ブログ

鴻巣東小の給食

3月14日(月)から18日(金)までの給食

 

3月14日(月)

スクールメロンパン 牛乳 チーズオンハンバーグ こふきいも ファイバースープ

 給食では週に1回程度パンが登場します。パンは小麦粉やライ麦粉に水、酵母、塩などを混ぜ、発酵させてふくらませて焼いたものです。日本へは1543年種子島に鉄砲とともにポルトガルから伝わったと言われています。日本語で「パン」と呼ばれるようになったのはポルトガル語が由来になっています。給食では黒砂糖が使われているもの、バターがたっぷり使われているもの、また米粉で作られているものなどがあります。形も丸いものやねじってあるものもあります。

 

 

3月15日(火)

コーンみそラーメン 牛乳 春巻き 春雨サラダ

 春雨の発祥の地は中国です。1000年以上前から作られていると言われています。中国では「フェンス―(粉の糸)」と呼ばれ、緑色の豆の緑豆のでんぷんから作られています。日本には鎌倉時代に伝わり、当時は豆からできた麺なので「豆麺」と呼ばれていました。日本で一般的に食べられるようになったのは昭和40年代からで、半透明で細く長くのばされた様子がしとしと降る春の雨の線に似ていることから「春雨」と呼ばれるようになりました。

 

 

 

3月16日(水)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 鯵のすだち醤油焼き 肉じゃが 春のみそ汁 アーモンド

 今日のあじは、すだちの果汁と醤油で漬け込んで焼きました。そこで今日は、「すだち」のお話です。「すだち」はみかんの仲間の徳島県原産の植物で、「ゆず」や「かぼす」と同じように、果肉そのものを生で食べるというよりは、果汁や皮を薬味や風味づけに使う果物です。名前の由来は、みかん類は別名「橘」と呼ばれていて、果汁を酢のように使っていたり、酸っぱい橘ということで「酢橘」といわれ、「すだち」と名付けられました。まもなく6年生は卒業ですね。すだちを食べて小学校を元気に巣立っていってください。また、今日の春のみそ汁には、春が旬のかぶとにらが入っています。 

 

3月17日(木)

キムチチャーハン 牛乳 かに玉 ワンタンスープ デコポン

 「デコポン」は、「清美オレンジ」と「ポンカン」をかけ合わせて作られた果物です。へたの部分に、こぶのような出っ張りがある特徴的な形をしていることと、ポンカンからできた果物であることから、デコポンという名前がつきました。甘みがとても強く、酸味は少ないのが特徴です。旬の時期は、2月~4月頃で、ちょうど今がおいしい時期です。丈夫な皮膚や骨を作るために必要なビタミンCがたくさん含まれています。

 

 

 

3月18日(金)

カレーライス 牛乳 ヒレカツ フルーツポンチ チーズ

 カレーの味の決め手である「カレー粉」についてお話します。カレー粉は、ターメリック、クミン、コリアンダー、カルダモン、チリーペッパーなど、さまざまなスパイスやハーブを混ぜ合わせ、焙煎、熟成を経てできるミックススパイスのことをいいます。スパイスやハーブは、全部が辛いわけではなく、香り、辛味、色、苦味、うま味などいろいろな特徴をもっています。日本で市販されているカレー粉には、20~30種類のスパイスやハーブが使われています。ですから、カレー粉を作っているメーカーによって味や香り、辛味に違いがあります。給食では、カレールウをカレー粉・小麦粉・油・バターをじっくり炒め、手作りをしています。調理員さんの愛情のスパイスが加わることで、同じ材料を使っていますが、学校によって味に違いが出ます。