鴻巣東小の給食
10月11日(月)から15日(金)までの給食
10月11日(月)
ご飯 牛乳 ししゃもの磯辺フライ 肉じゃが もやしのおひたし
「もやし」とは植物の名前ではなく、豆や米、麦などを発芽させた若い芽のことをいいます。「もやし」とは、若い芽を出させるという意味の言葉の「萌やす」の名詞です。つまり生命力にあふれた若い芽がはつらつとして伸びていくという意味の言葉です。わたしたちが「もやし」とよんでいるのは豆もやしです。原料の豆によって大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやし、アルファルファもやしなどがあります。豆が芽を出したことによってビタミンCが加わり、豆と野菜の両方の栄養をもつようになったすばらしい食品です。料理の主役になることは少ないけれど、栄養のある名わき役の「もやし」を食べてみてください。
10月12日(火)
チャーシューめん 牛乳 根菜のさっぱり炒め みかん
先月までは冷凍みかんでしたが、今月からはそのままのみかんの登場です。一般的にみかんと呼ばれているものは、正しくは温州みかんといいい、日本原産のくだものです。海外でも「MIKAN」やもともとの原産地域の「SATSUMA」などと呼ばれています。みかんは、こたつに入りながら食べる冬の果物というイメージがありますが、収穫時期は、9月から1月までで、その後3月まで長い期間出回っています。今日のみかんは、「極早生みかん」といい、皮がまだに青く、酸味がやや強いのが特徴です。みかんは、ビタミンCが豊富で、肌荒れや風邪予防に効果的です。また、果肉の袋には、便秘改善の作用があります。今年の冬、風邪に負けないためにも味わって食べましょう。
10月13日(水)
コスタリカライス 牛乳 ベジタブルスープ
「コスタリカ」は、地球の反対側の南米にある小さな国の名前です。コスタリカには「コスタリカライス」という料理はありませんが、コスタリカの家庭料理を給食用にアレンジしました。コスタリカは、暖かい国なので、カレー粉や唐辛子などの香辛料をよく使い、野菜や果物をふんだんに使う料理が多くあります。また、米もよく使います。今日の給食は、鶏肉、大豆、ピーマン、パプリカを、ケチャップとカレーなどで煮込んものをごはんにかけて食べます。おいしくいただきましょう。
10月14日(木)
たこ飯は、もともとは漁師飯で、瀬戸内海周辺のやわらかいタコがとれる愛媛県、香川県、広島県、岡山県、兵庫県地域に伝わる郷土料理です。漁船の中で、漁師さんたちがとれたてのタコをぶつ切りにして、ごはんに炊き込んだのが始まりといわれています。そして、今日の果物は、秋の代表的な果物のひとつの柿です。柿には、血圧が上がるのを防いだり、乗り物酔いや二日酔いになりにくくします。カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。今日は、調理員さんが一つ一つ丁寧に皮をむいてくれました。
10月15日(金)
ココア揚 げパン 牛乳 武蔵野 スープ 豆 サラダ
川越市を北端にした関東平野の南西部一帯のこの辺りを昔から武蔵野と呼んできました。その辺りに広がる台地を武蔵野台地といいます。武蔵野台地では、江戸時代のころから野菜の栽培が盛んになり、現在でも関東地方の主要 な野菜 の生産地 となっています。さつまいもを盛んに栽培をしている地域 もあり、埼玉県 では川越市 が有名 ですね。今日 の給食 のスープはにさつまいもが入 っています。さつまいもを使 ったスープであることから「武蔵野 スープ」という名前がつけられました。さつまいもの収穫期である秋にしか味わうことのできないスープをおいしくいただきましょう。