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鴻巣東小の給食

7月5日から9日までの給食

 

7月5日(月)

じゅうしい 牛乳 きびなごごまフライ なすのみそしる 冷凍パイン

 今日のごはんは、沖縄県の郷土料理「じゅうしい」です。沖縄では、お祝いや法事などの行事に欠かせない料理だそうです。「ジューシー」は「雑炊」を意味する沖縄の方言ですが、炊き込みご飯も雑炊も全ての混ぜご飯のことを「ジューシー」と呼んでいます。沖縄は、中国や台湾に近いため、豚を丸ごと無駄なく使う沖縄独特の豚料理がたくさんあります。また、江戸時代のころからサトウキビの栽培が盛んで、砂糖の生産が島の産業であったことから、北海道とは昆布を、鹿児島とは鰹節を黒砂糖と交換していたそうです。このことから、豚肉や昆布、鰹節は沖縄料理には欠かせない食材となっています。「じゅうしい」にも豚肉、昆布が入っています。

 

7月6日(火)

ごはん 牛乳 いかのにんにくしょうゆやき ゴーヤーチャンプルー もずくスープ

 ゴーヤは、沖縄特有の野菜で「島野菜」のなかまです。島野菜は、昔から食べられていること、郷土料理に多く使われていること、沖縄の気候と風土にあいよくとれることの3つに、あてはまる野菜にのみつけられます。ゴーヤは、独特の苦みがあることから別名「にがうり」と呼ばれます。この独特の苦みには、胃腸を刺激し、食欲が湧く、夏バテ予防によい成分が含まれているそうです。その他に日焼けした肌に必要なビタミンCもなんとレモンの2倍以上含まれているそうです。疲労回復の働きもあり、やみつきになるゴーヤにしかない苦い味が人気となり、夏の健康に欠かせない野菜として全国的に広まりました。

  

7月7日(水)

子どもパン 牛乳 星のコロッケ ボイルキャベツ ズッキーニのトマトスープ

 今日は「七夕」にちなんだ献立です。星の形のコロッケで、夜空を表しています。それから、スープに入っている「ズッキーニ」は、形はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。しかし、生で食べられるところや、皮まで食べられるところはきゅうりによく似ています。生で浅漬けやピクルスにしても良いですし、油と相性が良いので魚介類や肉類と一緒に炒めたりフライにしてもおいしく食べられます。今日はトマトスープにズッキーニが入っています。

 

7月8日(木)

海鮮ピリ辛ラーメン 牛乳 焼きぎょうざ ゆでとうもろこし

 とうもろこしの先端の部分には、たくさんのヒゲがついていますが、これは、めしべの一部で、ヒゲの数と粒の数は同じだと言われています。また、きれいに並んで列を作っている粒ですが、この列は、病気にでもかからない限り、必ず偶数になるそうです。不思議ですね。夏が旬のもぎたてのとうもろこしは甘くてやわらかくてとてもおいしいです。

 

 

  

7月9日(金)

豆腐のそぼろ丼 牛乳 利久汁 小魚アーモンド

 利休汁の利休はゴマを使った料理の名称です。今日の給食の利休汁にも、もちろんごまが入っています。ごまには、白ごま、黒ごま、金ごまなどの種類があります。栄養価は、ビタミンEやゴマリグナン、アントシアンなどの成分が含まれています。これらには、体の細胞の老化を防ぐ、抗酸化作用があり、ガン予防などが期待されています。また、ゴマリグナンには、肝臓の機能を向上させてくれる働きがあり、二日酔いを予防してくれます。

6月28日から7月2日までの給食

 

6月28日(月)

鶏五目ごはん 牛乳 いかのかりん揚げ 雷汁 白桃ゼリー

 「雷汁」は栃木県など北関東の郷土料理です。水気を切った豆腐をくずしながら、油で炒め、だし汁 、ねぎを加えた、具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを油で炒めている時の音が、「バリバリ」とかみなりの音に似ていることから「かみなり汁」と名前がつきました。炒めることによりコクのある汁物になります。ごぼうやこんにゃくが入っていて、食物繊維が豊富で体にとてもよいです。雷汁をしっかり食べて雷に合わないようにしましょう。

 

  

 

6月29日(火)

