本場のアメリカでは「ボンビノス貝 」というあさりよりも大きな二枚貝を使います。クラムチャウダーというと牛乳をベースとしたクリームスープというのが日本での定番です。アメリカでは、東海岸のニューイングランド風は、日本と同 じ白いクリームスープですが、ニューヨークのマンハッタン風は、ミネストローネと同じ赤いトマトスープだそうです。2種類のスープに共通していることは、たくさん野菜を使うこととボンビノス貝を使うことです。今日の給食でもたくさんの野菜とあさりを使っています。

  

6月15日(火)

ごはん 牛乳 カレイの竜田揚げ 肉 じゃが すまし汁

 「肉 じゃが」はおふくろの味として定番の料理 です。肉 、じゃがいも、にんじんなどを砂糖、しょうゆなどで甘辛く煮つけたものです。地域によって使用する肉は牛肉 、豚肉、鶏肉とさまざまです。この料理の発祥には、イギリスに留学していた東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューを気 に入り、帰りの船で作らせようとしたところ、シェフが東郷の話から想像して作ったものという説があります。カレーライスと材料が同じなので補給するにも都合がよく、軍隊の食事として広まったようです。給食の肉じゃがが一段とおいしく感じられるのはたっぷり作ってじっくり味を煮含ませ、調理員さんたちの愛情たっぷりだからだと思います。

 

6月16日(水)

タコライス 牛乳 ファイバースープ

 タコライスは、メキシコ料理の「タコス」をご飯と一緒に食べる沖縄料理です。「タコス」は、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるとうもろこしを原料とした皮にくるんだり、挟んだりして食べる伝統的なメキシコ料理です。1984年に沖縄で誕生し、学校給食にも登場し、その後、全国的 にタコライスが広がり、ファーストフードの店やそのほか牛丼のチェーン店でも提供するようになりました。給食では豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、赤 パプリカ、大豆、チーズ、みそ、しょうゆ、ケチャップ、豆板醤などをいれて作ったものをご飯の上 にかけます。

 

6月17日(木)

わかめラーメン 牛乳 ゼリーフライ 冷凍みかん

 ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げた食べもので、鴻巣市 の隣の行田市のB級グルメです。味付けは、ソースがベースで作られた特製つけだれです。衣のついていないコロッケといった感じで、ルーツは中国東北地方にあった野菜まんじゅうをもとにアレンジしたといわれています。その名前が、なぜ「ゼリー」になったのか定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」に、そして「ゼリーフライ」に変わったと伝えられています。今日は、調理員さんがひとつひとつ丁寧に作った手作りゼリーフライです。

 

 

6月18日(金)

枝豆じゃこごはん 牛乳 厚焼き卵 鋳物汁 メロン

 鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた料理です。鋳物 とは、ドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの「鋳物工場 」があります。豆腐を油で炒 めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。

6月7日(月)から11日(金)までの給食

6月7日(月)

子どもパンスライス 牛乳 ハンバーグのケチャップソースかけ ボイルキャベツ コーンクリームスープ

 昔 、ドイツの人が堅い肉をおいしく食べるために包丁で細かく刻んで焼いて食 べたのが、ハンバーグの始まりだといわれています。今、世界中の食卓ですっかり一般的なおかずになってしまいました。ハンバーグは、味付けや料理の仕方などで自由自在にアレンジできます。今日の給食では、にんじんとマッシュルームを炒め、ケチャップ、ソース、赤ワイン、砂糖を加えて煮込んだケチャップソースを焼いたハンバーグにかけました。ハンバーグの付 け合わせには、キャベツの千切りをゆでたボイルキャベツを出しました。今日は、パンの間にハンバーグとキャベツを挟んで食べます。健康なからだをつくるには、肉を食べたら、同じくらいの量の野菜を食べることが大切なので、キャベツも残さず食べるといいですね。

 

6月8日(火)

中華丼 牛乳 春雨スープ アーモンド

 中華丼は、ごはんの上にあんかけの肉や魚介類 の入った野菜炒めをのせた中華風のどんぶりです。東京の料理店で昭和の初め頃 、客からごはんに八宝菜をのせてほしいと頼まれて作ったのがきっかけです。今日の給食の中華丼は、豚肉 、イカ、にんじん、たけのこ、たまねぎ、キャベツ、かまぼこ、うずらの卵 が入っていて、しょうゆ、オイスターソースなどで味付けし、とろみをつけたものをごはんの上にかけて配膳します。海、山、畑の幸と使っている食品も多く、栄養のバランスもよく、ボリュームたっぷりでスタミナのつく主食です。

