2022年3月の記事一覧
2月28日(月)から3月4日(金)までの給食
2月28日(月)
挽肉ともやしのあんかけ丼 牛乳 チンゲン菜と浅蜊のスープ ハニーピーナッツ
チンゲンサイは、だいこんと同じアブラナ科の植物です。中国から伝わった野菜で、日本では30年ほど前から本格的に栽培されるようになりました。チンゲンサイの「チンゲン」は「茎が緑色」、サイは「野菜」という意味です。シャキシャキした歯ごたえがあり、色もきれいでくせがなく、炒め物、煮物、汁物などいろいろな料理に使われます。カロテンやビタミンC、ビタミンEが多いので、風邪などの病気になるのを防いだり、かかったときに早く治るように働いてくれます。今日のスープには、たくさんのチンゲン菜が入っています。
3月1日(火)
五目うどん 牛乳 キャラメルポテト
キャラメルは、砂糖、バター、生クリーム、牛乳、水あめなどを煮詰めて作るあめのことです。ポルトガルの「カラメル」が語源で、これが後に英語の「キャラメル(caramel)」になったといわれています。日本へは、16世紀にポルトガル人によって伝えられました。今日の給食のキャラメルポテトは、さつまいもを棒状に切ったものを揚げて、給食室特製のキャラメルと、香りが良いアーモンドをまぶしてあります。揚げてカリッとしたお芋にキャラメルがなじんでいます。
3月2日(水)
ごはん 牛乳 にしんの照り焼き 菜花のおかか和え 鶏肉と大根のうま煮
にしんという魚は、あまりなじみがないかもしれませんが、にしんの卵、数の子は、よく知られています。にしんは、海に住む体長30㎝から35㎝くらいの回遊魚で、日本の近くの海にも生息しています。春に産卵のために戻ってくる代表的なエリアが北海道で、3月下旬から6月下旬ごろです。この時期のにしんは、卵や白子を抱えて、おいしさが増しています。今日は、旬のにしんを照り焼きにしました。
3月3日(木)
ちらし寿司 牛乳 とりのからあげ すまし汁
ストロベリーケーキ
3月3日は、ひな祭りです。もともとは、災いなどを払うために、人形を海や川に流す行事として行われていました。現在では、女の子の健やかな成長を願う行事となりました。「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形に桜や桃の花、ひなあられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しむ節句祭りのひとつです。ひな人形を飾る行事が日本各地で開催されています。鴻巣市では、ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇が全国的にも有名になりました。今日の給食は、ちらし寿司とすまし汁、デザートでひな祭りの献立です。
3月4日(金)
ツイストパン 牛乳 キャベツのペペロンチーノ いかナゲット フラワーサラダ
今日のペペロンチーノには、春に備えてビタミンCを蓄えた春キャベツが入っています。春キャベツは、冬でも暖かい地域で栽培され、3月から5月に収穫します。葉の巻きがゆるく、黄緑色をしています。柔らかい食感でみずみずしくサラダなどにも向いています。キャベツにはビタミンC、カルシウム、食物繊維が多く入っています。今日の給食では、にんにく、とうがらしをオリーブオイルで炒め、ベーコン、玉ねぎ、にんじん、マシュルーム、キャベツを入れてペペロンチーノにしました。