ごはん 牛乳 チンジャオロース チンゲンサイとあさりのスープ 冷凍みかん

 「チンジャオロース」は、日本で好まれて食べられている中華料理のひとつです。中国語で「チンジャオ」はピーマン、「ロースー」は細切り肉のことをいいます。つまりチンジャオロースは、ピーマンと肉の細切りを炒めた料理ということになります。ピーマンには、カロテンやビタミンCがたくさんあります。ピーマンに含まれているビタミンCの量は、ピーマンの色で違いがあり、緑色がこいほど、ビタミンCがたくさんあるそうです。今日のチンジャオロースには、たくさんビタミンCが含まれています 。

 

 

6月30日(水)

ナン 牛乳 カレーミート グリーンサラダ

 ナンは、インドやヒマラヤ地方など中央アジア一帯で主食として食べられています。普段みなさんが食べているパンは、小麦粉にイースト菌を入れて発酵させて作りますが、ナンは発酵させていないパンです。小麦粉にヨーグルトと牛乳を加え、よく練って作った生地をひょうたんの形にのばし、タンドールという土釜の内側にはりつけ、高温で焼きます。もちもちした食感とふんわりと焼いた表面のでこぼこしたところに焦げがあるのが特徴です。

 

 

7月1日(木)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 あじフライ 大豆の磯煮 相性汁

 あじは、世界中で食べられている魚です。一年中水揚げされますが、春から夏にかけて、最もおいしい旬の時期を迎えます。脂がのっていて、うまみが多い魚なので、味が良いから「あじ」という名前が付けられたとも言われています。栄養は、体をつくるもとになるたんぱく質が多く含まれています。また、頭の回転をよくする働きがあると言われているDHAや、血液をさらさらにする働きがあると言われているEPAも豊富です。

 

 

7月2日(金)

さきたまロール 牛乳 トマトスパゲティ チキンナゲット イタリアンサラダ

 トマトは、夏の代表的な野菜の一つです。トマトには、とりすぎた水分を体の外に出してくれるカリウムが多く含まれています。また、トマトの赤い色は「リコピン」という色素です。リコピンは、抗酸化作用という老化を遅らせる成分です。さらに、ビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしてくれたり、病気を防いでくれたりします。ヨーロッパでは、「トマトが赤くなると、医者が青くなる」と言われているように、トマトを食べると病気にかかりにくくなって、医者に行く必要がなくなり、医者が困って青くなるという話もあります。

 

6月21日から25日までの給食

 

6月21日(月)

ツイストパン 牛乳 鶏肉のマスタード煮 粉ふき芋 コンソメスープ

 「マスタード」を日本語に訳すと、「からし」ですが、「マスタード」と「からし」は、実は少し違 います。その違いの一つ目は、原材料です。「からし」は「和がらし」とも呼ばれる「オリエンタルマスタード」から、「マスタード」は、主に「イエローマスタード」から作られます。また、からしは、「オリエンタルマスタード」をすりつぶしたものを水で溶いて作りますが、マスタードは、「イエローマスタード」に、酢 や砂糖 、ワインなどを加えて作ります。味は、からしに比 べ、マスタードの方 が辛みがマイルドです。今日 は、マイルドな辛みをもつ「マスタード」を、洋風の鶏肉の煮物に加えました。生クリームを加えてさらにマイルドに、クリーミーにしています。

 

6月22日(火)

ナシゴレン 牛乳 目玉焼き フォーのスープ

 ナシゴレンは、インドネシアでよく食べられている、チャーハンのような料理で、インドネシア語で、「ナシ」は、「ごはん」、「ゴレン」は、「油 で炒める」や「油で揚げる」という意味です。唐辛子やケチャップマニスという甘辛い調味料を使って、辛く仕上げることが多いですが、目玉焼きを添 えて食べることが多く、これが辛さをマイルドにしてくれます。また、スープの「フォー」とは、ベトナム料理で使われる米粉で作られた麺のことです。平たい形が特徴です。蒸し暑くなってくるこの時期 に、蒸し暑い気候の東南アジアの料理を、味わっていただきましょう。

  

 

6月23日(水)

ごはん 牛乳 いわしの梅煮 切り昆布の煮物 肉 だんご汁

 いわしは、海から水揚げするとすぐに死んでしまうことから、「よわし」といわれ、それが「いわし」という名前の由来になったという説があります。漢字でも「魚へん」に「弱い」と書きます。栄養は、主に体をつくるもとになる「たんぱく質」のほか、頭がよくなると言われているDHAや、血液をさらさらにしてくれるというEPAが多く含まれています。今日のいわしの梅煮は、骨まで柔らかく煮てあり、骨ごとたべることができるので、カルシウムもたっぷりです 。 