 

 

 

6月9日(水)

豚肉とごぼうの炊き込みごはん 牛乳 ししゃもフライ キャベツの味噌汁

 ししゃもは,漢字で書くと,「柳の葉の魚」と書 きます。これは、柳の葉のように細長い形をしていることからついたものです。ししゃもは、いりこなどの小魚と同じように、頭からしっぽまで丸ごと食 べることができます。ししゃもは、記憶力を高めてくれるDHAやEPA、骨を丈夫にしてくれるカルシウムやマグネシウムなど身体に良い働きをしてくれる栄養がたっぷり含まれています。

 

 

6月10日(木)

ライスボールパン 牛乳 焼きそば たこナゲット
わかめスープ

 ライスボールパンは、米粉と小麦粉をあわせて作 ったパンです。米粉は、埼玉県産の「彩のかがやき」、小麦粉は一部に埼玉県産の「さとのそら」という種類を使っています。米粉が入ることで、独特 のモチモチ感のあるパンになります。パンの上にのっている粒々は「ざらめ」です。ざらめは、砂糖と同じく「さとうきび」から作られます。ざらめは、さとうきびから絞った汁を煮詰める時間を長くして、砂糖よりも粒が大きくなるように作られます。ざらめは、粒が大きいので食感を楽しむことができます。

 

6月11日(金)

カレーライス 牛乳 フルーツポンチ

 カレーの始まりは「インド」です。ターメリックやとうがらし、カルダモン、クミン、シナモン、コリアンダーなど、数十種類以上の辛味や味・香り、色など、それぞれに特徴があるスパイスを調合して作ります。日本にカレーが伝わってきたのは、外国文化が伝わってた明治時代で、カレーライスは今では国民食と言 われるようになりました。今ではインドに次いで、カレー粉消費量世界2位になりました。

5月31日(月)から6月4日(金)までの給食

5月31日(月)

キャロットピラフのホワイトソースかけ 牛乳 豆サラダ 青のり小魚

 豆サラダに入っているのは、「発芽大豆」です。発芽大豆は、一般の大豆製品よりも栄養価が高いと言われています。栄養価が高い理由は、発芽効果です。そもそも発芽とは芽を出すことで、発芽するためには栄養素を分解して吸収しやすい形にする必要があります。つまり芽が出たばかりの新芽の方が、豊富な栄養素を含んでいるわけです。発芽大豆の栄養は、良質なたんぱく質が多く、肉や魚よりも脂肪が少なくてヘルシーです。また、カルシウム、食物繊維も豊富で、骨を強くしたり、おなかの掃除をしてくれたりします。

 

 

6月1日(火)

はちみつパン 牛乳 ホキのピザ焼 き ジャーマンポテト ウィンナーとレンズ豆 のスープ

 「ジャーマン」は「ドイツ風の」という意味 で、じゃがいもや玉ねぎ、ベーコンがドイツでよく食べられていることから、この名前がついたようです。しかし、ドイツには、ジャーマンポテトという名前の料理はなく、「じゃがいもとベーコン」という意味の「シュペックカルトッフェル」という名前で呼ばれているそうです。じゃがいもには、ビタミンCが多く含まれていて、免疫力を高めたり、肌荒れの防止に効果があります。

 

 

 

6月2日(水) 

ごはん 牛乳 マーボー豆腐 えびしゅうまい もやしのナムル

 韓国料理といえば、キムチ、焼き肉 、ビビンバ、チゲなどが有名 です。今日の給食に出ている「ナムル」も韓国料理のひとつです。ナムルは日本語で野菜 という意味があり、その名の通り、野菜をゆでて、調味料とごま油で和えたものです。日本ではビビンバの具として使われることで有名ですが、韓国では食事のおかずとして欠かせないものであり、常備菜として、冷蔵庫に数種類保存されているそうです。今日の給食では、もやし、にんじん、きゅうりを使 いました。ドレッシングと和えました。

6月3日(木)

