鴻巣東小の給食
10月18日(月)から22日(金)までの給食
10月18日(月)
ご飯 牛乳 さんまのかば焼き 切干大根サラダ
じゃがいものみそ汁
かば焼きは、身の長い魚を開いて中骨を取り焼いてから、醤油、みりん、砂糖、酒などで作ったたれをつけて焼いた料理です。秋が旬のさんまは、脂がたっぷりのっていて、栄養もたっぷりあるので、昔からスタミナ補給の食品として知られていました。筋肉や髪をつくるたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムとその吸収をしてくれるビタミンDなど多く含まれています。さらに脳を刺激し、記憶力がよくなる働きがあるDHAが含まれています。今日は、白いごはんにピッタリなさんまのかば焼きです。
10月19日(火)
海鮮ラーメン 牛乳 小籠包 いんげんのごま炒め
今日のラーメンには、えび、いか、あさり、なるとが入っているので、「海鮮ラーメン」と名付けられています。海鮮などの魚介類は、「栄養の宝箱」と言われていて、私たちの体に必要なものばかり含まれています。骨や歯を丈夫にする「カルシウム」、体を作る「たんぱく質」、目が良く見えるようになる「タウリン」、頭の働きをよくする「DHA」、血液の流れをよくする「EPA」など、たくさんの栄養がつまっています。色々な種類の魚介類を食べることで、栄養バランスもよくなります。
10月20日(水)
はちみつパン 牛乳 おさかナッツ ワンタンスープ
カシューナッツは、インド、アフリカ、ブラジルが産地で、そのまま食べるか、お菓子の材料として使われることが多いようです。その他、料理の炒め物などに利用されます。給食では、“鶏肉とカシューナッツの炒め物”という料理や今日の給食の“おさかナッツ”という料理の中に入っています。カシューナッツには、疲れをとったり、おなかの調子をととのえたりする働きがあります。また、若返りのビタミンと言われているビタミンEも含まれています。
10月21日(金)
ご飯(こうのとり伝説米) 牛乳 豚肉の生姜炒め 呉汁
今日の汁物は、日本各地で親しまれている「呉汁」です。呉汁の「ご」は、すりつぶした大豆のことをいいます。豆腐や肉類が貴重な時代にたんぱく源として、大豆をよく吸水させた後、やわらかく煮てすりつぶし、みそ汁に入れたのが始まりです。今日の呉汁には、大豆の他に、にんじん、大根、ねぎ、豆腐など、いろいろな食材が入っていて、栄養満点の汁物です。
10月22日(金)
しめじご飯 牛乳 いわしのカリカリフライ せんべい汁 りんご
「せんべい汁」は青森県の郷土料理です。せんべい汁は、江戸時代の後期、飢饉や凶作で米を食べることができなかったときに、八戸市とその周辺を含む南部では、麦やそばを栽培しました。麦やそばの粉から、やわらかい「麦せんべい」や「そばせんべい」ができ、明治時代になって、かたく焼いた「南部せんべい」が誕生しました。南部せんべいはそのままでも主食や間食として食べられますが、汁物にちぎって入れる食べ方もしました。これが「せんべい汁」のはじまりです。