 

 

6月24日(木)

豚キムチうどん 牛乳 小松菜の炒め物 さくらんぼ

 豚キムチうどんは、初めて給食に登場するメニューです。名前の通り、豚肉と白菜のキムチが入ったうどんで、かつお節からとっただしに、しょうゆで味付けをします。そこに、ピリッと辛いキムチがよいアクセントになっています。
 また、「さくらんぼ」は、今が旬の果物です。さくらんぼは、桜の木になる実ですが、一般的に花を楽しむソメイヨシノとは違う品種の桜の実です。ここで問題です。さくらんぼの生産量が多いのはどこの県でしょうか。正解は、山形県です。 

 

6月25日(金)

食パン いちごジャム 牛乳 ポークビーンズ ブロッコリーサラダ

 「体がだるいな」、「頭がぼーっとするな」と感じたことはありませんか。そんな疲れをとるのにぴったりな栄養があります。それは、ビタミンB1です。ビタミンB1には、ごはんやパンに含まれている炭水化物をエネルギーに変える働きがあります。ビタミンB1が不足するとエネルギーがうまく作 れず、疲れやすくなったり、またイライラしたり、記憶力が低下したりします。ビタミンB1は豚肉 や大豆にたくさん含まれています。また、玉ねぎに含まれている「アリシン」はビタミンB1の働きを高めてくれるので、いっしょに食べると効果的です。

 

 

6月14日から18日までの給食

 

6月14日(月)

黒 パン 牛乳 照り焼きチキン いんげんとコーンのソテー クラムチャウダー

 クラムチャウダーは、アメリカで誕生した料理 です。日本のクラムチャウダーは「あさり」を使 いますが、本場のアメリカでは「ボンビノス貝 」というあさりよりも大きな二枚貝を使います。クラムチャウダーというと牛乳をベースとしたクリームスープというのが日本での定番です。アメリカでは、東海岸のニューイングランド風は、日本と同 じ白いクリームスープですが、ニューヨークのマンハッタン風は、ミネストローネと同じ赤いトマトスープだそうです。2種類のスープに共通していることは、たくさん野菜を使うこととボンビノス貝を使うことです。今日の給食でもたくさんの野菜とあさりを使っています。

  

6月15日(火)

ごはん 牛乳 カレイの竜田揚げ 肉 じゃが すまし汁

 「肉 じゃが」はおふくろの味として定番の料理 です。肉 、じゃがいも、にんじんなどを砂糖、しょうゆなどで甘辛く煮つけたものです。地域によって使用する肉は牛肉 、豚肉、鶏肉とさまざまです。この料理の発祥には、イギリスに留学していた東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューを気 に入り、帰りの船で作らせようとしたところ、シェフが東郷の話から想像して作ったものという説があります。カレーライスと材料が同じなので補給するにも都合がよく、軍隊の食事として広まったようです。給食の肉じゃがが一段とおいしく感じられるのはたっぷり作ってじっくり味を煮含ませ、調理員さんたちの愛情たっぷりだからだと思います。

 

6月16日(水)

タコライス 牛乳 ファイバースープ

 タコライスは、メキシコ料理の「タコス」をご飯と一緒に食べる沖縄料理です。「タコス」は、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるとうもろこしを原料とした皮にくるんだり、挟んだりして食べる伝統的なメキシコ料理です。1984年に沖縄で誕生し、学校給食にも登場し、その後、全国的 にタコライスが広がり、ファーストフードの店やそのほか牛丼のチェーン店でも提供するようになりました。給食では豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、赤 パプリカ、大豆、チーズ、みそ、しょうゆ、ケチャップ、豆板醤などをいれて作ったものをご飯の上 にかけます。

 

6月17日(木)

わかめラーメン 牛乳 ゼリーフライ 冷凍みかん

 ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げた食べもので、鴻巣市 の隣の行田市のB級グルメです。味付けは、ソースがベースで作られた特製つけだれです。衣のついていないコロッケといった感じで、ルーツは中国東北地方にあった野菜まんじゅうをもとにアレンジしたといわれています。その名前が、なぜ「ゼリー」になったのか定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」に、そして「ゼリーフライ」に変わったと伝えられています。今日は、調理員さんがひとつひとつ丁寧に作った手作りゼリーフライです。