五目 うどん 牛乳 鶏 つくね メロン

 メロンの語源 はギリシャ語で「メーロペポーン」、「リンゴのような瓜 」が語源だそうです。小さいうちのメロンにはまだあみ目はありません。内側の果実の成長に、固 くなった外側の皮が成長に耐 えられず、ひびが入り、これがあみ目模様になります。きれいなあみ目のものほど価値も上がるそうです。昔は高級な果物で、一般の庶民はなかなか食べることができませんでした。今が旬のおいしいメロンを味 わっていただきましょう。

 

 

 

 6月4日(金)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 まるごとあじフライ かみかみきんぴら 呉汁

 6月4日~10日は、歯と口の健康週間です。どんなに好きな食 べ物でも、歯が痛かったり、悪 くては、おいしく感 じませんね。歯は、一生 の友 だちです。丈夫な歯をつくるためにも、牛乳、小魚、海藻、野菜などを好き嫌いなく、よくかんで食べることが大切です。よくかんで食べることは、味がよくわかり、歯や口の中の病気を予防し、お腹の働きも整えてくれます。今日の給食は、かみ応えのあるごぼうとスルメイカなどを炒めて作ったかみかみきんぴらです。

5月24日(月)から28日(金)までの給食

 5月24日(月)

カレーライス 牛乳 フルーツポンチ チーズ

 チーズの誕生は、古代アラビアの民話で伝えられています。「砂漠の旅人が羊の胃袋で作った水筒に乳を入れ、ラクダに背にくくりつけて旅に出ました。1日の旅を終えて乳を飲もうとしたところ、水っぽい液体と白い固まりになっていました。」という話があります。このような偶然の出来事がチーズの誕生とされています。チーズは牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。同じ量のチーズと牛乳を比べた場合、チーズのカルシウムは牛乳の約6倍、たんぱく質は約7倍もあります。チーズは少しの量でたくさんの栄養を取ることができます。

 

 

5月25日(火)

しょうゆラーメン 牛乳 キャラメルポテト ミニトマト

 ミニトマトの原産地はトマトと同じ南米・アンデス地方です。はじめは飛行機の機内食用に栽培されていたようです。その後、1980年代になると、その見た目のかわいらしさから人気を集め、一般よりも普及するようになりました。ミニトマトは小さいですが、トマトよりも栄養がぎゅっとつまっています。ミニトマトの赤い色は、「リコピン」という色素です。リコピンには抗酸化作用という老化を遅らせる作用があります。さらにビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしれくれたり、病気を防いでくれたりします。


 

5月26日(水)

大山おこわ 牛乳 あじの南蛮漬け ちゃんこ汁 冷凍みかん

 「大山おこわ」とは鳥取県大山町の郷土料理です。大山山麓でとれる四季折々の山菜など食材を使用したしょうゆ味のおこわです。昔、戦場へ行く兵が勝利を祈願して山鳥や山菜をいれたごはんを炊き出したのが始まりです。今日の大山おこわには、うるち米ともち米を使い、具には、山菜、鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけを使用しています。

 

 

 

 

5月27日(木)

ひき肉ともやしのあんかけ丼 牛乳 チンゲン菜のスープ ハニーピーナッツ

 もやしは、豆類を発芽させた食べ物をさします。もととなる豆は、5㎜ほどの緑色の豆である「緑豆」が一般的で、そのほかにブラックマッペや大豆などがあります。もやしはあまり栄養がないと思われがちですが、実はさまざまな栄養が含まれています。特に多いのは、風邪の予防効果があるビタミンCやお腹の掃除をしてくれる食物繊維です。

 

 

 

 

5月28日(金)

ツイストパン 牛乳 スパゲッティボンゴレ チキンナゲット こんにゃく入り海藻サラダ

 ボンゴレは、イタリア語であさりやハマグリなどの二枚貝のことです。イタリア料理屋さんに行くと、「ボンゴレ・ロッソ」や「ボンゴレ・ビアンコ」というメニューを目にすることがありますが

「ロッソ」はイタリア語で色の「赤」、「ビアンコ」は「白」のことです。このことから、「ボンゴレ・ロッソ」は、二枚貝とトマトが入っている赤いパスタ、「ボンゴレ・ビアンコ」は、二枚貝と白ワインや生クリームなどが入っていて、トマトが入っていない白いパスタのことです。