 

 

6月18日(金)

枝豆じゃこごはん 牛乳 厚焼き卵 鋳物汁 メロン

 鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた料理です。鋳物 とは、ドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの「鋳物工場 」があります。豆腐を油で炒 めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。

6月7日(月)から11日(金)までの給食

6月7日(月)

子どもパンスライス 牛乳 ハンバーグのケチャップソースかけ ボイルキャベツ コーンクリームスープ

 昔 、ドイツの人が堅い肉をおいしく食べるために包丁で細かく刻んで焼いて食 べたのが、ハンバーグの始まりだといわれています。今、世界中の食卓ですっかり一般的なおかずになってしまいました。ハンバーグは、味付けや料理の仕方などで自由自在にアレンジできます。今日の給食では、にんじんとマッシュルームを炒め、ケチャップ、ソース、赤ワイン、砂糖を加えて煮込んだケチャップソースを焼いたハンバーグにかけました。ハンバーグの付 け合わせには、キャベツの千切りをゆでたボイルキャベツを出しました。今日は、パンの間にハンバーグとキャベツを挟んで食べます。健康なからだをつくるには、肉を食べたら、同じくらいの量の野菜を食べることが大切なので、キャベツも残さず食べるといいですね。

 

6月8日(火)

中華丼 牛乳 春雨スープ アーモンド

 中華丼は、ごはんの上にあんかけの肉や魚介類 の入った野菜炒めをのせた中華風のどんぶりです。東京の料理店で昭和の初め頃 、客からごはんに八宝菜をのせてほしいと頼まれて作ったのがきっかけです。今日の給食の中華丼は、豚肉 、イカ、にんじん、たけのこ、たまねぎ、キャベツ、かまぼこ、うずらの卵 が入っていて、しょうゆ、オイスターソースなどで味付けし、とろみをつけたものをごはんの上にかけて配膳します。海、山、畑の幸と使っている食品も多く、栄養のバランスもよく、ボリュームたっぷりでスタミナのつく主食です。

 

 

 

6月9日(水)

豚肉とごぼうの炊き込みごはん 牛乳 ししゃもフライ キャベツの味噌汁

 ししゃもは,漢字で書くと,「柳の葉の魚」と書 きます。これは、柳の葉のように細長い形をしていることからついたものです。ししゃもは、いりこなどの小魚と同じように、頭からしっぽまで丸ごと食 べることができます。ししゃもは、記憶力を高めてくれるDHAやEPA、骨を丈夫にしてくれるカルシウムやマグネシウムなど身体に良い働きをしてくれる栄養がたっぷり含まれています。

 

 

6月10日(木)

ライスボールパン 牛乳 焼きそば たこナゲット
わかめスープ

 ライスボールパンは、米粉と小麦粉をあわせて作 ったパンです。米粉は、埼玉県産の「彩のかがやき」、小麦粉は一部に埼玉県産の「さとのそら」という種類を使っています。米粉が入ることで、独特 のモチモチ感のあるパンになります。パンの上にのっている粒々は「ざらめ」です。ざらめは、砂糖と同じく「さとうきび」から作られます。ざらめは、さとうきびから絞った汁を煮詰める時間を長くして、砂糖よりも粒が大きくなるように作られます。ざらめは、粒が大きいので食感を楽しむことができます。

 

6月11日(金)

カレーライス 牛乳 フルーツポンチ

 カレーの始まりは「インド」です。ターメリックやとうがらし、カルダモン、クミン、シナモン、コリアンダーなど、数十種類以上の辛味や味・香り、色など、それぞれに特徴があるスパイスを調合して作ります。日本にカレーが伝わってきたのは、外国文化が伝わってた明治時代で、カレーライスは今では国民食と言 われるようになりました。今ではインドに次いで、カレー粉消費量世界2位になりました。

5月31日(月)から6月4日(金)までの給食

5月31日(月)

キャロットピラフのホワイトソースかけ 牛乳 豆サラダ 青のり小魚

 豆サラダに入っているのは、「発芽大豆」です。発芽大豆は、一般の大豆製品よりも栄養価が高いと言われています。栄養価が高い理由は、発芽効果です。そもそも発芽とは芽を出すことで、発芽するためには栄養素を分解して吸収しやすい形にする必要があります。つまり芽が出たばかりの新芽の方が、豊富な栄養素を含んでいるわけです。発芽大豆の栄養は、良質なたんぱく質が多く、肉や魚よりも脂肪が少なくてヘルシーです。また、カルシウム、食物繊維も豊富で、骨を強くしたり、おなかの掃除をしてくれたりします。

 

 

6月1日(火)

はちみつパン 牛乳 ホキのピザ焼 き ジャーマンポテト ウィンナーとレンズ豆 のスープ

 「ジャーマン」は「ドイツ風の」という意味 で、じゃがいもや玉ねぎ、ベーコンがドイツでよく食べられていることから、この名前がついたようです。しかし、ドイツには、ジャーマンポテトという名前の料理はなく、「じゃがいもとベーコン」という意味の「シュペックカルトッフェル」という名前で呼ばれているそうです。じゃがいもには、ビタミンCが多く含まれていて、免疫力を高めたり、肌荒れの防止に効果があります。

 

 

 

6月2日(水) 

ごはん 牛乳 マーボー豆腐 えびしゅうまい もやしのナムル

 韓国料理といえば、キムチ、焼き肉 、ビビンバ、チゲなどが有名 です。今日の給食に出ている「ナムル」も韓国料理のひとつです。ナムルは日本語で野菜 という意味があり、その名の通り、野菜をゆでて、調味料とごま油で和えたものです。日本ではビビンバの具として使われることで有名ですが、韓国では食事のおかずとして欠かせないものであり、常備菜として、冷蔵庫に数種類保存されているそうです。今日の給食では、もやし、にんじん、きゅうりを使 いました。ドレッシングと和えました。

6月3日(木)

五目 うどん 牛乳 鶏 つくね メロン

 メロンの語源 はギリシャ語で「メーロペポーン」、「リンゴのような瓜 」が語源だそうです。小さいうちのメロンにはまだあみ目はありません。内側の果実の成長に、固 くなった外側の皮が成長に耐 えられず、ひびが入り、これがあみ目模様になります。きれいなあみ目のものほど価値も上がるそうです。昔は高級な果物で、一般の庶民はなかなか食べることができませんでした。今が旬のおいしいメロンを味 わっていただきましょう。

 

 

 

 6月4日(金)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 まるごとあじフライ かみかみきんぴら 呉汁

 6月4日~10日は、歯と口の健康週間です。どんなに好きな食 べ物でも、歯が痛かったり、悪 くては、おいしく感 じませんね。歯は、一生 の友 だちです。丈夫な歯をつくるためにも、牛乳、小魚、海藻、野菜などを好き嫌いなく、よくかんで食べることが大切です。よくかんで食べることは、味がよくわかり、歯や口の中の病気を予防し、お腹の働きも整えてくれます。今日の給食は、かみ応えのあるごぼうとスルメイカなどを炒めて作ったかみかみきんぴらです。

5月24日(月)から28日(金)までの給食

 5月24日(月)

カレーライス 牛乳 フルーツポンチ チーズ

 チーズの誕生は、古代アラビアの民話で伝えられています。「砂漠の旅人が羊の胃袋で作った水筒に乳を入れ、ラクダに背にくくりつけて旅に出ました。1日の旅を終えて乳を飲もうとしたところ、水っぽい液体と白い固まりになっていました。」という話があります。このような偶然の出来事がチーズの誕生とされています。チーズは牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。同じ量のチーズと牛乳を比べた場合、チーズのカルシウムは牛乳の約6倍、たんぱく質は約7倍もあります。チーズは少しの量でたくさんの栄養を取ることができます。

 

 

5月25日(火)

しょうゆラーメン 牛乳 キャラメルポテト ミニトマト

 ミニトマトの原産地はトマトと同じ南米・アンデス地方です。はじめは飛行機の機内食用に栽培されていたようです。その後、1980年代になると、その見た目のかわいらしさから人気を集め、一般よりも普及するようになりました。ミニトマトは小さいですが、トマトよりも栄養がぎゅっとつまっています。ミニトマトの赤い色は、「リコピン」という色素です。リコピンには抗酸化作用という老化を遅らせる作用があります。さらにビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしれくれたり、病気を防いでくれたりします。


 

5月26日(水)

大山おこわ 牛乳 あじの南蛮漬け ちゃんこ汁 冷凍みかん

 「大山おこわ」とは鳥取県大山町の郷土料理です。大山山麓でとれる四季折々の山菜など食材を使用したしょうゆ味のおこわです。昔、戦場へ行く兵が勝利を祈願して山鳥や山菜をいれたごはんを炊き出したのが始まりです。今日の大山おこわには、うるち米ともち米を使い、具には、山菜、鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけを使用しています。

 

 

 

 

5月27日(木)

ひき肉ともやしのあんかけ丼 牛乳 チンゲン菜のスープ ハニーピーナッツ

 もやしは、豆類を発芽させた食べ物をさします。もととなる豆は、5㎜ほどの緑色の豆である「緑豆」が一般的で、そのほかにブラックマッペや大豆などがあります。もやしはあまり栄養がないと思われがちですが、実はさまざまな栄養が含まれています。特に多いのは、風邪の予防効果があるビタミンCやお腹の掃除をしてくれる食物繊維です。

 

 

 

 

5月28日(金)

ツイストパン 牛乳 スパゲッティボンゴレ チキンナゲット こんにゃく入り海藻サラダ

 ボンゴレは、イタリア語であさりやハマグリなどの二枚貝のことです。イタリア料理屋さんに行くと、「ボンゴレ・ロッソ」や「ボンゴレ・ビアンコ」というメニューを目にすることがありますが

「ロッソ」はイタリア語で色の「赤」、「ビアンコ」は「白」のことです。このことから、「ボンゴレ・ロッソ」は、二枚貝とトマトが入っている赤いパスタ、「ボンゴレ・ビアンコ」は、二枚貝と白ワインや生クリームなどが入っていて、トマトが入っていない白いパスタのことです。

4月17日(月)から21日(金)までの給食

 5月17日(月)

深川飯 牛乳 だし巻たまご 豚汁 河内晩柑

 「深川」とは、東京の地名の一つです。深川は昔は今より海の近くにあり、「あさり」がたくさんとれました。みそ汁に入れたり、つくだ煮にしたりしていましたが、そのうちごはんと一緒に料理して食べるようになりました。それが深川めしの始まりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝です。春になると実が大きくなり、おいしくなります。この時期、潮干狩りでたくさんとることができます。

  

 

 

 

5月18日(火)

山菜うどん 牛乳 肉野菜炒め 抹茶蒸しパン

 立春から数えて88日目の日を八十八夜と言います。今年は5月1日です。このころが新茶を摘む季節になります。このころ摘んだお茶は上等なものとされ、またこの日にお茶を飲むと長生きをすると言われています。今日の蒸しパンは、この新茶を粉にした抹茶を使いました。

 

 

 

 

5月19日(水)

ごはん 牛乳 カレイのレモン風味 五目煮豆 じゃがいものみそ汁

 「カレイ」は、骨まで食べられるように調理してあるので、骨や歯を丈夫にするカルシウムをたくさんとることができます。また、煮豆には、畑の肉と言われるほど良質なたんぱく質の豊富な大豆が使われています。今日の給食は昔から日本で食べられている食材の組み合わせで、健康な食事であるとして注目されている和食に欠かせない「まごわやさしい」の頭文字を含む7つの内の5つが使われています。「ま」は豆で五目煮豆の大豆やみそ汁のみそ、「わ」はみそ汁のわかめ、「や」は野菜で五目煮豆やみそ汁の野菜、「い」はいもでみそ汁のじゃがいもです。これらの組み合わせは、噛みごたえがあり、いろいろな栄養をバランスよくとることができます。

 

5月20日(木)

ごはん 牛乳 厚揚げ入り回鍋肉 わかめスープ

 回鍋肉は、中国の四川料理の一つです。本場中国の回鍋肉は、皮つきの豚肉をかたまりのままをゆでるか蒸して一度調理したものを鍋から取り出し、その肉を薄切りにして再び鍋に戻し、葉ニンニクやニンニクの芽を一緒に炒め合わせて作ります。鍋から肉が出たり、入ったりするところから「回る鍋の肉」と書いて、「回鍋肉」(ほいこうろう)と呼ばれるようになりました。日本では、ニンニクが食べやすいキャベツに代わり、肉も最初から炒めやすい薄切りの豚肉になり、つくりやすく、食べやすくアレンジされた「豚肉とキャベツのみそ炒め」のことを「回鍋肉」と呼ばれるようになりました。

5月21日(金)

はちみつパン 牛乳 オムレツのケチャップソースかけ アスパラサラダ オニオンスープ

 アスパラガスは、南ヨーロッパが原産で日本には江戸時代にオランダ船から観賞用として伝わってきました。食用として栽培されるようになったのは、明治時代になってからのことです。アスパラガスには、滋養強壮や疲労回復に効果があるアスパラギン酸が含まれています。また、穂先の部分には、血管を丈夫にする働きがあるルチンが含まれています。ほかにも、赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため、貧血効果があります。アスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。この中でも最もおいしい時期は春から初夏にかけての今の時期です。

 

5月10日(月)から14日(金)まで

 

5月10日(月)

黒パン 牛乳 鶏肉のパプリカージュ 粉ふきいも コンソメスープ りんごゼリー

 パブリカはなす科の植物で、辛くない唐辛子の一種です。みなさんが赤ピーマン、黄ピーマンと言っている大きくてカラフルで肉厚なピーマンが実はパブリカです。栄養的には緑のピーマンとほぼ同じですが、パブリカには苦みがなく、甘みがあるのが特徴です。ぞの完熟した赤パプリカの実を乾燥させ種を取り出し、粉にしたものがパプリカパウダーで、今日のパブリカージュに使っています。ハンガリー料理では煮物やスープによく使われます。

  

5月11日(火)

ごはん 牛乳 かつおフライ 茎わかめの金平 キャベツのみそ汁

 かつおは、春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると北から南へ下る、季節によって味が違い、旬は一年に春と秋の2回あります。4月から6月ごろにとれるかつおは、「初がつお」「上りかつお」と言われ、秋にとれるかつおと比べると脂が少ないので、さっぱりした味わいです。かつおは赤身の魚で、白身魚に比べるてたんぱく質や鉄、ビタミンAなどが豊富です。一般的には「お刺身」やいぶした「たたき料理」が有名です。

 

 

 

5月12日(水)

ターメリックライス 牛乳 ドライカレー アセロラポンチ

 アセロラの世界最大の生産国は、ブラジルです。日本では沖縄県本部町を中心に沖縄県や鹿児島県で多く栽培されています。アセロラは、リンゴのようなにおいのする真っ赤なサクランボに似た甘酸っぱい果実で、5月から8月にかけて収穫されます。アセロラの収穫が始まることから、5月12日をが始まることから、「アセロラの日」と制定されました。今日は真っ赤なアセロラゼリーの入ったアセロラポンチを出しました。

 

 

5月13日(木)

チャンポンめん 牛乳 肉団子の甘酢あん スナップえんどう

 春になるとマメ科の野菜が多く出回ります。スナップえんどうもその一つです。「えんどう」には、完熟した豆を食べる「えんどうまめ」や、未熟なさやを食べる「さやえんどう」、さやごと食べる「スナップえんどう」があります。スナップえんどうは、肉厚でひとつひとつ食べごたえがあり、絹さやのパリっとした食感とグリーンピースの甘味の両方を味わえる野菜です。春先から初夏にかけて旬を迎えます。疲れをとったり、お腹の調子を整えたりする働きがあります。

 

5月14日(金)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 さわらのしおこうじ焼き 土佐煮 相性汁

 土佐の特産であるかつお節を野菜などと一緒に煮た料理のことを土佐煮と言います。土佐というのは、四国にある高知県の昔の呼び方で、そのあたりでは、かつおが有名です。今日の給食では、鶏肉、こんにゃく、たけのこ、にんじん、さやいんげんをしょうゆや砂糖、お酒、かつお節と一緒に煮ました。

 

 

 

5月6日、7日の給食

5月6日(水)

キムタクごはん 牛乳 かに玉 ワンタンスープ 冷凍パイン

 キムタクごはんとは、材料のキムチとたくあんからついた名前です。もともとは漬物が盛んな長野県の給食で、子どもたちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じ発酵食品と呼ばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。

 

 

 

 

 

5月7日(金)

ごはん 牛乳 サバカレー醤油焼き にらともやしのおひたし 新じゃがの炒め煮

 新じゃがは冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫したもので、皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。新じゃがの皮は、手で向けるくらい薄く、皮もおいしく食べられるのが特徴です。じゃがいもは、1年中給食の献立に使われていますが、今日は特に新じゃがを味わうための献立です。